北海道移住2ヶ月目。~住居、仕事など~

しばらくぶりの投稿です。
北海道の小樽市に引っ越してきて早1ヶ月半ほど。
生活自体にはだいぶ慣れて毎日楽しく暮らしています。

今回の北海道移住にあたり、車も手放し、無職の状態、住む場所はゲストハウスのヘルパーという形で引越してきました。この状態で引越してきたのが4月11日。

現在そこから1ヶ月半ほど。現在の状況をご報告です。

まず最初に住んでいる場所ですが、小樽市のゲストハウス杜の樹さんでお世話になっています。
こちらは私が20代前半の時から年に1回ちょこちょことお邪魔させて頂いていました。
今回2月に2週間滞在した際に、お家や仕事が決まるまでおいでと言って頂き、もし気に入って住むのなら期限なしでもいいよというありがたい条件でヘルパーとして住まわせて頂いています。

ヘルパーとしてのお仕事はゲストさんが来た時のベッドメイクやお掃除、あとはシェアハウスと同じで、みんなで手分けして毎日のお家の中のいろいろをやるといった感じです。
固定された拘束時間もなく、自分のできる時にやらせて頂いているのでストレスなく、泊まりの旅行にも出かけられるし、半日どこかへ遊びに行くということもしょっちゅうです。

シェアハウス暮らしなどで人と暮らすことに抵抗のない私にはとてもありがたい環境です。
もう少し様子を見ながら、自分の仕事なども見つけていければ、四国との二拠点生活というのも可能になってくるんじゃないのかなーと少し考えています。

そして肝心の収入源ですが、これは今のところ0。
まだこの1ヶ月半ほど無職の状態で、収入先はありません。かといって焦っているわけでもなく、働きたくないわけでもありません。ひとつ最初の頃に面接を受けたのですが、なんとなくその時は話が進まず。なので自分の中の働きたい！みたいな感覚が出て来るのを待ってみることにしました。

最初は念願の北海道生活が幸せすぎて、色々なお店に行ってみたり、とりあえず自分に合う何かを外に求めてうろうろしていました。

でもその衝動がおさまると次は気持ちが内側に向くようになってきました。
週休4日生活からさらに無職な生活。罪悪感のような焦りのような気持ちもほんの少しあったのですが、それでも自分の感覚に任せて静かに好きなことだけをして待ってみました。

幸い生活コストはものすごく下がったので、毎日我慢することなく暮らせています。

そして間でJR周遊パスを使い道南エリア5泊の旅にも行ってきました。これも後から詳しく書きたいのですが、ここら辺からまた少し気持ちの変化があったように思います。

仕事もしていないけど、毎日好きなお店に行ってみる、そこからさらに5泊の旅に出てみる。自分の中にあった制限みたいなのがものすごく無くなった感覚がありました。

仕事をしていない時は節約しないといけない、これはしちゃいけないなどのタブーのようなものを作っていたのは結局自分の感覚であって、ここでも自分の中にあったルールのようなものがまたなくなった感じが強くありました。

何も考えずとりあえず行きたいからと計画した今回の八雲旅ですが、思いの外周遊パスを使い交通費が大幅に節約できたり、友人が5日間車を貸してくれたりと嬉しい予想外な状況がたくさんおきてくれました。

そしてこれだけ素直に自分のやりたいことをやってみて八雲から戻ってくると、お仕事したいという感覚がひょこっと出てきました。少し待ってみてよかったです。
いやいや探すのと、働きたいと思って探すのとでは全然引くものが違う気がします。

今回八雲では高校の同級生である馬術部の友人に会いに行ったのですが、新規就農し立派な農家さんになっていました。久しぶりに一次産業の空気感を感じて、長靴と手袋をしてお手伝いを少しだけしてみたのですが、やっぱり楽しいなーと感じることができました。

2年ほど前に楽しかった農業の仕事をアレルギーで急遽退職し、そこからは自分の中の新規開拓に充ててきたのですが、やっぱりこっちがいいなと素直に思うことができました。

アレルギーで触れないものができてしまったので、小樽でもとりあえず飲食で接客したり、配送のお仕事かなと漠然と考えていたのですが、この1ヶ月半の北海道生活の中で手荒れや首周りの荒れがほぼ完治していることに気が付きました。
気持ちにもだいぶ変化が出てきて、アレルギーが出たらどうしようという不安や、物に対しての拒絶のような感覚がなくなってきました。

もちろん慣行栽培は身体が受け付けてくれなさそうなので、有機農業で週3日という自分の体に負担のなさそうな範囲から始めてみようと思います。

まだ思っているだけで仕事は見つかっていないのですが、少し方向が絞られてきて先が見えてきました。またカフェのお仕事も好きなので週2程度で小樽で見つかればいいなーと考えています。

好きなお仕事を好きなだけ。住む場所も好きなエリアに好きな時に。
以前はそんな都合のいい生き方なんて無理だと諦めていましたが、なんとなく今は不可能ではないんじゃないのかなと思っています。

また何か進展すれば書いていきたいと思います。

おわり。