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Words written in 1998. from "黒歴史ポエム"


『転回点』


未来を生きる為に

遠い時間の輪に引かれて
 辿り着く転回点
私が未来を生きるために
 全てを変えなければならない

私は未来を生きるために
 手に入れたはずの生きる術を
捨てなければならない

「凍りついた凝視」
「自我の殺し方」
「パラノイア(妄想症)」

現在までの全ての「過去」
 私は未来を生きるために
自分を否定しなければならない
 私は未来を生きるために
新しい術を覚えなければならない

転回点を自分で発見した時
 私は全てを捨てて
  未来を捨てようとした
だが それは実現しなかった
 私がこれからの未来を生きる事は
  私にとって最も残酷な事だろう

私は未来を生きるために
 「過去」以上の
苦しみを背負わなければならない




過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。