マネージャーに求められるのは「人の管理ではなく、人を活かす事」
こんなモヤモヤをよく相談されます。
人を管理するのは嫌だな。
リーダーシップなんてないし。
スキルや経験が足りない自分ができるのだろうか。
業績や結果を出す自信がない。
今回は、人を管理するのが嫌だな、と思っている人向けに少し視点を変えるためのメッセージを書いてみました。
そもそも、マネージャーって?
改めて、マネージャーの定義を調べてみたらこんなことが書いてありました。
決まってないんかーい・・・と。
内容は言い得てますよね、会社によって全然違うのだと思います。転職などされたことがある方は特に実感があるのではないでしょうか。
なので、今回は決まっていないにも関わらず、共通してモヤモヤするのはなぜなのか?
そもそも、「人を管理するのがマネージャー?」という発想になりがちなのはなぜなのか?そんな視点で考えてみました。
人を管理するのは嫌だな、は甘え?
「馬鹿言ってるんじゃないよ、甘えてるじゃない!必要に決まってるだろ!」とおっしゃる方もいると思いますし、否定はしません。
ただ、「その考え方に固執する必要もなくなってきていないですか?」という感じで僕は考えています。
ざっくりした捉え方にはなりますが、昭和の高度経済成長期の残影響的な考え方かしら?と考えています。
何百人、何千人が集中して、練度高く仕事することでみんなが豊かになりやすい時代においては「人を管理する」ことのメリットがとても大きかったのだと思うのです。
でも、今はそういう時代でもない。何をすれば絶対に物事が良くなる、なんてことは誰も分からない時代に、人を管理することは、むしろ疲弊して辞める人が増えてしまったり、自由な発想が出なくなったりとリスクの方が高いように思います。
なので、管理しないと、、、と思っている人には、「お願いだから管理なんてしないでくれ!」が僕の願いです。
この時代に必要な、マネージャーの適正とは
自分らしく、自由にね!なんて言ってたら統制が取れなかったり、取りっぱぐれが多かったり、いろいろ合理的に着地できなかったはずです。
この時代、マネージャーになる人に求められているのは「関わる人の個性を活かすこと、チームをよくするために共に戦える」ようなことと思います。
・人の個性を尊重することができる
・相手の本音や意志を引き出せる
・はたらきやすい環境を作ることができる
・人と人の化学反応を生み出せる
・目標やゴールを「一緒に」決めていくことができる
・誠実に人と向き合うことができる
などなど、チームが心地よく成果を残すために粘り強く仕事をするような姿勢の方が求められているのではないでしょうか。
「言う事を聞かせる」のではなく「仕事をしたくなる、チャレンジしたくなる、チームが好きになる」そんな環境を作るのがマネージャーの仕事なのかなと思います。
なので、「人を管理する」の嫌だなって思ったり、違和感を感じてる人は、むしろ向いてないるんじゃないかなと思っています。
途中でも書きましたが「人を管理する」という考え方が間違っている、というよりも「そんなこと求められてないかも」という視点にまず切り替えるのが大事だと思います。
こんな、事業や、サービスをやっています。
一応、書いてあるようなことを実現するような考え方で会社を経営しています。一緒にお仕事をしましょう。
twitterもやっています、最近blueに課金しました。
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