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独りごちる

炭酸が抜けたコーラ

コーラって炭酸が抜けると甘すぎて飲めたもんじゃない。自分も同じく炭酸が抜けたら自分を激甘に甘やかしてしまった。

2月後半、頭をかきむしりながらある記事を執筆。はじめましての単語が並び、リサーチに途方もない時間がかかった。さらに「わかりやすい文章」「一文一意」「一文は60文字以内」これらを意識しない論文みたいなトンマナだった。

4,000文字を2記事執筆したところで解放/開放された!と気(炭酸)が抜けた。修正依頼はもちろんきたけど1日で直して提出。頭の変なところを刺激していただいて、なんだか頭がよくなった気がしたよ。でも気が抜けてがんばる気合いや踏ん張る足の力が抜けてしまった。

自分に激甘案件その①

ツイートしなくなった。Twitterアプリをアプデしていないのでタイムラインが更新されない。最初はリストだけチェックしていたが、それもしなくなった。タイムラインというまさに時の流れから外れたという疎外感、もしかしたら重要な情報を逃しているかもしれない!という妙な焦燥感はあった。でもTwitterから離れてみるとなんだかすごく楽ちん。

毎日ツイートしないとダメだと運用者は言う。継続は大事なのも運用が大事なのもわかるが、私はなんだか無理だと感じる。1日1ツイートを続けてはしばらく休む、復活、休むを繰り返している。実のところ今のアカウントは3つ目。Twitterしんどいなって思えば離れる人。タイムライン見て吐き気がするんよ。そんな人いるかな。

論文みたいな記事に脳みそのキャパを使いたかったし、Twitterから離れると楽だなと感じてしまった。SNSをツールに使うのも離れるのも何を発信するかも本人の自由。以前のアカウントは本気でTwitter運用をしようとしたが自分がつぶれたので削除した。

SNSなんて隣の芝生が勝手に見えるからね。見たくないのに目に入ってくる。

自分に激甘案件その②

ウォーキング・デッドのファイナルシーズンを途中まで見た。夫がDVDを5枚レンタルしてくれたから。ちょうど納品が終わってぼーっとしたいと思っていたところの見たかったドラマよ。これは見るしかない。シーズン10を見たのは1年以上前だったのでネットでシーズン10のストーリーを復習した。

それだけではない。アマプラでいろいろ映画を見た。図書館で借りた本を読んだ。これは現実逃避か。ライターとして仕事を続けていくためには、もっとがっつり営業したり勉強したりしないと、売上も気合もストンと落ちる。わかっちゃいるけど易きに流れていた。でもさ、時間を気にせずソファーに座って誰にもじゃまされずドラマを見るなんて、なんて楽しいんだ!

「志のある三流は四流」

自分に激甘案件その③

アマプラで日本のテレビドラマを見た。2017年のドラマ『カルテット』。当時ハマって毎週楽しみにしていた。このドラマは今見ても本当におもしろい。

セリフをいくつか書き留めた。

「私たち好きなことで生きていける人にはなれなかったんです
仕事にできなかった人は決めなきゃいけないと思うんです
趣味にするのか それともまだ夢にするのか」

「元々信じられないことだったじゃないですか
私たち奏者として全然なのに
プロ名乗る資格ないのに
普通の人ができるようなこともできないのに
あんなにほめられて
大きいホールで演奏できるって聞いて
うそでしょって思ってたじゃないですか

それってやっぱりそのとおりだったんですよ
これが私たちの実力なんだと思います
現実なんだと思います

そしたらやってやりましょうよ
しっかり三流の自覚持って
社会人失格の自覚持って
せいいっぱい全力出して演奏しているふりをしましょう
プロの仕事をカルテットドーナツホールとしての夢を見せつけてやりましょう」

「趣味にできた人は幸せだけど夢にした人は泥沼で
ちょうどね そのときがきたんだと思います 
夢が終わるタイミング 
音楽を趣味にするタイミングが向こうからきたんです」

「20年以上弦やってて結局好きになれなかったんですよね
でもそういう自分もちがうかなって」

「自分の気持ちが音になって飛んでいけ~って」
「音に飛べ!飛べ!」
「届け~!って」

私はピアノを10年くらい習っていた。ピアノが好きかと言われたらわからない。自分の意志で始めなかったからだと思う。いやいや習いに行ってたしな。だから音楽を仕事にしようとは考えたことがなかった。気持ちを込めて弾くとかまじでわからなかったな。

好きなことを仕事にできれば幸せかもしれないけど、逆につらくなるかもしれない。好きなことが嫌いになるとイヤじゃない?好きなことを仕事にする義務もないし、趣味でちょうどいい人だっている。好き嫌いは往々にして適当な感情なのかもしれない。感覚だからね、好き嫌いに理由はねえよ。

私は書くことが好きかと聞かれたら、正直わからない。好きだから仕事にしたいという感覚がいまいちわからない。今できることを続けているだけ。自分にとってちょうどいいポイントを模索中。がっつり稼げれば幸せが増えるけど、自分にとって必要か?を考える。もちろん仕事はプロ意識をもって取り組み中途半端にはしないよ。

今のダラダラした時間がもったいないと感じるのか、まあいいやと思えば自分甘やかし案件となるのか、将来の自分が怒るのか。まあどうあがいても「時すでにお寿司」。

有末ちゃんが言っていた「努力は大抵報われない」もお腹のなかに沈んだ。それに真紀さんの「声が小さい」案件は、トップ3くらい印象に残っている。私は声が小さいと自覚している。声が小さいと指摘されたことは何度もある。どのくらいのボリュームでしゃべっていいいかわからないときない?

ここまで読んでくれたあなた、カルテット見たくなったでしょ?

最高気温17℃

3月の寒さが心地よい。朝起きて「さむっ!」と震えながらエアコンをつけることがなくなる。朝6時半、洗濯ものを干すとき、ちょっと寒いけど深呼吸したくなるちょうどいい寒さ。昼12時、ダウンジャケットを着て外を歩けば、ぬくいなあと感じて、日陰に入るとひやっとするなあと感じるちょうどよさ。なんだか春と秋は一瞬で過ぎ去ってしまうから、ちょっと寒いなくらいの気候がちょうどいい。

高校生のころ「ロマンチストやね」と言われたことがある。正直戸惑ってしまった。星がきれいだったとか、夕焼けがきれいだったと話したからだけど。ロマンチストと言われるとなんだか恥ずかしい。暗くなっていく安心感ってない?暗くなっていく夕焼け空のグラデーションを眺めているとなんだか落ち着く。3月くらいの寒さなら夕焼け空を楽しむのにちょうどいい気がする。11月とかでもいいけど突き刺す寒さがおそってきそう。ちょっと暑いよりちょっと寒いくらいでちょうどいい。

自分のペースで大丈夫です

自転車を5分こいだだけで息切れと貧血を起こした。10分ほど植え込みのブロックに座り、目のチカチカと呼吸が落ち着くのを待った。衝撃よ。以前は30分くらいかけて自転車通勤していたのに。とんでもなく体力が落ちた、もしくは貧血が悪化したんだと軽くショックを受けた。

この事件がきっかけで筋トレをし始めた。なかやまきんに君の筋トレ動画をみて筋トレをしている。世界で一番楽な筋トレ、10分で終わる簡単な運動。今のところ10日間継続できている。きんにさんは「自分のペースで大丈夫です」って何度も言ってくれるよ。10日ほど続けるときんにさんと同じペースでできるようになってきてちょっとうれしい。

SNSでマイペースでいいよという軸をもった発信者がすごく増えた気がする。がんばらなくていいとか。でも自分を追い込まないと何も変わらないことも事実よ。追い込むとちゃんと息切れするし、ちゃんと筋肉痛になるからね。筋トレに限らず、筋肉痛を感じるほどの追い込みは時に必要。

何事においても人それぞれちょうどいいところがあると思うよ。どこまでガツガツいくのか、どれくらいアクセルを踏むのか。ちょうどいいポイントはなんとなく自分でわかってくるよね。

宇宙とつながるまえに

久しぶりに以前関わりのあったスピリチュアルヒーラーさんみたいな方のインスタを見た。相変わらず宇宙がどうの、ある神社に呼ばれてとかの内容を投稿していた。書かれていることは理解できなかったが、信じるものがあるって強いなあと思った。宇宙に従えば自分で考えなくていいから楽だもんね。ちがうかな。

宇宙とつながるより、自分(現実)から逃げずに向き合わないと何も解決しない気がする。ものすごい遠くの宇宙より、自分と自分の周りを整えていくべきだと伝えたいが、絶対伝わらない。自分の信じているものが絶対だから、それを否定する人の意見は聞いてくれない。

何を信じるのかは個人の自由だけど、よくわからないものにお金をたくさん使う前によく考えてほしい。現実逃避しているだけではないか?あんなパワーストーンたるものに本当に効果があると思うのか。

私もハマった人間なのでえらそうなことは言えない。

この記事、割と読まれているのでそのうち続編を投稿します。

独りごちる

独りごちるって誤字じゃないよ。独り言を言うという意味。ある方のエッセイで知って、かっこつけて使ってみた。

すんごくつらくてしんどいことは、何十年たっても昨日のことにように覚えているし、簡単に思い出せる。でもなんでもない日常はすぐ忘れてしまう。だからなんでもない毎日やちょっとした感情こそ、書き留めておこうと思った。

ものすごい自分語りの日記を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後は自分のブログで日記を投稿します。

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