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手放すモノはゴミ袋ではなく、別名「ありがとう袋」に入れましょう

こんまり流片づけコンサルタント養成講座修了生です。

こんまり流片づけは、モノにしっかり向きあって、「ときめき」でモノを選んでいく片づけ法です。

先日、こんまり流エグゼクティブコンサルタントのレイチェルさんから片づけのご講義を受けました。


レイチェルさんの講義の中で、とても印象的な言葉がありました。
「私はお客様に、『ゴミ袋ではなくてありがとう袋に入れましょう』と話しています」という言葉でした。

ゴミ袋に入れると、どうしても「捨てる」という罪悪感がありますよね。
モノに対して申し訳ないという気持ちもなります。

でも、ゴミ袋ではなくて、ありがとう袋だと思えば、心から「ありがとう」と言ってお別れできそうな感じがしませんか?

ありがとう袋は、ときめかないモノを手放す時に使う袋です。

ときめかないモノというのは、手に持った時に体の細胞がズン⤵と下がる感じがするモノのことです。

反対に、ときめくモノを持った時は、触った瞬間から体の細胞がキュン⤴と上がる感じがします

ときめかないモノを手放す時のポイントは、4つあります。

①そのモノの役割を考える
② 両手で持って「ありがとうございました」と伝える  
③自分がときめかないモノを家族や友人にあげない
④ありがとう袋に入れる


①そのモノの役割を考える


そのモノが私に何を教えてくれたのか・どういう気持ちにさせてくれたのかを考えてみましょう。
そのモノが役割を十分に果たしてくれたことを心に落とし込みましょう。

例えば、こんなふうに考えられませんか?

【買ってから、一度も使っていないモノ】
買った時に、嬉しさやトキメキを感じさせてくれたモノだったんだなぁ。

【プレゼントでもらったけど、使っていないモノ】
モノ自体にときめきはないけど、私のために選んでくれたっていう気持が嬉しかったなぁ。
あの人ともっと仲良くなれるようにしてくれたモノだったんだよねぇ。

【買ったのに一度も着ていない洋服】
やっぱり黒は似合わないねって、教えてくれたんだねぇ。

【最近は着ていない洋服】
前は似合っていたけど、今はもっと似合う服があるよと教えてくれているのかなぁ。

「ときめかないけど、捨てられない」モノに対しては、一つひとつ、その本当の役割を考えてあげること。すると、意外なほど多くのモノが、すでにお役目を終えていることに気づくはずです。
近藤麻理恵 「人生がときめく片づけの魔法」河出書房新社


②両手で持って「ありがとうございました」と伝える


モノを両手で優しく持ってお礼を言います。
思いがこみ上がってきたら、ハグしてもいいです。
お役目を十分に果たしてくれたことに感謝しましょう。

③自分がときめかないモノを家族や友人にあげない


自分はときめかなくてもまだまだ使えるモノは手放しにくいものです。
手放す罪悪感を感じますから。
だからといって、その罪悪感を緩和しようとして家族や友人にモノをあげてはいけません。

家族や友人は、そのモノに本当にトキメキを感じるでしょうか?

家族や友人にとって、ときめかないモノが増えるだけではないですか?

④ありがとう袋に入れる


ありがとう袋にそっと入れましょう。

最後に、最近の私についてです。
ゴミステーションにありがとう袋を出す時、「ありがとう」と言うようになってしまいました。
「ありがとう、また、新しい形でウチに来てね」と。
生ごみを出す時には、新鮮な野菜を想像しながら。

もちろん、ありがとう袋を投げ入れるようなことはありません。
優しく、そっと、ありがとう袋を置いてきます。


今日も読んでいただき ありがとうございました。
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