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SDRs 研究所マガジン

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持続可能な開発のルール、Sustainable Development Rules の頭文字を取ってSDRs(エスディーアールズ)について研究する SDRs 研究所のマガジンです。
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#私の仕事

弟子屈町の SDGs アドバイザー(肩乗りおじさん)になりました

昨年度、北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、総合計画に SDGs を取り入れるお手伝いをしていたのですが、コロナの影響で最後の締めくくりのイベントができずに終わってしまい、残念に思っていたところ 弟子屈町さんからお声かけいただき、地域おこし協力隊で SDGs 推進活動支援員の嶋 裕香さん のお手伝いを中心に弟子屈町の SDGs アドバイザーとして活動することになりました! 嬉しい! オンラインでの相談をベースに現地訪問での企画も実施

少し先の未来を観に行くような旅を SDGs 目線で提案

ガイドブックの情報を消費するような観光じゃなく、少し先の未来を観に行くような旅を提案しよう。 そんな冊子づくりに SDGs 目線でまぜていただき、記事も2本担当したのでアーカイブ的にここに貼り付けておきます。 「旅って、帰ってくるためにするんだよね」 1本目は巻頭言的なもの。自分の中で旅と言えばレストラン・モレーナのマスター栗岩さん。 自分がまだ20代だったころ、モレーナで話していて、栗さんがつぶやいた言葉がずっと心に残っていて、その言葉を起点に始めたら、後は筆の赴く

北海道の小学5年生に SDGs の授業を! シーズン2突入

北海道内の小学5年生に SDGs を自分ごととして理解を深めてもらおうと昨年から始まった「北海道フロンティアキッズ育成事業」。2022年度の実施校と協力企業・団体を募集しています……という記事を書いてそれっきりになっていました。 実施校6校と協力企業・団体が決定 その後、実施校6校と協力企業・団体が決まり、フロンティアに向け走り始めました。実施校と協力企業・団体の一覧は↓こちらのページからご確認ください。 講師陣も決まり、昨年に引き続き HIF の池田さんと私との2名体

弟子屈町の総合計画には SDGs 169 ターゲットを地域ターゲットに置き換えた別冊まで付いてくる

 北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当として3回目(事業的には最後)の訪問……の予定だったのですが 新型コロナウイルス感染急拡大の影響を受け、広報していた内容は延期となり、別枠で予定していた内容だけをオンラインで実施となりました。 ↓前回の様子はこちら 弟子屈町 × SDGs × 下川町 = ? 別枠で予定していた内容とは、地域おこし協力隊の方など地域づくりに積極的に関わっている人向けに、私の住む下川町の事例紹介と質疑応答を中心とした少人数

源泉掛け流しの湯のごとく有り余る弟子屈町のポテンシャルを伝える世界の共通言語として SDGs を活用できるはず

北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、2回目の訪問は総合計画審議会委員向け SDGs 研修と弟子屈高校1年生向け SDGs 授業の2本立てでおじゃましました。 前回の様子は↓こちら。 弟子屈町総合計画審議会にはジブンゴト感しかなかった研修に先立って総合計画審議会を拝聴したところ、基本構想の素案に SDGs 17ゴールが出ていて、説明によるとさらに169ターゲットと各施策との関連を精査中とのこと。前回の研修で提案したことが早速反映されて

ついに完結! 北海道フロンティアキッズ育成事業 成果発表会編(北海道SDGs推進人材バンク講師派遣)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当してきた成果を確認する日がきました。 この事業では、子どもたちが「地域未来図」というゴールを目指し ステップ1:学び(SDGs 17のゴール) ステップ2:深め(地域と SDGs との関わり) ステップ3:共有する(道内6校の地域未来図) という3ステップで進めることで、ヒトゴトだった SDGs を地域の未来に関わるジブンゴトとして受け止め、持続可能な社会のフ

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(下川小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の下川小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてありますが、下川小学校の1回目は別な方が担当でした。 下川町では幼児から高校生まで一貫した森林環境教育に15年近く取り組んでいること、SDGs 未来都市であること、地域おこし協力隊の教育コーディネーターがいること、などにより下川小学校の取り組みは独自路線で進んでいました。 前回からこれま

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(石狩八幡小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の石狩八幡小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、まちづくり・海チーム、川チーム、チームフォレストの3チームに別れフィールドワーク。その結果をチームごとに地図に落とし込み、SDGs との関連、アクションについても整理。 学校行事の学習発表会でも発表するとのことで、発表原稿も用意してあり、高い完成度

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(秩父別小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の秩父別小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、学校から徒歩で3回、毎回別ルートで SDGs に当てはまりそうなことをフィールドワークしていました。 児童が自らの気づきを元に SDGs ノートを活用してどの項目に当てはまるか調べ、付箋に記入し、1枚の地図に貼り付けたのがこちら。 児童の発案でゴミ

小学5年生向けの SDGs 授業を担当(1回目)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当しています。 最初の授業では SDGs の概要を伝えることになっていて、17項目もあるからどうしようか頭を悩ませましたが、幸い私の担当校は45分×2コマで90分の持ち時間があったこともあり、歴史的な経緯を踏まえながら17目標間のつながりを意識した構成にできたと思います。 個人的には、今回の準備をしながら閃いた「SDGs ツリー」が気に入ってます。 気候変動を始めと

北海道下川町 SDGs オンラインツアーやってみた

ご縁があって、小林製薬さんのオンライン社内研修「サステナビリティMeetUp! Vol.6」のゲストスピーカーとしてお声かけいただきました。 当初は、普通にスライドを使った講演方式でやるつもりでした。 が いざスライドを作り始めると こんなご時世で出社さえままならならない社員さんたちに 北海道へ視察旅行に行った気分になってもらいたいなぁ…… という気持ちが強くなり、文字ベースのスライド作りが捗りません。 その時、ボードゲームをテーマに Google Earth

【2020年2月26日追記:フォーラムは延期になりました】名古屋の埋立地で生まれ、山が削られて住宅地になるのを見て育った青年が、SDGs先進地の北海道下川町でおっさんになったこと

まずは明後日の予報をご覧ください。 そうだね、凍てつく波動だね。 こんな下川町に暮らす私が故郷に錦を飾る機会をいただきました【2020年2月26日追記:延期になりました】。 そうです。私の出身は名古屋で現住所は下川町錦町です。 というわけで、3月4日(水)13:20-16:30、ぜひ名古屋でお会いしましょう! 凍てついたハン・ソロ状態になってなければ…ですが。

ルールは変えていくもの/連載『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』(10)最終回

名寄新聞での連載第10回です。内容的にも回数的にも時期的にも区切りがいいので今回でひとまず最終回にしました。 この連載では中学生でも理解と応用ができる内容を目指しています。文意が読み取れない所があったら、ぜひ筆者にご連絡ください。 もしサポートいただけましたら今後の励みになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 また、講義やグループワーク・フィールドワークなどを通じてSDGsや持続可能な社会のルールについて理解を深めることも可能ですので、お気軽にお問い合わせください

環境か経済か vs. 環境も経済も/連載『ルールを知れば面白くなる SDGsのトリセツ』(9)

この記事の「--」より下の部分は名寄新聞に寄稿して掲載待ちですが(2019年11月8日時点)、掲載前に読みたい方向けに有料記事として投稿します。名寄新聞掲載後に無料で公開予定です。 →2019年11月28日付名寄新聞に掲載されたので無料記事に変更しました。 名寄新聞での連載第9回です。持続可能な社会の4つルールの元になっている考え方の紹介に一区切りがつき、4つのルールを掘り下げて解説しています。 この連載では中学生でも理解と応用ができる内容を目指しています。文意が読み取れ