渡辺直美さんの容姿の件の報道から　いかに差別や偏見と対峙するべきか考察してみました。

2021年3月20日 13:26

おい！ちょっとまてよ！渡辺直美さんとセントバーナードの画像を記事見出し画像に使うとは！！悪意があるだろ！！

とのご批判を受けるかもしれませんが、私は容姿いじりには大反対です。某youtuberが自身の配信動画の中で渡辺直美さんを引き合いに出し容姿いじりを容認する発言をしたのを受け、その意見に賛同するコメントに対して徹底論破して参りました。その数３０件程。それに対する反応は、今のところ弁解の返信が一件あっただけです。

では、なぜセントバーナードの画像を使ったのか？それは容姿の比喩表現ではなくメンタルの比喩表現をしたかったからです。

渡辺直美さんの

一連の報道を知って私は次のように思いました。

差別は人間の本能的な思考であり行為です。それを自制するのが理性かと思います。

日本では意見や利害が対立する同士でも水に流すという言葉がある様にうまくやっていこうとします。

外国だと意見・利害の対立は相手の命を奪う行為に発展しかねません。

そういった事例は日本では反社会的組織くらいなものです。

容姿いじりを賛成する方の理由は

面白いから

であり、論理的思考ではなく感情的な思考に基づいています。

感情で物事を判断するということは冷静な判断とはいいません。

そして容姿いじりを容認するという主張は

理性よりも本能を優勢するという意味です。

倫理や論理が身に付いていない子供は肥満体型のひとにどうして？身体が大きいの？となんの悪気もなく質問する場合があります。

大人が子供に駄目だよそんなこと聞いちゃ。と諭すのは、肥満体型の人を差別していなければ子供を諭さないという意見の方がいらっしゃいましたが、その大人が差別をしているというよりも論理的に肥満体型について子供に説明できないのがまずいです。

相手が可哀想だからというのは感情論。感情論と感情論がぶつかり合っても正解は導きだせません。
こちらの動画は先天性の事例ですが、後天性であっても病気怪我などのやむおえない理由で容姿が他の人と異なる場合があります。
論理的かつわかりやすく説明されていますね。

肥満体型の人は健康管理ができておらず慢性疾患になる確率が高い。
だからそうならないように健康管理はきちんとしよう。
でも肥満体型の人もそれを解ってるけどそれがうまくいかないから悩んでることが多いの。
悩んでることをきいたりするのはそのひとを傷つけることになるでしょ？
だからそのことは言わないほうがいいね
と子供に説明するのが論理的な思考です。

見た目が平均値と違うから違和感を覚えるというのは本能的な思考です。
そういった本能を可哀想という感情だけでは抑えきれません。

本能的な思考や反応行為は時と場合により許容されますが
それをうまく制御するのが論理的思考です

エンターテイメントは人の本能的欲求を満たすものなので、それもありですが、容姿いじりに関しては同じ言語を共有し、単一民族かつ水に流すという文化が根付いている日本だから許容される行為です。

アメリカでは容姿いじりはおろかダサイの一言でも侮辱とみなされエンターテイメントの世界であっても命の取り合いに発展します。

海外・特に欧米で長期間に渡り、仕事や留学で訪れた場合、平均値と異なる容姿・思考・性格をもつ者に対する違和感、拒否反応といった対応を現地の人達からとられ、

容姿いじりを容認した人は、その考え方がブーメランとなって自らに跳ね返ってきます。

エンターテイメントの趣旨のひとつは虚構を楽しむことですが、それに慣れ親しみすぎると現実社会の虚構に気づかず深刻な社会問題という真実に目を向けることが出来なくなります。

虚構の一例とは日本の財政破綻論

深刻な社会問題は国際金融資本による日本の経済支配です。

渡辺直美さんは人間を動物に例えることに難色を示しているようでしたが

私はかつて高校生だった頃の広末涼子さんと街中で偶然お会いしたときに野生のリスのようだと思いました。

人間離れしている可愛らしさだったのです。

これはメンタル面での例えですが、虎に例えられることは男性にとっては名誉なことです。

豚さんだって野生で生息している個体は体脂肪率13%なんですよ。

動物は人間よりも劣っているという考え方こそ偏見だと思います。

私の大好きなわんこも

何々の手先という言葉の例えで

何々の犬と表現されることを悲しく思います。

これは人間に対してフレンドリーなわんこがご主人の言うことをよく聞くというポジティブな意味より

わんこは人間より下の存在という偏見の意味が強いと思います。

人を忌み嫌われている動物に例えるのは良くないことですが、

動物は人間よりも下の存在ではないことを主張するならば

動物達をマイナスイメージの例えに使うのもやめるべきではないか？

と考えを巡らせています。

それを踏まえた上で渡辺直美さんをわんこに例えると

セントバーナードだと思いました。

くり返しますが体型の例えではありません。メンタルの例えです。

渡辺直美さんの「私はこの体型が好きです。」という発言を聞いて

周りのわんこがワンワンキャンキャン吠えても

全く動じない。セントバーナード的なメンタルの持ち主だと思いました。

しかし、3月20日朝日新聞DEGITAL掲載記事の渡辺直美さんのコメントをみて、

https://www.asahi.com/articles/ASP3M6T1QP3MUCLV00H.html

セントバーナード的なメンタルだと思っていた渡辺直美さんも

周りのわんこに吠えられて

やだなぁーという気持ちだったんだと思うと

いくら社会的認知度や地位が高い人に対してでも決して理不尽な理由で攻撃してはならないという結論に達しました。

世間の論調は容姿いじりは絶対NG!という意見が大多数かと思いますが、前述のとおり人は本能で差別します。かくゆう私も容姿を揶揄する人をワンワンキャンキャン吠えるわんこに例えてしまいました。

容姿を揶揄することに賛同するような
本能的感情的な判断をする方に対して

そんなのかわいそうじゃん！

といった感情論で諭しても効果がありません。

論理的な思考で差別や偏見と戦いましょう。

最後までコメントをご覧下さった動画視聴者様に特典を２つ。

ひとつ目は差別と偏見に対峙するためのヒントとなる映画のご紹介。

【ワンダー君は太陽】

https://movies.yahoo.co.jp/movie/363462/

※あらすじ

先天的に容姿が他人と異なる主人公の少年ヨギー君は家庭の中で母親の教育のもと育てられていましたが、社会的自立を図りたい母親の意向で一般の学校に入学することとなります。学校の生徒達は容姿が自分達と著しく異なるヨギー君に対して当然といえば当然といえる態度を示します。そのような環境の中でもヨギー君のことを理解してくれる友人がひとり、またひとり増えてゆき…裏切り家族の絆自身のコンプレックスとどう向き合うべきか？色々と考えさせられる作品です。流石某映画ランキングサイトで感動する映画第一位に選出されただけのことはあります。

２つ目は私の友人のわんこ田中家三姉妹のLINEスタンプ風画像です。canvaというデザインアプリを使用して作成しました。背景は全て合成です。

あくまでもLINEスタンプ風であって公式スタンプではありませんが大きさは公式スタンプと比較して約4倍。田中家三姉妹の可愛らしさが存分に堪能できます。

画像ダウンロード方法解説動画リンクも貼っておきますので是非おともだちへのメッセージ送信時にご利用下さい。

LINEスタンプ風わんこ画像

　　　　