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🛋ソファの修理が終わった、そして回覧板事件 12/8(木)

この日。
修理に出していたソファが帰ってくる予定だったので、午前10時30分には実家に行く予定にしていた。
実家では、高齢認知症の母が一人暮らしをしているが、この日は午前8時50分から午後5時過ぎまでデイサービスに行っている予定だった。

午前7時59分。

唐突にモンスターエンカウント👾(着信音)が鳴り響く!
うるさいな!
こっちはまだ寝てるんだぞ。

不承不承電話を取ると、母が叫んだ。
「あんたまだ寝とるとね!
たった今来て回覧板をコピーして!」

超どうでもいい。

そもそも回覧板とかコピーしたことないだろ。
なんでいきなりそんなことを言い出したのか
「朝郵便受けを見たら入っとったとよ!
回覧板回さんといかんやろうが!」

「いや、夕方回したら?
帰ってきてからでも良くない?」
「回覧板は急いで回してやらんと、一軒で3日も持っとるところもあってから!
コピーして回そうと思ったら、コピーの取り方が分からんのよ!」
コピーの取り方を忘れたんだな。

3日も持ってるところがあるのに、母だけが一時間以内に隣家に回さないと行けない理由はさっぱりわからないが、埒があかないので、とりあえず代替案を提示する。

「とりあえず、ソファの受け取りに、どうせ午前中にそっちに行くけん、必要なところあったらコピーして、隣に回しとっちゃあよ。」

「大丈夫ね!
何十枚もあるよ!?」
無いよ。
地区の回覧板はこっちにも回ってくるが、内容が何十枚もあったことは皆無である。

ともかくも、一旦電話は切って、午前中にはソファの受け取りをする。

ソファ。

ソファは立派に仕上がってきたが、一箇所塗りが不全なところがあったので、そこだけ来週に行う予定にした。

それはそれとして回覧板。


回覧板

母が玄関に袋に入れてバーンと置いていた。

回覧板の中身

回覧板の中身を見たら、年末のごみ収集日のお知らせとか廃品回収のお知らせとか、実質、告知として必要なところは三枚だけだった。
何十枚の正体は「公民館だより」「球団チラシ」等の各家庭に一枚ずつ配布する用の同じものが何十枚もあるやつだった。
これはコピーせんでそのまま取っていいのやで。

ゴミ系のお知らせだけコピーして隣家の郵便受けに突っ込む。
回覧板ミッション終了。

ここで、母のデイサービス不在に、久々の実家チェックを実施。

…なんだ,この大量の潰してもいない牛乳パック。
廃品回収に出すつもりかもしれんが、今まで見たことがない系の不用物が発生している。

牛乳パック

食器棚も怪しい。
なんで、スーパーで買った惣菜が入ってた樹脂トレイを、こんなに何個も洗って食器棚に突っ込んでいるのか。
嵩張るばかりで永遠に再利用しないタイプのゴミや。

樹脂容器

下の段もひどい。
一見綺麗に積んでいるようでいて、タッパー類の大半が蓋がない、あるいはサイズが合ってない。
蓋のないタッパーなんか捨ててしまえと思うのだがどうか。

半端なタッパー類

ゴミ袋作成は後日に回すとして、ふと気づいて、玄関の靴箱の隣の棚を開ける。

綺麗にスリッパが並んでいるように見えるだろう。
しかしこちらは唖然とする。
これは先端だけ見てると分かりにくいかもしれないが、ほぼほぼ「履き古したスリッパ」である。
捨てろ。
薄汚れたのを後生大事にしまっておくんじゃない。

スリッパ

あちこちチェックしているうちに、そういえば客間の入り口に、例のウサギの色紙を飾れば良いんじゃないかと思いつく。

うさぎ

何やかんやしているうちに、夕方になって、母がデイサービスから帰ってきた。
当然、ソファが帰ってきたことと、回覧板の件を告げる。

母の返事はこうだ。

「あらっそんなことあったかねえ。」

…。
やはり、回覧板の用事は超どうでもよかったようだ。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。