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🚑母を救急車で運んだ11/12(日)の腰椎骨折疑い

一ヶ月が経過してしまったが、とりあえず、高齢認知症で一人暮らしをしていた母が、とうとう転倒して救急車で搬送せざるを得なくなった日の話をしよう。

11/12(日)、午前7時30分ころ。
率直に言ってまだ寝ていた。
そこに響き渡るドラクエ3モンスターエンカウント。
母からの着信であった。

どうでも良い用件にしてはやけに早いなと思いつつ、電話を取ると、母が深刻そうな様子で第一声を発した。

「あんた、私は脊椎圧迫骨折してかもしれん。」
断言した!?
目が覚める思いである、というか普通に目が覚めた。
事情を聞いてみると、前日11/11(土)深夜、玄関先の戸締りをしようとして、転倒し、腰を打ち付けたという。
なぜその日に電話してこないかな??
ほうほうの体で家の中に戻り就寝したが、朝になってみたら腰が痛くて、寝返りを打つのも痛いので私に電話をしたという。
口は回るので、意識ははっきりしているし、脊椎圧迫というより腰椎かなと思いつつ、着替えて実家に向かうことにした。

廊下

玄関のチェーンロックがかかっていたらある種お手上げだったのだが、通常の鍵だけで開けられたので助かった。

布団

母の様子を見る限り、手指足指の動きにも支障はなく、完全に腰の問題である。
ということは、担架が必要で、私の普通乗用車では病院に運べないので、救急車を要請するしかない。
「救急車呼ぶよ。」
というと何故か
「救急車とか呼ばんでも良かろう、寝てれば治らんかね。」
などと言う。
何故年寄りは救急車を嫌がるのか?
寝てれば治るレベルの打身であれば、私を呼ぶのもやめていただきたい。

ともあれ「私の話を聴きなさい」と言うので何かと思ったら、通帳のありかの話だった。
いや聞かんでいい知ってるし。
勝手に119に電話し、救急車を要請した後、経路の確保のため、庭から外に出て勝手口の鍵を開け、母の部屋に戻ったら、母がアクセサリー類を入れているタンスに捕まりながら無理やり立ち上がり、金鎖(ただしメッキ込みの玉石混淆)を両手に掴んだまま鬼の形相で振り返って「あんた,これを押し入れに隠して…!」と言うところだった。

こちらはもう絶句するしかなかったのだが、ちょうど救急隊員の方が到着したて、母は限界を迎えたのか、箪笥から手を離して転倒し、救急隊員に助けられた。
うーん。

搬出

救急車の方々は良い仕事ぶりで、そのまま最寄りの総合病院に搬送された。

救急車

午前中ほぼ待機となったが、この日、日曜のため、腰椎骨折の疑いのまま、確定診断が出ない。
月曜日に、ペースメーカーの詳細を確認してMRIをという話が出ていたので、例の失敗ペースメーカーが埋め込まれたままなので、MRIはおそらくできないと伝えておく。
医療ミスはここでも響く。

待合

いずれにせよ入院のため、一度、実家に戻り準備をする。

めっちゃ薬が多い。
荷物を適当にではあるがまとめ、無呼吸症候群の機械も入れるとこんな風になる。

びっしり

微妙に困ったのは、父の入院の時に、一度、入院だけに使いそうなもの(バッグや履物や吸い飲み)はわかりやすい場所にまとめておいたはずなのに、おそらく認知症の母によって、気分でバラバラに、適当にあちこちに入れられていたりどこに行ったか分からなくなったりしていたことだ。

総合病院

ともあれ、翌日(月曜日)病院が本格的に動き出さないとどうにもならないこともあるので、この日は、あとは実家のゴミ捨てと冷蔵庫を確認することにする。

…。

不要物品

冷蔵庫は言わずもがな、使った不織紙のマスクは捨てろ!中途半端に手袋も捨てろ!

ゴミ

とりあえず今日はここまで!

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。