📦父の施設入所の準備と父からの電話☎️ 8/28
施設がくれた必要物品リストを元に、用意するものリストを書き出し、物を準備しようとしたのだが、どうしても気になるらしく、手伝わなくて良いと言ってるのに、「何をしたら良いかねえ。」と母が来た。
正直、マルチタスク以前に頼んだことを端から別のことに気を取られて忘れるので全部自分でやったほうが早いのだが、
「あー、じゃあ、タオル10本用意して。」
「ズボン5本。」
「下着シャツ5枚」
とか、本当にちまちま頼むのだところ、頼んだそばから
「あんたタオルは何枚いるとやったかねえ!(両手いっぱいのタオルを抱え」
とか
「ズボン?ズボンはどこにあるとね?(前日母に頼んで父の戸棚に入れてもらっていた)」
とか混乱して質問が飛び出すので、用意が終わるのにそこそこ午後の時間を費やした。
最終的に、施設がどうしても必要としていそうで足りないものは、「かかとのある室内ばき」だという結論に達する。
病院に入院するたびに買っている気がするので、必要と書かれた二足くらいは絶対にあるはずなのだが、母に聞くとないと言う。
いずれにせよ、一足は今病院にいるので、そこにあるはずである。
とすると残り一足。
母がないと言うので、靴箱や、渡り廊下に置いてある入院グッズなどを母が押し込んでいるタンスなどを見に行く。
母は気になるのか追跡するようについてくるのだが、正直邪魔。
既に必要本本数を準備したベルトや浴衣(寝巻きがわり)を新たにそこから発見し「あんたベルトここにあったよ!」「あ、浴衣ここにもあった!」と一々行手を遮るが、追尾してくれんでもええのやで。
うちばきは発見できなかったので、これだけ追加購入予定。
ところで実は、準備の最中に、父親が実家に電話を掛けてきた。
家の電話だったので母が取ったのだが、母は息を吐くように私に横流ししてきた。
おそらく母に何か差し入れを頼もうと思っていた父は、私に電話が代わったと知るや押し黙った。
我儘を聞いてもらえないと認識しているようで結構。
「あ?なん?」
父はさらに一呼吸おいて、穏やかな老人の声を出した。
「あなた方はいつ来るんですか。」
…?
どう言う意味だ?
意味を把握し損ねて聞き返す。
「いつ来るってどう言う意味?
面会禁止やけん面会には行かれんよ。
退院日のこと?」
父は同じことを繰り返す。
「あなた方はいつくるのかと思ってね。」
「施設に入居する退院の日やったら9月3日やけど。」
説明すると、返答はするものの、また一悶着ありそうだなと予感がする。予感は往々にして当たるものである。
しかし、父の施設の準備をした後、机の周辺の片付けを続行しようとしたのだが、これが半端なかった。
ここに段ボール(中)いっぱいの紙が見えると思うが、これほとんど全てインターネットのどこかのページのプリントアウトである。
Wikipediaを、紙の百科事典作る勢いで印刷するのはやめてくれるかな?
Wikipediaのプリントアウトとかカラオケのコピーとか、まだまだいっぱいあるんだが。
ついでに、Wikipediaのプリントアウトの間に年金証書を挟むのもやめてくれるかな?
危うく捨てそうになっただろ!
整理完了への道のりは遠い。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。