小学校入学前のある日の出来事

① 4月中頃くらいにあった出来事から始まります。

丁度小学校の入学を翌年に控えて子供に起きた事です。
この件の対応は半年くらい掛かる事になります。

この時期に何があったかというと
春先に出来たばかり公園で遊んでいて、学区内の上級生(記憶の中では4年生だったと記憶しています)から遊具の滑り台を独占されており、順番を守って遊んでほしいと言う事から

娘「お姉ちゃんどいて~。私の方が先だったんだから……。」
お姉ちゃん「なにこの子生意気ね!私に逆らう気?」
同級生と思われる子「小さい子を相手に何やったんのよ!!やめなさいよ。」
と言われててしぶしぶ止める。

この会話が発端となり、遊具最上段にて仁王立ちして娘を待ち伏せ、上がってくると同時に肩を捕まえ横に揺さぶり始める。
これを遠間から見ていた祖母は
「落ちたらどうするの?危ないよ。」
「さっきから見た居たけど、あなた方の方が悪いよ。」と嗜めたが、小4生徒は反応がない。

この時はすぐに家に帰る事に。
以降、私たちに会うたびに睨み返され威圧される事となる。

これにより、学区内の小学校を巻き込んだ話し合いに発展するのは数か月後の事

② 学区内の学校か?学区外の学校か?

この事を聞いてから、私の中でうっすらと学区内以外の学校も選択肢ではないか?と思い始める時期でもあった。

元々、地元で私自身はこの学区内の小学校には通わず私立に通っていた自分であるが、愚弟が通っていた学校であった。その事からも昔から色々とあった学校であることは知っていた。
数十年という時を経て、また問題として歴史は繰り返される。
4月に出来たばかりの公園で小2男子生徒がカッターにて植栽つつじを伐っている事があった。
この件は即日連絡を入れる事となるのですが
副校長曰く、「私が公園に行ったときはそのようなことはなかった。」

この様な事の連絡が何回となくあった時期なのだろうか?

祖母が感じた事は、わが校の生徒に限ってそのような生徒はいないとでも言いたかったのか?と思わざる負えない回答。

学校側の対応・回答もまたこの件の連絡か?ぐらいにしか思ってないのだろうかと今になっては思う部分でもある。

③この学校に入らないといけないの?と何回も聞いてくる娘

6月になり娘との会話で保育園と小学校の違いについて話し合った事があった。
以前から気にしている様子で
「いじめるお姉ちゃんが居る学校になんだよね?」
と娘はしきりに心配し
「この学校に行かないといけないの?」と聞いてくるのは2度目になります。

この事からも、保育園に相談したり、学区内の学校にも相談することに。

相談に行った日は校長先生は不在で、副校長に対応して頂いた。
祖母からの、このエリアに住んでいる生徒さんみたいです。
見当はつく生徒との事で苛めへの対応はします。との回答でした。

④ 大事にする気はまったくないのだけど


数週間が経って6月下旬に4年生の保護者が謝りに来られました。
こちらへの連絡もなくある日突然、来られた事で私ら家族も当時は驚きました。

色々と話を聞くと、来られた日は保護者会のあった日
この時にいじめっ子の生徒が判明し、学校側で謝ることにするから当事者の生徒・保護者は謝りに行かなくてよいとの事だったらしいです。
これを聞いた保護者の方はそれはおかしいと思ったようで連絡もなく帰宅する途中でもあった事もあり我が家に立ち寄ったと言う経緯でした。

私たちとしても大事にする気はないのでわかって頂ければ大丈夫ですよ。と対応し翌日には買い物途中にこの親子にも会ってしまいお子様からも「この間はごめんなさい。」と娘にも謝られておりました。
娘も納得した様で「また雨が止んだら、公園に遊びに来てね。」と話していました。

⑤ 3校セレクションをして見える事


入学前にこういう事が体験できたからこそ言える事ではありますが、学校はこういう対応をするのかと思った反面
公園でのつつじをカッターで伐採している対応等もあって
10月前後にある学校見学で学区外モデル校・学区外小学校・学区内小学校と3校は見学をする事になります。

私自身が私立校に通って中学受験も経験し私立中学へ進学しいた事もあり、この見学では低学年も見ますが主に4年生以降の高学年を中心に各校を見比べていく事になります。
当時は中学受験をする予定すらなかったのですが父の通ったルートマップに入るのは4年秋からの事。

中学受験時期のことを今でも鮮明に覚えているので数十年経って色々と比較考察してました。

・先生の質

私立小の私と公立小の愚弟と対比して先生の質と言う意味合いで考察した結果はやっぱり差が出てしまう。
何故なら、私立小の先生方は出来ない生徒には徹底して放課後に居残り勉強を何度となくさせられた経験のある私
そして、私立の先生方はプラスの部分は更に伸ばしマイナスの部分は補い育ててくれる。

公立校の先生方は、すべてにおいて平均的に育て上げ、平均以上の事をすると遠慮してください、ほかの生徒に譲ってください等の対応をされることが多々見受けられた。
一度の失敗によりレッテルを張られてしまいあなたは出来ないと決めつけられることが多く見受けられ、特に先生の知らない知識などを問われた場合なんかは真摯に対応してくれる事は稀に近い感じで常に否定から言われることがある。
事実、娘も「地球は丸く見えるけど実は楕円形ですよね?」という問いにも、「そんなことはない。地球は丸い。」と言い返された経験がある。

上記の事もなく学校生活を送った愚弟とではやっぱり物の考え方や学習における処理速度の差となって現れる事があった。


・生徒の授業への関心度

私立小に通い中学受験という通過点において考察します。
私自身も勉強は出来ない方の部類でしたが、私立小に通っていて中学受験を失敗し公立中学への進学は絶対嫌だった。
なぜかと言うと、中学受験に失敗したと言う汚点を影ながら言われるというのが付き纏うと分かっていたからだった。
私自身は中学受験は、学校以外に学習費を全く出さない父により予備校・塾なしで学校だけの放課後補習と家庭学習を6年生時に1日当たり5~7時間という時間を費やし第3志望校に合格いたします。

現にクラス友人の中には中学受験に失敗し公立中学に通う事となった友人が一人だけいました。
この友人には有名中学に通う兄がおり、兄も同じ私立小の卒業生で兄弟共に家庭教師・四谷王塚等にも通っていたと記憶しています。
学習環境面では私より良い環境だと思われます。
友人の学力は私の学力と同じ程度だったと思います。
彼は私の学力では受かるような見込みが低い、ランクの高い中学ばかり何校も受けていた??受けさせられていました。
この友人を悪く言うわけではありませんが、出来の良い兄を持った事で次男にも同じルートに乗ってもらわなければならないと思っているという私同様の親ガチャハズレだったのかもしれない考えに辿り着きます。
中学1年の夏休みに町のおもちゃ屋で再会する事になりますが、中1より塾通いをさせられており、彼は会いたくなかったのか気まずそうな表情をしていたのを今でも鮮明に覚えています。

公立校の生徒は受験組が1クラス当り何名か居ると思われますが9割方は公立中学への進学だと思われます。
1クラスの受験期における一体感は公立と私立では別物となるでしょう。
中には受験で失敗する子もいると思います。
私も娘に対して中学の受験は3年後に控えている高校受験の下準備とし、受験会場の空気を肌で感じで欲しいと思っていたにすぎません。(娘は1勝1敗で私立校への進学は辞退し公立中学へ進学)
確かに中学受験も高校受験も模試と言うのがありますが、本番の殺伐とした空気感は模擬試験とは比較にならないのも事実であります。

・クラス内のいじめに繋がる様なノイズが感じられるか

私自身も小学校・中学校と定期的にいじめを受けて生活していました。
クラスの一体感や授業等で妨害するような微細な事があるかないか?
感覚的な事になるのですが自分が感じて嫌悪感を抱き感じることが無いか細心の注意で各生徒の様子、授業などを見て観察します。

・学習課題等の展示はどれくらいの内容と各生徒のレベル差

3校と見て回って比較をしてしまうと
どうしても展示物の内容で一番目を引かれる内容を見ると
モデル校>学区外小学校>学区内小学校
と言う私的な結果になってしまいます。
娘の通う事となるモデル校の6年間で展示物・書初め・区展の出展において選出される生徒は娘も含めて毎年ほぼ決まった6年間だった。
この部分においては3校とも同じような感じなのだろうという結論に至っています。

多岐に渡り見るポイントを決めて各校を見てきました。
皆様も色々なポイントを考えて見学をすると見えなかった部分が見えるかもしれませんよ。



⑥ まとめ

小学校入学を前にして学区内の学校を選択する事が多いと思われます。
入学のちょうど1年前に学区内の4年生からのいじめにあった事と学区内の小学校の対応にも疑問を持つ結果となりました。
幸い、学区外ではありますが徒歩20分ぐらいの所にモデル校もあった為、3校のセレクションを致します。

3校セレクションの結果はやっぱりモデル校と言う結論になるのですが……。
6年後の伸び代という不確定の要素を考慮しても学区内の小学校は無いなと言う字的な結論になります。
3校を比較しても学校のレベルはどうしても低く感じられる部分が多くありました。

ではモデル校が良かったのか?と言われると確かに学習内容は良かったという点はあると思います。
でも、中学受験の年の担任は良かったのか?という事に限定して言えば最悪な結果と言う事で反転してしまう事になるのです。
そう考えると6年生の担任運ゲーガチャと言う結論になるのです。
これはまた別の機会に書き記す予定です。

追記 ここまで書き終えて娘ちゃんに添削してもらった結果
今までは駄文生産機で解りにくいだの、文章表現がおかしいだの色々と文句を言われておりましたが数回目にして添削された箇所が少なくなっています。
こんな私でも少しは成長してるのと思われます。

次回は時系列で前後してしまいますが、娘の入学準備の勉強を全くしない時期の事を記述できればと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?