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なかま には なれない

 わたしは きっと そう

 あなたの なかまには なれない

 わたしには きっと そう

 あなたたちの なかまには なれない

 ひかん するでも なく

 ひなん するでも なく

 そういう ものだよ と

 ようやく りかい した

 それが わかった からって

 それが なっとく したとて

 あぁ らくになった なんて

 すこしも おもえは しない

 けれど そう なんだ

 わたしは わたしには

 みんなの なかまには

 なれない なれないよ

 これまで ひとり

 ひとりで いきて

 すべてを ひとり

 ひとりで こなし

 だれかと いっしょに なんて

 そんな こと してこなかった

 わたしには わからない から

 それが いいのか わるいのか

 わからない から

 こわくて ふあんで いっしょには

 いたく ない いられ ない

 だから そう なんだ 

 わたしは きっと

 あなたの なかまには なれない

 わたしには きっと

 あなたたちの なかまには なれない 

 それでも ここで いきて いかないと

 みんなと ここで いきて いかないと

 わかっていても わからなかったとしても

 それに かわりは ない から

 たとえ なかまには なれなくても

 わたしは ここで いきを している

 こわくて ふあんで あったとしても

 わたしは ここで いきを している

 みんなの そばで いきて みている



 なんて いつも 

 たすけて もらっている くせに

 いつも いつだって

 てを さしのべて くれて いるのに

 わたしの よわさで てを とれずに

 いる だけ ただ それだけ なのに

 そんな こと ばかり のたまわって

 わたしの よわさで

 なかまに なれない

 きっと そう それだけ なのに

 それでも ふみだせは しない

 そこに いっぽ ふみだせない

 それでも ここで わたしは

 いきを している

 まだ ここで
 
 いきて いる

 いまは ただ

 ここで そう

 それだけが いま わたしの できること


いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。