留学・ワーホリ・海外ボランティアを経験したのでそれぞれの特徴を考えてみた
コロナが落ち着いてきたこともあり、友達から留学やワーホリについて聞かれることが増えてきた。
今の仕事をやめてずっと行きたかった海外に行こうとしている友達、大学が終わってこれから自分は何をしたいのか悩んでいる小さい頃からの知り合い、留学先でもっと色んなところを見たい!と刺激をもらっている後輩……
興味はあるけど今の仕事をやめて行っても大丈夫なのかと悩んだり、キラキラした目で色んなことを聞いてくれたりする人がいると、どうしても背中を押したくなってしまうのがわたし。
そういえば、留学もワーホリも海外ボランティアもやったことあるなと気付いたので、それぞれの特徴をまとめてみることにした。
個人的な感想をまとめただけなのでどれが1番良いとかではないのですが、興味ある人は読んでみてください。
一応わたしの行った国と滞在期間はこんな感じ。
■海外ボランティア
国:カナダ(バンクーバー)
期間:3週間
滞在:ホームステイ
■語学留学
国:スペイン
期間:8ヶ月
滞在:ホームステイ
■ワーホリ
国:オーストラリア
期間:10ヶ月
滞在:主にシェアハウス
海外ボランティア
海外ボランティアに行ったのは大学1回生の夏休み。ボランティアをした理由はもっと英語に触れたいと思ったから。
じゃあ留学じゃないの?となるけれど、わたしは絶対にスペイン語留学をすると決めていたので、費用が高くなる留学ではなく違う方法で海外に行ける方法はないかと考えてたどり着いたのがボランティアだった。(ここにたどり着くまでに紆余曲折あったのだけど長いので省略します)
色々悩んだ結果、カナダのバンクーバーに行くことに。
ボランティアの内容はサマーキャンプのリーダーアシスタント。海外の夏休みは長いので、サマーキャンプで9時〜15時ごろまで過ごす子どもたちが多い。
わたしは1番下の5歳のクラスを担当した。一緒に遊んだり遠足に食事の後の掃除をしたり雑用をしたり、昼過ぎに帰ることもあれば15時までいることもあった。
■ボランティアのメリット
興味のある仕事がどんなものなのかを体験できる
実際に現場でどんな英語が使われているのかを知れる
学生であれば夏休みや冬休みを利用して行ける
自分のやりたいことを考えるきっかけになる
運が良ければ正式に雇ってもらえるチャンスもある
1番のメリットは現場で使われている英語を知れること。語学学校でもたくさん勉強できるけど、学校はどうしてもインプットが多いので思い切って現場に飛び込んでみるのも大切だと思う。
わたしは、サマーキャンプのリーダーの英語の訛りに慣れるまでかなり大変だったけれど、英語しか話せない環境に身を置くことでリスニング力がかなり鍛えられた。
■ボランティアのデメリット
お金はもらえない
自分に合わない可能性もある
デメリットはやはりお金がもらえないこと。つまり出費しかない。働いているのに……と思うかもしれないけれど、ボランティアと割り切るしかない。
担当していたクラスのリーダーは「ボランティアの後にまたここに戻ってきてしばらくは無給で働いていたけど、最終的に雇われた日本人の子がいたよ」と言っていたので、自分がやりたいことを見つけるきっかけになるかもしれない。
留学
大学2回生の秋〜3回生の春までスペインで語学留学をしていた。
留学先は日本で通っていた大学と提携しているところで、留学試験を受けて合格し、交換留学生として派遣された。
■留学のメリット
勉強したい分野を集中的に学べる
目的が同じ学生同士仲良くなれるし刺激にもなる
街のことをよく知れる
休みができたら旅行を楽しめる
ホームステイだとその国の文化を肌で体験できる
当たり前だけど勉強するならやっぱり留学が1番!同じ目標に向かって勉強するクラスメイトがいるのって刺激にもなるし楽しい。
ホームステイはその国の人たちの普段の生活を知れるのでおもしろいし、スピーキング力も上がる。
■留学のデメリット
ホームステイは当たり外れがある
勉強がつらくなることがある
課題が大変
留学のメインは勉強なので、勉強がつらいと感じることは誰にでもあるはず。でも、生活でも勉強でもつらいと感じたときにどう向き合うかで留学経験は良いものになるしただつらい思い出にもなり得るので、向き合い方は大事。
あと、ホームステイの良し悪しは本当に運です。こればっかりはどうしようもないのでファミリーとの相性が良いことを祈るしかない……
ワーホリ
大学を卒業して1年間オーストラリアへワーホリに。コロナがあって実際に滞在できたのは10ヶ月だったけど、濃い10ヶ月だった。
住んだ場所はメルボルンとサンシャインコースト。ずっとシェアハウスに住んでいたけど、サンシャインコーストでオーペアをしていたときはファミリーの家に住み込みで働いていた。
■ワーホリのメリット
1番自由度が高い
自分の実力を試せるし成長できる
3ヶ月まで語学学校に通える
仕事やシェアメイト、語学学校を通して人脈ができる
住んでみたい街に住める
最悪ダメだったらいつでも帰ってこれる
ワーホリのいいところは自由度が高いところ。語学学校に通ってもよし、働いてもよし、なんならずっと旅行してもよし。
1年間絶対に滞在しないといけないわけではないので、もうどうしようもないくらいダメになったら帰ってくることもできる。
職場やシェアハウスを通してさまざまな年代の人と知り合えるし、人脈を通して仕事をゲットできるチャンスもあるかもしれない。
■ワーホリのデメリット
自由な分、なんでも自分でやらないといけない
仕事が見つからない期間が長くなることも
シェアメイトとの相性が悪いこともある
ワーホリに行ったからといって必ず仕事が見つかる保証はない。仕事が全然見つからない可能性もあるので、辛抱強く探すか別の職種にするか、思い切って住む場所を変える決断をしなければいけないこともある。
家探しに仕事探し、口座の開設……母語が通じない国でなんでも自分でやらないといけないのは大変だけど、わたしはむしろメリットだと思っている。
なぜならタフになれるから。異国の地で色々なことを経験することで打たれ強くなると思っているので、海外に行く人はどんどん自分で挑戦していってほしい。
分からなかったら周りの人に聞けばいいし、やばいと思ってもなんとかなるので大丈夫!(本当になんとかなる)
初めての1人海外だったカナダ、高校生のときからの夢だったスペイン、そして就活を辞めて選んだオーストラリア。
どれも本当に素晴らしい経験で、間違いなく今のわたしを作っている。大変だったこともあったけど、それ以上に楽しい思い出の方がたくさん出てくるは幸せなことだなあと感じる。
海外に出てみたいと思っている人に少しでも参考になれば幸いです。
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