2022年6月の記事一覧
帰れる場所のような存在
数年前に一度読んだマンガを読み返していたら、絵も描写もことば選びも美しくて儚くて、本当に「その」通りだった。
ヤマシタトモコ「違国日記」。
ひとりで過ごす時間が好きな方だと思う。
本、お笑い、音楽、映画、まちあるき、カフェ、どれも好き。お店にひとりで入ることを厭わないし、足が向くままに、気の向くままに動けるのは、ラクで楽しい。
月に1回友人と会って話す時間があったら十分。そのひとときで全てが
こころの梅雨と目の前の梅雨
梅雨入りしたらしい。
今のところ一日中雨の日はほとんどない。それでも、水分がたっぷりと含まれた空気は肌にまとわりつき、心身を少しずつ重くする。
沈みきる前に、外へ出る。
夕方になって出てきた太陽がわたしを照らす。風もわずかに吹いていた。さっきまでの鬱陶しさが、徐々にかたちを変える。
こころに描いていた梅雨と、いま目の前にある梅雨の違いに気づく。
ときどき見せる空の青さ。若葉から成長し深く色