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9月12日公開セミナー「確実に繁盛するためのたった一つの法則」レポート⑤

9月12日のGYOZAMANIAの天野社長と成田直人さんの公開セミナーのレポート第五弾をお届けします。

今回のキーワードはナンバー2と覆面調査。
ナンバー2については色々意見があるかもしれませんが、天野さんが必要だと思う理由と、どんな人がいいかについて語ってくださっています。
覆面調査も単にやればいいわけではなく、どんな風に、どんな内容で、どのくらいの頻度で、という話も出てきますので、是非お読みください。

では、第五弾行きます!

成田直人:
次に聞きたいのは最悪の事態の想定のことで、すごいワクワクしながら、やりたいことを突き進んでても、陰と陽というかリスクとリターンがあって、追求するほど横の振れ幅は大きくなると思うんです。
天野さんはリスクをどうやって打ち消してるんですか? さっき話があったようにリスクヘッジ案を持っていて、例えばもっと美味しいものにできないか、どうしたらもっとお客さん喜んでくれるんだろうかっていうリピーター戦略も、その一つだと思うんですけど、他に何かありますか?

天野裕人:
ありますね。ボクは人です。特にナンバー2
ナンバー2だけ前の会社から来てもらったんです。ちゃんと社長にも「すみません、一人だけお願いします!」ってお願いして来てもらったのが、今の会社のナンバー2です。

その人も、別に統括料理長だったとか、スーパーバイザーだったとか、フランスで経験したとか、全然そんなんじゃなくて、普通の居酒屋の料理長なんですよ。すごい地味で、大人しいし、ただ本当に我ながらいい選択だったと思うんですけど、彼はボクのやりたいことを理解してくれて、ボクの考え方をしっかり受け入れてくれてるんですよ。

ボクはあれやりたい、これやりたいって言うことも多いし、動きも速いんで、たまに社員から会社の文句や不満の声が出たりするんですけど、そういう時にはナンバー2が不満を持った社員のところにすぐに行って、「それはないと思うんだよね、天野さんが言ってるのは・・・」って言ってくれるんですよ。

もし、そこにボクが行っちゃうと、社長と社員だし、ボクが「だからお前さ、そういうこと言ってんじゃねーよ」って言ったりしたら、「すみませんでした!」って言いながらも全然納得してなかったりするわけですよ。
でも、ナンバー2と社員だったから上下関係もないし、彼がちゃんと話をしてくれて、文句を言ってた社員も理解してくれるんですよ。それがボクの人に関してのリスクヘッジです。

成田直人:
それは採用で解決すべきなのか、採用してから考えるべきなのか、たぶんラッキーだけでは片付けられない、気をつけられてるところがあると思うんですよね。

天野裕人:
そうですね、仕事ができるとかできないではなく、ボクはやっぱり人間性で選んでいます。

成田直人:
なるほど、その人間性の中で三つポイントを挙げてもらえますか?

天野裕人:
うーん、素直さじゃないですかね。

成田直人:
・・・一個?(笑)
素直で嘘をつかない人が10人並んでいたら、次は何を見るんですが?

天野裕人:
そうだよね、その次だよね(笑)
そうだな、視野の広い人がいいですね。ボクとは違うタイプで、客観視ができる人がいいですね。
あとはボクにちゃんと意見が言える人。前職の時は社長や副社長、上司に意見を言う人がいなかったんですよね。それが売上不調の一つの原因でもあったんじゃないかとも思っています。

成田直人:
もう一つ、リピーター戦略の話は、小籠包を美味くすることを考えたり、飽きさせないようにしていくことだと思うんですが、それ以外に何かありますか?

天野裕人:
サービスですね。今まではそんな力を入れてこなかったんですけど、やっぱりサービスは大事だし、社員も10人になったんで、これから力入れていこうと思ってます。それでまずは前職でもやっていた覆面調査を最初に入れたいですね。

成田直人:
その調査で現在地の確認をして、そのあと何をするんですか?

天野裕人:
調査結果の話の前に、まず覆面調査の項目を、現場の店長たちに考えてもらいます。それで月に8回お店に行ってもらうんですよ、覆面調査に関しては飲食店あるあるがあって、覆面調査の点数が悪かった時に「ちょっと忙しかったんで」とか、「忙しくって無理っすよ」ってよく言うじゃないですか。

成田直人:
どこの会社でもあるあるですよね。

天野裕人:
覆面調査も8回来ると、暇な時が絶対あるんです。そうすると、「忙しかった」と言い訳しても、「お前、暇な時もできてないだろ」とつっこまれたり。特にそれが、自分で「行ける」と思って決めた項目だと余計に痛いわけです。なのでそういう客観的な評価をしてもらって、サービス力を上げようと思っています。
よく考えてみて欲しいんですけど、アルバイトさんも、社員さんも、同じ時給、同じ給料じゃないですか。もちろん頑張っていれば給料は上がりますけど、今のこの瞬間瞬間ですよね。頑張っても手を抜いても人件費って同じなんですよ。だったら絶対頑張ってもらった方がいいじゃないですか。
あとは、自分では料理できないんですけど、料理はボクの担当なんで、料理の美味しさとか、客観的な意見をもらうためにも覆面調査をやって、お客様の感動満足につなげていこうと思います。

成田直人:
なるほど、わかりました。
あとは皆さんからの質問コーナーにしますので、一旦ここで終わろうと思います。
ありがとうございました!

この先、質問コーナーに入ってしまうので、一旦ここまでで区切らせていただきました。
覆面調査に関しては、調査項目を現場が考える点がポイントだと思います。他人が決めた項目だと言い訳が出てしまうかもしれませんが、自分でできると思って決めた項目ですからね。
だからと言ってユルユルな調査項目にすることもできないでしょうし。

次回の質問コーナーをnoteで幅広く公開するか、ちょっと迷っているので、少しお待ちください。

一般公開できない内容も含まれているため、レポートでは一部省略してお送りしています。すべてを知りたい方は、是非下記のオンラインサロンに入ることをお勧めします。きっと悩みも解決できることと思います。

レポート担当:柴田(junx2)

成田直人オンラインサロン詳細はこちらをクリックしてください。


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