見出し画像

「で、あなたはどう思う?」に即答する大人はきっと仕事がデキる

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスで活動しています。

今日は、働き方について思うことを書いてみました。

「で、あなたはどう思う?」に答えられるかどうか、それが仕事ができるかどうかの分かれ目だと思います。

特に、中間管理職であったり、亀山のようにプロデューサーであったり、ディレクターのように、お客さんとクリエイターの間に立つポジションの大人には、自分の考えを持っていることが大事。

AIやロボットでは考えつかない、私達らしい考えができるから、仕事のデキるカッコいい大人になれるはず!!

自分の意見がいらない仕事はいらない

大学を卒業して新卒で入った会社の新入社員時代、配属された部署の部長に言われました「だから、お前はダメなんだよ!」って。

きっと一生忘れない一言です。

ぐうの音も出ないからこそ、かなりショックでした。

なぜそんなことを言われたか。

それは亀山が自分の意見を持っていなかったから。

新入社員で約80件のお客さんを任された営業マンの亀山くんは、毎日お客さんから言われたことに対応することで精一杯。教育担当の先輩に「お客さんがこう言っていて〜どうすればいいですか?」って聞く毎日でした。

教育担当の先輩は「こうすればいいと思うよ?」って丁寧にアドバイスしてくれました。

そんな亀山の姿を見かねた部長が「だから、お前はダメなんだよ!」って言ってくれたわけです。教育担当の先輩が言いたくても言えなかった一言を。

お客さんから言われたことをそのまま先輩に報告するだけって、本当にダサいんだなってその時気づかせてもらいました。

「で、お前はどう思うの?どうしたらいいと思うの?」っていう亀山の考えがほしいんですよね。

つまり、「お客さんから見積もりの依頼があって、条件をいろいろと考えて、この価格で提示しようと思うのですが、どうですかね?」っていうのがほしいんですよね。

後輩や部下を抱える側になって痛感しました。

仕事にはお客さんがいて、その人が喜ばせることが必要。そして、会社になればそのお客さんを喜ばせる方法を先輩や上司に確認をもらうことになります。

その時に、自分の意見が無い人はいらない。

キツイ言い方ですが、考えなくていい仕事は無いと思います。特にこれからは。ロボっていいじゃんって。

だから、自分の意見がいらない仕事はいらなくなるんだと思います。

逆に言うと、どう考えてどうしたいのか、自分の意見を持っている人は必要とされるし、仕事が集まってくると思うんです。

だっけ、自分の意見を持つことってすごい大事!

自分の考えを伝えられる中間管理職ってカッコいい

デキる中間管理職って、どんな人ですかね?

優しく部下を包み込んでくれるタイプ、無口だけど仕事でしっかり成果を出すタイプ、ムードメーカー的に盛り上げてくれるタイプ、、、

デキる中間管理職のスタイルはきっと無限にあります。

でも、デキない中間管理職に共通することは、自分の意見が無いこと。

「社長がやれって言ってるから」「会社の意向だから」っていう感じ。

それを聞いた部下は「お前はただの伝達役かよ!いらねぇよ!」ってなっちゃいます。

だから、会社の上層部と現場をつなぐ中間管理職こそ、自分の意見を持つべき!

「とはいえ・・・」っていう声は聞きません!笑

部下にとってカッコいい上司は、ただの伝達役ではありません。たとえ会社の意向があったとしても、そのまま伝えるのではなく、その中でどうしたいのかを考えて部下に伝えられる上司です。

もし、「で、あなたはどう思うの?どうしたいの?」と部下に聞かれたら、即答できるのかどうか、それが大きなポイントだと思います。

プロデューサー、ディレクターは自分考えがあるからカッコいい

自分の意見を持つことが求められるのは、亀山のようなプロデューサーも同じ。それと、ディレクターも絶対的に必要だと思います。

このような立場の人の役割は、お客さんとクリエイターの間に立って、プロジェクトを成功に導くことです。

だから、「依頼者からこんな要望がきてます」とか「クリエイターが無理って言ってて〜」とかって、ただの伝達役になっちゃったら絶対にだめ。

例えば、商品パッケージのデザインをリニューアルしたい場合、お客さんが「今までは地味な色だったから派手にしたいんだよねー」っていう要望があった時に、クリエイターであるデザイナーにそのまま伝えるのはNG。

デザイナー側からすると、「派手な色にする理由は?」「お客さんが望んでいることの本質は?」「あなたはどうするのがいいと思うの?」っていう疑問が山ほど出てきます。

逆も同じです。

「デザイナーがこんな色が良いって言ってるんですけどー」ってお客さんに伝えるだけのプロデューサー、ディレクターはマジでいらない!

先述の中間管理職と一緒で、間に立っているポジションの人が、言われたことをそのまま伝える伝達役になっちゃいかん!

お客さんが本当に望んでいるものを聴きだして、それをどう伝えたらクリエイターは理解して、モチベーション高く制作してくれるのか。それができるプロデューサーやディレクターがきっとデキる大人。

つい、亀山もやってしまいがちなのですが、これってマジで大事!

「で、あなたはどう思うの?どうしたいの?」が無いプロデューサーもディレクターもいらない!!

だから、仕事がデキる大人の第一歩は、自分の考えを持つことだと思うんです。

まとめ

・仕事のデキる大人のパターンはいろいろある
・ただ、自分の考えが無くて仕事ができる大人はいない
・社長の言葉をそのまま部下に伝える中間管理職はいらない
・お客さんの言葉をそのままクリエイターに伝えるプロデューサーもディレクターもいらない
・仕事ができる大人の第一歩は、自分の考えを持つこと。

多くの場合、仕事はチームで動きます。

中間管理職、プロデューサー、ディレクターのようにチームをまとめるポジションの人ほど、自分の考えをもって、プロジェクトに臨むことが成功には欠かせないと思います。

亀山も完璧ではないので、いつも自分に言い聞かせながら一つ一つ積み重ねていきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?