「一緒になんかやろう!」の前に考えたい、コンセプトを持つ重要性
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。
今日のテーマは「コンセプトの重要性」について。
ビジネスの現場では、プロジェクトを成功させるためにはコンセプトづくりは欠かせないと思っています。
特に知り合いから紹介してもらった人と意気投合して、テンションが上り、「一緒に仕事しようよ!」ってなったときにこそ、コンセプトづくりを省いちゃいけない。
お互いに気持ちよく仕事をして、長続きさせるためにはコンセプトを頼りにすることが大切。
コンセプトの重要性についてちょっと一緒考えてみませんか?
仕事は一人ではできないし面白くない
当然ですが、私達は毎日働いています。
会社に勤めていたり、個人事業主だったり、フリーターだったりと働く現場はひとりひとり違いますが、基本的には働くことで報酬を得て、生活しているはずです。
で、仕事は多くの場合、自分以外の誰かとチームを組んで働きます。
もちろん、個人コンサルタントみたいに、1対1で報酬を得る場合もありますが、一般的に多数派なのは、あなたがチームの一員として働くことだと思います。
チームとして動くことで、個人ではなし得なかった規模の仕事をすることができたり、出なかった新しいアイデアが生まれたり、何人もの考えが合わさってクオリティの高い商品が誕生したりするわけですよね。
だから、より規模が多きくて、クオリティの高い仕事をするにはチームで動くべきだと思います。
で、規模が大きくて、クオリティの高い仕事ができたときって嬉しいですよね。
つまり、仕事は一人でやるよりも複数人のチームでやったほうが、自分たちにとっても世間にとっても面白くなると思うんです。
だからこそ、仕事は一人よりもチームでやった方が価値があると考えています。
「一緒にやってみよう!」のテンションは大事だけど・・・
フリーランスとして仕事をしていると結構多いのですが、知り合いに紹介していただいて出会った人と、意気投合して「一緒になんかやろうよ!」っていうテンションになることがあります。
目指しているものや普段考えていること、現在進行系で取り組んでいることなどが重なって、話が盛り上がるやーつです。
亀山も実際にこういうケースに何度も遭遇していて、実際に一緒にプロジェクトを進めているものもあります。
ビジネスでは勢いというか、タイミングはとても大切だと言われていますよね。
「チャンスを逃さないようにタイミングを間違うな!」ってよく耳にします。
その時に生まれた熱は非常に強いパワーを持っているし、ビジネスを成功させたり、楽しんだりする上では大事だと思います。
思うんですが、テンションが上って「一緒にやってみよう!」となって実際にやってみたら、なんか違った・・・っていうことも多々あります。
「あれ、そんな感じだったんだ〜」「思ってたのと違うなー」「そこ適当になっちゃうんだー」とかって、お互いの中で大切にしていることのギャップがどんどん見えてきちゃう。
もちろん、やってみなきゃわからないこともあるし、やってみて合わなければやめればいいという考えもできます。
ですが、意気投合してテンションが上ってスタートしてプロジェクトを途中でやめることって結構しんどい。それに、お互いに納得してやめるのは意外と難しい。
結果的に"ケンカ別れ"なんてこともありがち。
亀山も経験してきました。
だから、テンションが上がって、「一緒にやってみよう!」となった勢いや情熱を大切にしながら、お互いにとってより良い結果を出すためには、プロジェクトをスタートさせる前に、考え方や価値観のギャップを埋める作業が必要なんだと思います。
それがコンセプトづくりだと考えているわけです。
続けていくためにはコンセプトを持つべし!
「コンセプト」
プロジェクトが目指すゴールであり、プロジェクトが生まれた理由でもあり、自分たちがワクワクするスローガンでもある言葉。
つまり、「コンセプト」には、関わるメンバーの想いや価値観がギュッと凝縮されているわけです。
この「コンセプト」を実際にプロジェクトがスタートする前にしっかりとつくることができれば、スタートした後に生まれるギャップを少なくすることができます。
なぜなら、「このプロジェクトのゴールはどこか?」というテーマで意見を出し合っただけでも、メンバーそれぞれの考え方や価値観が結構わかります。
どんな想いがあるのか、何を大切にしているのか、何を一番実現したいのか、そういったところを話すだけでもかなりギャップは埋められるはず。
実際に亀山も、テンションが上って、ノリでプロジェクトをスタートさせてしまたり、誘われた勢いでプロジェクトに参加したりもいくつもしましたが、やっぱり途中でギャップが生まれて続かなくなりました。
で、その度に思うのは、プロジェクトがスタートする時に、テンションが上っているを保ちつつ、コンセプトをしっかりつくっておけばもっと上手くいったなーっていうこと。
都度反省です。。。
どんな場面でも頼りになるコンパス
テンションが上って始まったプロジェクトもそうですが、ビジネスの現場やプライベートもコンセプトがしっかりしていると、うまくいくことが多いと思います。
どんな商品をつくるのか、どんなサービスを提供するのか、どんな家を建てるのか、どんな結婚式にするのか、どんな場面もコンセプトがあれば、迷ったとしても方向性を確認できます。
自分たちはどんな想いがあったのか、何を実現したいのかっていう、スタート時にはあった大義名分を忘れてしまうのが、人間です。
誰でも見失ってしまうんです。
だからこそ、大義名分を思い出して、進むべき道を確認できるコンパスが必要。
それがコンセプトです。
特に現代は情報が無限に溢れている時代です。
あれもこれもいいなって思える情報ばかり。そんな情報に埋もれてしまうと、本来自分たちが成し遂げたいことを見失ってしまう。
そうすると、判断に悩んでしまうわけです。
そんな時に頼りにするのが、コンセプト。
仕事も遊びも暮らしも、コンセプトがあればうまくいく可能性がグンッと上がるはず。
コンセプトは自分たちがつくった自分たちらしい言葉であることが大切です。
プロジェクトが目指すゴールであり、プロジェクトが生まれた理由でもあり、自分たちがワクワクするスローガンでもある言葉であるのが理想。
ただ、決してカッコつける必要はありません。
まずはコンセプトが大切で、コンセプトをつくってみようとすることが大切だと思います。
めんどうかもしれませんが、お互いに気持ちよく仕事したり遊んだりするにはコンセプトがあるとないとでは、全く違う結果になるはず。
ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
・仕事は一人よりチームでやった方ができる幅は広がるし面白い
・知り合いに紹介されて意気投合して、勢いで仕事を始めることもあるけど、コンセプトをつくっておいた方が、長続きする
・仕事も遊びも暮らしもコンセプトがあれば迷った時に頼りになる
亀山が本業でやっているブランディングでは必ずコンセプトをつくります。
なぜなら、ブランディング、つまりファンづくりの過程では、決めることがいっぱいあって、悩みまくるから。
悩んだ時に頼りになるコンセプトがあれば、進むべき道の参考になるし、統一感を出すこともできます。
ブランディングには統一感が欠かせませんから、コンセプト作りは必要不可欠なんです。
同じように、どんな仕事でも方向性を確認できるコンセプトがあればチームがまとまって、パフォーマンスが高くなるはず。
遊びも暮らしもそうです。
だと、思っています。
だからいつも考えてしまいます。
「このプロジェクトコンセプトは〜」って。
職業病かな?
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴
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