【地方移住】最近褒められたこと(ノロケ)
「奥さん、肝据わってるよね~。」と言うコメントを会社でもらってきた夫さんが38℃の熱でばたんきゅーしてる私に教えてくれた。
そう言っていた人は我が家に一度遊びに来てくれた人で、訳アリの風貌?をしている人だった。
私が気を付けたことは初対面で「へ、へぇ~」みたいなちょっと戸惑う、みたいな反応をしないようにしたことだけだ。コーヒーを出して会話しただけなのだけれど、そのコメントへの夫さんの返しは
「据わってると思う。」
とのこと。夫さんからしたら自分と結婚したことも地方に移住するのに反対もせず普通に一緒に引っ越してそこで暮らしていることも肝が据わっているかららしい。
「新宿の歌舞伎町近くで何年も働いて色々なお客さんを相手に仕事したから経験値があるのかも~。」と熱でぼ~っとした頭でちょっとずれた返事をしてその夜は寝た。
朝起きて、平熱に戻った私はいつものように動けていて夫さんを会社に送り出し、子どもたちを車に乗せて保育園に向かった。
園長先生に今の自分が「就学」から「就労(個人事業主)」に変更して子どもたちを保育園に預け続けたいと相談したところ、今現在は開業届を出しただけで実績がまだ無い中やたら褒めてもらった。
「そもそも仕事辞めて地方に来るって出来ないわよ~。」
「や、でも東京の仕事はやり切った感があったので…。」
「仕事探すんじゃなく自分で仕事作るってお母さんすごいことなのよ~。」
「や、家の中が好きすぎて外に働きに行きたくないというか…」
と言う具合。
そんな会話をした後、帰り道の車の中ふと思ったことがある。
「私に経験値や行動力があるとしてそれは肝が据わってるからではない。」と。
「そう思われるのは夫さんが私の基盤として一緒にいてくれているからだ。」
夫さんが家に連れてくる人がどんな前歴や風貌だろうと、私や子どもたちには安全だと確信して連れてくるとわかっているから拒絶の反応をする、という選択肢はなかった。
夫さんだから結婚した。
夫さんだから一緒に行こうと自然に地方移住できた。
夫さんがいてくれるから新しい仕事を1から勉強して開業までしようと思った。
「夫さんがいるからだよ。」はまだ言わないつもりだ。とっておきの時に伝えようと思う。
最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!