吉岡直哉 Yoshioka NAOYA

プロのサイクルロードレースチーム、さいたま佐渡サンブレイブに選手として所属する吉岡直哉…

吉岡直哉 Yoshioka NAOYA

プロのサイクルロードレースチーム、さいたま佐渡サンブレイブに選手として所属する吉岡直哉です。 日々感じたこと等、自転車以外の事も発信していこうと思います。 有益な情報を発信できればと思います。

最近の記事

どこに向かうかとか、なんやかんや

ふと特に最近思う事がある。 今自分が目指すべきところはどこのなんなのだろう? 2015年からありがたい事に、10シーズンお金をもらいながら自転車に乗ってレースを走り続けられている。 周知の事実かもしれないし言ってしまうが、日本で走っているほとんどの選手の競技での収入は決して同年代の方々にくらべて誇れるものではないが、自分もこうして周りに支えてもらいながらもなんとか自転車選手として食べていけている。 しかし、ワールドツアークラスやプロコンの選手ならまだしも、危険のリスク

    • やっと出口がみえてきた。

      8月初旬あたりから身体がおかしく、また5月と同様の症状がでて救急で病院に行く事になってしまった。 呼吸ができなくなる。 と言うのが大きな症状で、自転車に乗る以前に日常生活すらままならない様な状態になってしまっていた。 症状として全て書いていくと ・お腹の膨満感  ・呼吸がしにくい ・ゲップが異常な程にかなりでる。一日40回強。 ・胃酸が上がってくるかんじ ・痰がでる。 ・喉の付け根の違和感 呼吸のトラブルが主だったので5月の検査では呼吸器内科や循環器内科での検査であった

      • レース前のトレーニングとか

        とある選手とLINEしてた時のはなし。 海外のレース走る前に特別にやってた事あれば教えて欲しいと聞かれた。 世界にはいけなかったけど、アジアツアーの1クラスで総合着れるくらいにはなんとかなったおじさん的には答えは 「特にない」である。 春先アジアツアーとかだと暑熱順化はしないと厳しいけど。 トレーニングに関してはそれは結局積み重ねでしかないし、そのレースに照準を合わせるならその数ヶ月前から何をするかはある程度決まってくるはず。 レースから逆算していって、ここらへんではこ

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        • 広島クリテリウム 2024 夏

          クリテリウムレポート。 2019年も捕まりはしたものの3人だけど逃げが決まっているし、2022年も逃げ切りで決着がついていて、この時期のレースという事もあり、暑さで厳しいレースになれば逃げが案外決まってる印象もつコース。 今回スプリントでガチガチにまとめたがりそうなチームが少なく、前日のロードの走った感覚的に、自分の経験として逃げ切りが決まりそうな予感がしていた。 ミーティングでも共有し、逃げのメンバー見ながら僕、宇賀で乗り、メンバー次第ではスプリンターの響に直接動いて貰

        どこに向かうかとか、なんやかんや

          復帰戦。

          おんたけヒルクライムぶりのレースとなった広島遠征。 ロードレースは4月の群馬ぶりなので3ヶ月ぶりのロードレースであった。 おんたけヒルクライムの2日後に体調を崩して救急車で運ばれ、2週間ほど自転車に乗れない日々を過ごしていた。おんたけヒルクライムの日も調子は悪く、今思えば前兆はあって、おんたけヒルクライムはなんとしても表彰台には立ちたかったので更に無理してしまったんだと思う。 日常生活するだけで苦しいくらいに体調は一時悪く、しかし精密検査では大きな異常は無く、疲労や精神的

          福島 那須 合宿

          久々に那須、福島に来ていました。 嫁の里帰りに合わせて自分もプチ合宿。 まずは福島からスタート。 合宿という名のSTRAVAセグメントKOMを取るミッション有り。 まずはここから 久々塙町。 ブリッツェン谷選手に奪われた我らがささパン裏HCへ。 風が少し強いがやるしかない! 結果は‥ 無事5秒差程で奪還成功笑 調子良い谷選手がもう一度アタックしたらたぶんまた抜かれると思う。 ベストはこれより10秒程遅いタイムだったけど10人くらいで走って出したタイムだったしそれを

          7年ぶりの勝利!

          毎年4月に静岡で行われるチャレンジサイクルロードレース。 ここ最近はシーズン開幕時期が早まってきたが、このチャレンジロードレースは競技をはじめた高校生の頃からシーズン開幕直後の重要なレースという位置付けが自分の中ではあった。 そして高校大学と競技を支えてきてくれ今も暖かく見守ってくれている親父は毎年のようにチャレンジは勝って欲しいなあと自分に言っていた。 チャレンジロードはいつしか絶対に勝ちたいレースという位置付けになっていた。 今年2月。親父が倒れた。 実家の会社に出社

          最近の事〜2024シーズン開幕

          皆様こんにちは! そしてお久しぶりです。 noteの更新途絶えてしまっておりました。 2月は個人的な事情が重なりなかなかに忙しい日々を過ごしておりました。 これは一切チーム関係ない事が重なりました‥ これに関してはいつか書ける日が来るかな。 サンブレイブとして。 チームからも発表ありました通り、今年はさいたま佐渡サンブレイブでの活動となります。 所属チームも様々な困難を抱え厳しい状況があった2月でした。 諸々深くは言えませんが、窮地に陥った状況から富士クリテリウムにチームが

          最近の事〜2024シーズン開幕

          大学時代からの

          正月から嫁が緊急入院、手術したり最近はバタバタであったが、手術も無事成功し退院してきてくれ良かった。 少し育児にも慣れてきた頃ではある。これからもっと色々大変になっていくと思うししっかりしていきたい。 さて、生活環境の変化もあり、トレーニング方法も見直している途中である。 2018年以前のデータがミスで残っておらず非常に残念ではあるが、メニュー自体はメモに残していて何をしたか把握できる状態なのはよかった。 データをみていくとやはり、怪我前にはできていた事、出来なくなっている

          2024シーズン

          皆様あけましておめでとうございます。 2024年シーズンがはじまりました。 さいたま那須サンブレイブとして今年も走ります。メンバーは後日発表になりますが、僕としても嬉しい新メンバーが入ってくれる予定です。 環境としては、個人的には昨年12月18日に子供が産まれ、生活環境も大きく変わりました。 本年度は走る場も変わるかと思います。 チームとして今シーズンはまたJPROツアーを主戦場に戦います。 JPROは4シーズン走って、優勝1回2位が3回かな。個人総合は2017年の3位

          山口カルストロード〜ツールドおきなわに向けてのあれこれ

          競技人生の中で1番苦手なコースが大分アーバン。完走すらほとんどした事がなく、いつもこのレースに出ると精神的にやられ帰ってくる。 今年も例外ではなくリタイアに終わりかなり悔しい思いをした。 9月以降ある程度の調子の良さを感じていたが調子の良さと成績が大分アーバンクラシックでは全く釣り合っておらず気持ち的にも折れそうになった。 しかし諦めるわけにはいかないので残る山口とおきなわに集中した。 10月後半のトレーニングではほぼ全ての時間帯の数値でパーソナルベストが出ていた程に調子

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          山口カルストロード〜ツールドおきなわに向けてのあれこれ

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          2023シーズン終了まとめ

          ツールドおきなわを走り終え、2023シーズンも幕を閉じました。 今年は積み上げていく段階から体調不良等が重なり、うまくコンディションを上げてシーズンインできませんでしたが、4月頭のチャレンジ2位とそこそこ良い形で5月からの重要なレースを進めていけるかと思っていました。 が、そこへ膝の痛みで練習がストップしてしまいコンディション上がりきらずでなかなか思うような結果を残せずにいました。 7月8月とベースを1から作り直していき、塙町合宿ではある程度良い形で調子が上がってきていると

          2023シーズン終了まとめ

          広島JCL 前半戦終了

          広島JCLが終わり、これで前半戦のレースは全て終了した。 広島JCLは、3月の富士クリテで2位に入ったヒビキをエースとし戦う作戦であった。 佐木島ロード、試走は当日フェリーで島に渡ってすぐに。 コースとしては比較的イージーで力でちぎれる登りがないので、纏めるチームが揃えば確実に集団スプリントになるであろうと思うが、今までのJCLでの展開、他チームのメンバー構成、戦い方、etc... 等考えると、逃げが決まる展開にはなるだろうなと思った。 今回は自分は温存する必要ない為

          広島JCL 前半戦終了

          オッサンになっても成長はとまらんはず。

          暫く投稿してなかったです。 また再開していこう。 TOJ、熊野、全日本と前半戦における重要なレースが終わった。 富士クリテに始まりチャレンジまで、 自分は春先から調子は良い形で進んでいた様に感じていたが、TOJから全くレースの展開にすら絡むことができない状況になってしまった。 原因としてはなんやかんやあるんだけど言い訳じみた事は言いたくないし、言った所でどうなる事もないので纏めると練習不足の4文字でしかないかなと。 その中でもTOJ熊野は若者の成長していく姿に助けられ

          オッサンになっても成長はとまらんはず。

          ツアーオブジャパン

          今日から始まるTOJ。 2019年ぶりの1クラス開催なTOJ。 コロナ禍の中の開催されていたTOJとは全く別のレースと言える。 自分は正直TOJに良い思い出がない。 8日開催なTOJは2015年と2017年の2回しか出場した事がないのだがどちらも納得いく走りを一切できず終わっている。 3度目の正直って言葉がある。 昔から3度目はそれとなくうまくいく事が多く、なるほど!って思っている言葉。 今回も3度目の正直を信じたい笑 2017年から色々なレースも経験したし、人

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          チャレンジ何年生?② チャレンジロードレースレポート

          チャレンジサイクルロードレース、秀峰亭ゴールの69kmで行われた。 登りと下りしかないコースで、2分程度の登りを登っては下っての回復力が重要なのではないかな。 スタート時刻少し遅れてのレーススタート。 今年初の晴れのレースで気持ち的にも明るい。 スタートして少ししてからアタック合戦開始。 今回のチームとしての作戦は完全フリーで各々それぞれの目標に向かって。 自分としては全体的な動きを見極めて最低限の動きで後手に回らないようにレースを進めていくつもりで走る。けれど、調子自

          チャレンジ何年生?② チャレンジロードレースレポート