見出し画像

エンジニア出身の事業家になりたい自分が生成AIに全振りする理由

初めまして、naotoota(@OTA57)と申します。正式には大田直人と申します。「生成AIで心躍る未来を」を掲げるAlgomaticという会社に、2023年7月からフルコミットしています。

- エンジニア出身の事業家になりたい -
私は常にそう思ってキャリアを形成してきました。自分のこれまでのキャリアを振り返り、また、そうした自分がなぜ生成AIに全振りするのかなぜAlgomaticだったのかをこのタイミングをきっかけに書きたいと思います。
同じようなことを考えている方々の参考に少しでもなれば幸いです。

【この記事に書いてあること】
・自分のこれまでのキャリアの振り返り
・なぜ生成AIに全振りするのか
・なぜAlgomaticで挑戦するのか

【この記事の想定読者】
・エンジニア出身の事業家になりたいと思っている人
・生成AIに興味がある人
・Algomaticに興味がある人


1. お前誰やねん: 技術のレバレッジで社会課題を解決したい人

私のキャリアの全体像は以下のような形をしています。ここでは、過去のキャリアについて簡単に振り返りたいと思います。一言で要約すると、技術を起点として事業家を目指し、そのために人事やPdMのような多岐に渡る仕事を経験してきました。しかし、一貫して私のキャリアの核となっているのは社会課題の解決です。これが私のキャリアの軸であり、私自身の特徴を表しています。

FiNC Technologiesインターン時代: 技術との出会い

私がエンジニアとしてのキャリアを歩み始めたきっかけは、学生時代にFiNCでのインターンシップを経験したことでした。
この時にエンジニアチームに配属されたことが私のエンジニアとしてのキャリアのスタートとなりました。
FiNCでは、Railsを用いたWebアプリケーションの開発はもちろん、Androidアプリの開発をも経験しました。エンジニアの経験が全くなかった私に対し、先輩社員の皆様は一からエンジニアリングを教えてくださり、そのご厚意には誠に感謝しております。

エンジニアリングとの出会いは、私にとって衝撃的でした。それまではユーザーとしてウェブやスマートフォンのアプリを利用するだけでしたが、自分が書いたプログラムが実際に動作し、それが他の人に利用されることは、非常に興奮する体験でした。初めてのPull Requestがリリースされた時の感激は、今でも鮮明に覚えています。
その経験から、技術を用いることで可能性が広がり、提供できるものが増えるという技術のレバレッジへの強い興味が形成されました。

また、エンジニアリングだけではなく、後輩インターンの育成やその仕組み作りなども任せていただく機会があり、FiNCのインターンプログラムを通して多くの人とつながることができたことに、感謝しています。
Algomaticの代表である大野CTOの南里さんはFiNCでのインターン時代の仲間です。大野とはインターン生2人で新サービスをゼロから創り出すという貴重な経験をし、それは今でも強く記憶に残っています。

大学の卒業式での大野との写真

FiNC Technologies社員時代: 事業家への憧れ

その後、新卒としてFiNCに入社し、EC事業部のエンジニアリングマネージャーを務めました。外国籍のメンバーを含むチームを率いるという貴重な経験を得られた一方で、事業を伸ばすということについて本気で考える経験もできました。
この過程を通じて、IT業界で事業を展開するにあたり、技術の知識は不可欠であると認識しました。さらに、技術を理解し、それを用いて事業を創造できる人材が最強ではないかと考えるようになりました。
同時に、私自身の関心が、単にエンジニアとして技術力を伸ばすこと以上に、その技術をどのように活用して世の中に影響を与えるかを考える方向に強く向いていることに気づきました。

FiNC内で私が尊敬する存在であったのは、当時CTOを務めていた南野さんでしたが、それだけでなく、ビズリーチの竹内さんLayerXの福島さんメルカリの山田さんChatworkの山本さんといった他社でエンジニア出身の事業家として成功されている方々も私のロールモデルとなりました。エンジニアから事業家になるにはどうしたらいいのかを常に考えるようになりました。その思考を深めるために、ロールモデルの方々のSNSや記事を読み、時には直接お話を伺うなど、幅広く情報を得ていきました。
その過程で、一度エンジニアの職から距離を置くことが必要と感じるようになりました。そして、その時期に社内異動か転職かを模索した結果、転職することとなりました。

初めての転職活動: 社会課題の解決という自身の軸の明確化

転職活動の過程で、多くの企業から話を伺う機会がありました。この経験から得られたものはたくさんありましたが、最も大切だったのは自身のキャリアにおける軸が明確になったことだと思います。

FiNCは「すべての人にパーソナルコーチを」をミッションとし、健康寿命(人が寝たきりにならず健康に生活できる期間)と実際の寿命の平均値との10年の差を埋める挑戦をしています。
FiNCの姿勢が自ずと染み付いたのか、自然と私も社会課題の解決に貢献したいという思いが強くなっていました。

FiNCの送別会でいただいた寄せ書き

さまざまな事業を展開している多様な人々と話す機会を得る過程で、自分が何に引きつけられ、何に引きつけられないのかを考えることができました。これにより、自身のキャリアにおける軸を言語化できたのは大変有意義でした。

ビズリーチへの人事としての転職: 事業と組織の振り子

様々な企業様とお話させていただく中で、1番自分に刺さったのが、当時ビズリーチのCTOだった竹内さんのお話と用意してくださったポジションでした。

事業を創るには事業と組織の両輪を等しく成長させることが必要。もちろん重なる部分はあるが、本来は異なるベクトル。FiNCでは(エンジニアとして)事業にコミットしてきたのだろうと思うから、今度は組織にコミットしてみてはどうか?
事業と組織を振り子のように行き来することで、能力の総量が伸びて、目指す姿が近づくはず。
また、組織において事業家観点で1番大事なのは自分より優秀な人を口説けるか、これができないと事業が大成することはない。

カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方より(出典

違う解釈している部分もあるかもしれないですが、このような話をしてくださったと強烈に記憶しています。(解釈間違っていたら違ったらごめんなさい!!)
また、用意してくださったポジションは海外エンジニアの新卒採用でした。当時ビズリーチはWorld Hackathonを開催していたり海外採用に力を入れていました。
海外の優秀な学生に、国内企業だけでなく海外企業もいる中でビズリーチに来てもらう、とてもチャレンジングで刺激的なオファーで、転職とジョブチェンジを決めました。そうして、2020年2月にビズリーチに新卒エンジニアの採用担当として入社しました。

M&Aサクシードへの転籍: コロナ禍での選択とプロダクトマネージャーへの挑戦

2020年2月というのを見て、ん?と思われた方もいるかもしれません。
そうです、新型コロナウイルスです。
入社して2週間後には海外への渡航は禁止になり、3月には緊急事態宣言で家からすら出ることができなくなりました。
上述した海外採用は一旦ストップ、またそもそも期初に定めた採用計画もどうなるかわからないと言った状況でした。

そのような状況下で、入社直後だったこともあり、大変ありがたいことにキャリアの選択肢を用意していただけました。
人事を続けるか、1度事業側へ異動するか
様々な状況を勘案し、事業側への異動を決めました。事業と組織の両輪という考え方は変わらず、順番が逆になっただけというイメージでの決定でした。そうしてM&Aサクシードへの転籍が決まりました。

わずか3ヶ月でしたが色紙までいただき感謝です

M&Aサクシードは日本の中小企業の後継者不在問題や、黒字廃業が多いといった社会課題を解決すべくチャレンジしている会社です。
私が転籍した2020年は事業ローンチ後3年目のタイミングで、事業としての最初の壁は突破し、1→10へとグロースしていくタイミングでした。
FiNCでのtoC事業とは打って変わり、toB事業かつM&Aという全く新しいドメインであったので、キャッチアップ・アンラーンすべきことがたくさんありましたが、逆に自身の幅や引き出しが広がったと思います。
最初はエンジニアとして機能開発を担当していましたが、1年ほど経った頃からはプロダクトマネージャーに挑戦させていただきました。

今までもエンジニアとしてプロダクトがこうあるべきではないか、というような思考はしていましたが、プロダクトマネージャーとしてプロダクトに向き合うには、それだけではなくさまざまな観点からの思考と総合的な判断が必要です。
よくプロダクトマネージャーはミニCEOと言われますが、本当にその通りで、事業のビジョン・事業計画・セールスの状況・既存のお客様の声・技術的負債やバグ等々全てを勘案して、プロダクト開発リソースの使い方を決める必要があります。
失敗の方が多かったかなと思いますが、やらないことを決める大切さ複数のチームを動かして事を為すパワーと難しさを学びました。

Algomatic創業への参画: エンジニア出身の事業家への挑戦

前述したように、Algomatic代表の大野とは大学の同級生であり学生時代にFiNCで一緒にインターンしていた間柄でした。キャリアは異なる選択をしていましたが、たまに近況を報告し合うような間柄で、今年の3月頃にAlgomaticの構想を聞きました

昨年夏頃からM&Aサクシードでは、まさに新サービスの立ち上げをリードさせていただき、3月頃は立ち上げたサービスをこれからガンガン伸ばしていこうとしており転職は考えていませんでした

恥ずかしながら、当時はChatGPTは少し使っていた程度だったのですが、大野との会話をきっかけにChatGPTだけではなく、LangChain等の周辺技術を触り始めました
(この時はnpakaさんのnoteがめちゃくちゃ役に立ちました。ありがとうございます。)

LangChain等の周辺技術を触る中で、生成AIの技術としてのレバレッジの異常さにどんどん惹かれていきました。この技術をどうサービスに活かして、課題解決に繋げていくかアイデアがいくつも浮かびました。
もちろん、M&Aサクシードで生成AIを取り込んでサービスをグロースしていく選択肢もあったのですが、あらゆる領域にチャンスがあること、詳細は後述しますが「時代を代表する会社を創る」という大野の思想に惹かれてAlgomatic創業への参画を決めました。

Algomaticでは複数立ち上げる事業のうち1つの事業立ち上げを担当します。
これまでの経験を活かして、いよいよエンジニア出身の事業家への挑戦となります。まだまだ足りない能力だらけですが、共に集った最高の仲間達と互いに補い合いながら時代を代表する事業・会社を創っていきます。具体的にどういった事をしていこうとしているかは後ろで詳しく記させていただきます。

M&Aサクシードの皆様
大事なタイミングで快く送り出してくださったM&Aサクシードの皆様本当にありがとうございました。
在職中に頂いた全ての機会は自分のキャリアにおいて宝物です。
挑戦の場は変わりますがサクシードの名前を聞くことを楽しみにしておりますし、サクシードに名が届く/貢献できる会社を創れればと思っておりますので引き続きよろしくお願いします!

以下ではこの意思決定の過程で考えた生成AIの可能性やAlgomaticの魅力について詳細を記せればと思います。

2. Algomaticとは?: 20億円を原資に生成AIを活用した事業を複数一気に立ち上げる会社

その前に少し、Algomaticの紹介をさせてください。
Algomaticは「生成AIで心躍る未来を」を掲げ、2023年4月に創られました。

いわゆるスタートアップとは少し違い、DMMの亀山会長とAlgomatic代表の大野の共同創業であるため、最初の資金調達が済んでいる状態です。
資金調達が完了していることと、生成AIの可能性を踏まえて、会社戦略としても1事業に集中して戦うのではなく、最初から複数領域で同時多発的に事業を立ち上げる方針をとっています。

そのため、事業立ち上げと同時に事業立ち上げを推進できる人材の採用が急務となっています。すでに最高な仲間達が集まってきていますが、時代を代表する会社になるためにはまだまだ十分ではありません。Algomaticの魅力については後ほど改めて記しますが、ページを閉じる前に、採用ページだけでも見ていただけると幸いです。

3. 生成AIの可能性: 無限大∞

生成AIとは

ここまで読んでくださってる方には今更だとは思いますが、生成AIはChatGPTのリリースによって爆速的に認知が広がった、機械学習モデルの一種です。
文章だけではなく画像、音声、動画といったバイナリから成り立っているものであれば生成できる、といったものになります。
学習量の増加やモデルの進化により、生成の精度が昨今急激に上がったことにより、生成AIの波が来ているという感じです。

国や各社の動き

波の大きさは、国や各社の動きを見ても明らかかなと思っております。

大規模言語モデルの開発に海外企業だけでなく日経大手企業が参入したり、国がガイドラインを整備して発表するのもとても早かったです。
他にも例を挙げればきりはないですが、各企業や政府がチャンスと捉えて検討・参入しているのは明らかかなと思います。

インターネットやスマートフォンの誕生した時と似ているという声も聞きますが、当時自分は学生だったのでぶっちゃけ似ているのかはわかりません。
ただ、技術畑の人間としてサービスや機能のアイデアの幅が広がったなとは思いますし、社会人生活の中で1番のアツいムーブメントを感じており、こんなアツいムーブメントは人生で何度も出会えるものではないと思っています。

ChatGPTの成長の速さを示す図(出典

プロダクトのアイデアが広がった

技術やプロダクトはサービスのhowの1つであり、サービスはユーザーに価値を提供して対価を頂くものである、と自分は考えており、
技術の進歩もユーザーへの提供価値を向上させるものでなければならないと考えているのですがChatGPTのリリースはまさに生成AI領域の進歩がユーザーへの提供価値となって現れた形だと思っています。

一方で、プロンプトデザインという言葉が生まれたように、生成AIへ正しく指示することのハードルの高さも改めて明らかになりました。
このGAPに生成AIネイティブプロダクトの入り込む余地があると思っています。
ユーザーに直接生成AIへ指示させることなく、生成AIの価値を受け取れるようなサービスが今後増えてくると思います。

日経X TECH ACTIVEより(出典

また、生成AIの価値を生成だけではなく変換と捉えることもできると思っています。
あらゆるサービスやコンテンツは使い手が作り手に合わせる必要がありました。中身はほとんど同じだけどUXが違うだけのサービスが複数存在していたり、コンテンツの発信元が意図しない形で受け取られて炎上につながるといった事象はこのような背景から生じているのかなと思います。
生成AIの価値を変換と捉えれば、使い手が作り手に合わせることなく、使い手一人一人に適した形でサービスやコンテンツを届けることができるかもしれません。
先日発表されたChatGPTのCustom instructionsはそうした世界をまさに表していると思います。

Custom instructionsによってコンテンツが使い手にあわせて変換される例

またもしかすると、既存サービスを人間が使う必要がなくなるかもしれません。
AIにやりたいことを伝えると、AIが勝手に世の中のサービスを使って実現してくれる、そんな未来もあるかもしれません。
既存サービスを人間ではなくAIが利用するような、アプリケーションレイヤーの一つ上にAIアプリケーションレイヤーのようなものが生まれる、そんな予感もします。

AIアプリケーションレイヤーのイメージ

記し始めると止まらないのでこの辺にしておきますが、このようにプロダクトやサービスの可能性がめちゃめちゃ広がったなと感じており、生成AIの可能性を感じずにはいられません。
こういった妄想したい方、いらっしゃいましたらぜひ一度カジュアルに話しましょう!

4. Algomaticの魅力: 時代を代表する会社を創るチャンス

豊富なリソース: 20億円の原資

生成AIの可能性について上段で述べましたが、そういうのを実現するには、まだまだハードル(計算速度やプライバシーの問題等)が存在しています。
なのでまだまだ既存サービスの一部に生成AIを取り入れたようなサービスが出てくる期間が続くのかなと思っています。

生成AIの普及はプロダクトの可能性を広げる一方で差別化を難しくしているとも思います。UIの差別化は意味をなさなくなり、内部的な指示文やモデルそのものの差がプロダクトの差別化になるような時代が来てもおかしくありません。

そういった背景もあってか海外や国内の投資状況を見ても、海外ではユニコーン企業も出てきていますが、国内ではまだまだこれからといった状況で、これは生成AIに限らないですが、現状ではプロダクトではなく人への投資がほとんどかなと思います。

その中で、20億円という資金があるというのは少なくとも国内では現時点ではダントツです。
生成AIの可能性を信じてサービス開発を続けることができる環境が整っています。

新しい会社であること

既存サービスの一機能としての活用もちろんあるし、ユーザーやデータを保持している会社が強い領域ももちろんあると思います。
一方で新しい会社の方が参入しやすい領域もあると思っています。生成AIの技術要素が足りてなくて価値あるサービスを提供することができていなかった領域やワークフローの再定義が発生しうる領域がそれに該当するかなと思います。

各社が導入を始めていて、分が悪い市場があるのはもちろんですが、生成AIネイティブのパワーを最大限活用して新規プロダクトで市場を切り開く、ワクワクしませんか?

最高の創業メンバー

上で人に投資がされていると書きましたが、これは生成AIの領域に限らず本質だし、会社や事業における1番の差別化要素は人だと思います。

3ヶ月前に創られたばかりの会社ですが、圧倒的に最高なメンバーが集まってきています
代表の大野はもちろん、僕も前々職で一緒に働いていた南里率いるBison Holdingsがjoinしています。

Bison Holdingsのjoinに伴って、本職を退職してAlgomaticへのフルコミットを決めたかっちゃん↓

それ以外にも、僕がChatGPTを触り始めていた頃にはすでに前職を退職していたerukitiさんや↓

同じく、爆速で既に退職を決めていてAI Agentに全振り予定だったDoryさん↓

大野に誘われて1日で意思決定してコンサルから転職した池田くん↓

早くから生成AIに熱狂してる人たちや、そうでなくても現職で要職を務められてるような人たち瞬時に意思決定してジョインしているその環境だけで十分価値があると思います。

数十年に1度の時代の変革のタイミング、新たな時代に誕生する新たな企業には、その時代を代表する会社になるチャンスがある。そう思って集った私たちは時代を代表する会社を創っていきますし、この仲間達とならそれができると信じています。

5. Algomaticでわいがやりたいこと: 生成AIで社会課題を解決へ挑む

エンジニア出身の事業家になりたくて、技術のレバレッジで社会課題を解決したい自分がAlgomaticでどんな事業を創っていくんや?という話ですが、もちろん社会課題の解決へとつながる事業を創っていきたいと思っています。

日本の労働人口は少子高齢化に伴い、減少の一途を辿っています。その中で国力を保ち、また向上させていくには、生産性を改善する他ありません
決してAIに仕事を奪われるといった話ではなく、あくまで自分の業務を効率化するためにAIを使う。一人一人がAIと共存できるようなサービスを創っていきたいと考えています。
いきなり汎用的なものを作れるわけでは無いので、業界 x 業務の軸で相性が良さそうなポイントから取り組んでいくことになると思います。

生産年齢人口の分布(出典

もう一つ大事にしたいことは当たり前ですが、プロダクトアウトとマーケットインのバランスです。
生成AIの技術の特性上プロダクトアウトに思考がよってしまいがちです。プロダクトアウトがダメという話ではなく、確率論の話でサービスが当たる確率がシンプルに低いと思っています。かといってマーケットインに寄りすぎても劇的な変化にはならないことも多いので、バランスが大事だと思っています。例えばコア技術や体験はプロダクトアウトに、インターフェースやフェーズ切りはマーケットインに、といったバランスを意識していきたいと思います。

例えば、このエントリを書きながら、こういった文章を書くのに慣れていないのでもっと楽にならないかな〜とか思っています。実現性はさておき、AIが自動でインタビューしてくれてまとめてくれる、それを元に自分が手を入れて公開できる、みたいになるとめっちゃ楽ですよね。でも最初からそれを作ってしまうと多分受け入れられず、インターフェースやフェーズをマーケットに合わせて創る必要があるよねというイメージです。

まだ具体的にこの領域から攻めようというのが決まっているわけでは無いのですが、国内外の事例を見たり、そこから着想を得てターゲットユーザーに紙芝居を当ててみたり、というのを繰り返している段階です。
まだ手探りな状態ですが、生成AI x 社会課題の解決共感してくださる方がいれば是非とも一緒にやりたいです

6.終わりに: We are Hiring!!

- エンジニア出身の事業家になりたい -
そう思ってキャリアを形成している自分ですが、0からの事業創りに挑戦するのはこれが始めてです。
十分やれるなんて自信は一切なく、まだまだ前職の環境で学べることもありましたが、いつまで経っても十分になるなんてことはなく、タイミングと最後は覚悟だと思っています。
このタイミングで自分が覚悟できたのも、これまで関わってくださった皆様からたくさん学ばせていただいたお陰です。改めて感謝しています。

M&Aサクシードの送別会でいただいたプレート

実際、事業創りを始めて毎日新しい学びがありますが、持ち前の学習能力を活かして、Algomaticが時代を代表する会社になるよう、また事業を創れる人材になれるよう頑張っていきます。

会社としても順風満帆なんてことはなく、足りていないことだらけです。会社としての組織・仕組み面での0→1と同時に4つの事業の0→1をやっているわけなので、日々新しい課題が生まれ続けています
生成AI時代を代表する会社を創る、その想いを同じくして背中を預け合える仲間を探しています。
全方位採用中です!下記以外でも私たちの想いに共感してくださる方はどなたでもご連絡ください!

・新規事業責任者
・BizDev
・テックリード
・ソフトウェアエンジニア(フロントエンド、バックエンド、インフラ)
・機械学習エンジニア(画像生成、言語生成)
・プロダクトマネージャー
・デザイナー
・カスタマーサクセス
・セールス/マーケティング
・バックオフィス
・etc…

創業メンバーとのカジュアル面談も受け付けています!
下記のリンクから30秒で応募できますので、ぜひご連絡ください!

長文、お読みいただきいただきありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集

入社エントリ

AIとやってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?