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“作為” と “無作為” の融合。 『e(イー)』に新たなプロダクトが生まれました。

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 空間・プロダクト・グラフィック・ウェブを主軸とし、企業のあらゆるブランディングをサポートしているデザインスタジオSTRAYT(ストレイト)
 セレクトショップのインテリアデザインからジュエリーブランドのVI(ビジュアル・アイデンティティ)設計など、幅広い分野における「ブランディング」を手がけている。

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2020年秋冬シーズンよりスタートするジュエリーブランド 『ANON』
ロゴ、商品企画、ビジュアルなど、トータルでのブランディングを担当。
https://www.strayt.co.jp/branding/anon/

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アッシュ・ペー・フランス株式会社 『CINEMA H.P.FRANCE』
JR京都伊勢丹店の設計・デザインを担当。
https://www.strayt.co.jp/interior-design/cinema-h-p-france-jr-kyoto-isetan/

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 『e(イー)』
ジュエリーを中心に、ブランディングから生産まで、すべての工程を担当。
https://www.strayt.co.jp/branding/e/
Instagram:https://www.instagram.com/e_tokyo_official/


 以前のnoteでは、STRAYT唯一の自社ブランド『e(イー)』としての初リリースとなる、「真円」をモチーフとしたラインナップのプロダクトをご紹介しました

 そんなe(イー)に、また新たなアイテムが誕生。手前味噌ではありますが、かなりの出来だと感じています。今作は『天然石』をあしらったリングたちの登場です。ぜひともお楽しみくださいませ。


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スペクトロライト:ブルー、イエロー、オレンジ、グリーンなど、光が当たるごとに様々な表情の色を見せる天然石。

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ターコイズ:「乾いた大地を潤す水」を象徴する、ブルーグリーンの天然石。みずみずしい色合いが、手元を麗かに飾ってくれる。

 シルバーと天然石を掛け合わせたデザインは、いわば、「“作為” と “無作為” の融合」とも言えるでしょう。人の手によって加工されたシルバーと、自然発生的に生まれた天然石。「円」の幾何学的な無機質性には、“作為” と “無作為” が交差するようなイメージも。

 こちらのリングたちを作るにあたり、サンプルとして参考にした「物」があります。それは、工業製品の『アイナット』。

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画像引用元:https://golfballclub.thebase.in/items/14639889

 『アイナット』とは、重たいものを吊り上げる際に取り付けられる、吊りボルトのことを言います。円の部分はまるで「目」のようで、そこからネーミングされたという工業用製品。こちらの道具を「指輪」に見立てることで、今回のジュエリーたちが作られました。

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ブロンザイト:別名「古銅輝石(こどうきせき)」とも呼ばれる、明るいブラウンやブラックが混ざった天然石。銅や木目のような鈍いきらめきを見せる。

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ラピスラズリ:鮮やかで、それでいて奥行きが感じられるブルーの色味が特徴の天然石。深い海をイメージさせるような静謐な輝きを演出する。

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レモンクォーツ:レモンのようにさっぱり爽やかなイエローの天然石。透明感あふれるカラーは、クリーンな指元のアクセントとして活躍してくれそう。

 工業用製品をイメージソースとしているこちら、撮影ディレクションについても同じ思いを形にしています。

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 無機質で冷ややかなイメージのコンクリートと、そこに付いてしまった水汚れのランダムな有機性。周りを囲む植物の芽吹きにも、健やかな命の宿りや有機的なうるおいを感じます。

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 こちらも同じく。作為的に切り出されたコンクリートと木目の組み合わせには、やはり「無機質と有機質の混ざり合い」が感じられるような。

 それは、まさに今作を象徴するもの。「“作為” と “無作為”」「“無機” と “有機”」「“人工” と “天然”」といったイメージたちが絡み合い、ひとつのピース「指輪」として成り立っています。


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 リリース情報については、公式Instagramよりご確認を。また、販売はオンラインショップにて行います。こちらも合わせて、ぜひ見てみてくださいね。

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STRAYT INC.
e Online Shop
https://e-tokyo.stores.jp
e instagramhttps://www.instagram.com/e_tokyo_official
Writing, ShootingNozomu Miura

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