行動することが結局は一番早く信頼を得る方法 | 手と仕事　#09

めっきり寒い、朝起き上がればストーブをつけて、モゾモゾと夏よりも鈍く起き上がる。 日光のある場所を求めてずりずりと動く。
まだ体温のあがらない重たい朝を迎えた僕はこれでもカメラマンでカフェの人、エプロンをかければカフェの人になり、カメラを持てばカメラマンとして活動する。

僕のカメラマンになるって決めた時のことを書いたnote はこちら↓

カメラマンとして活動していると明言しているのだから、当然お仕事をいただいている。
イベント系のカメラマンであったり、個人の方からご依頼いただいて撮影したり、まだ何も持たないはずの僕でもたくさんの方が僕のことを見つけてくれるのだ。

どこかの大きなスタジオで経験したわけでもないし、写真学校を出たわけでもない。それでも、こんなたくさんの人を撮ることができて、今となっては演劇の撮影やお店の新メニューの撮影など多くのジャンルの方からお声がけいただけるようにもなった。

運がいいだけじゃないか、と言われることもあるだろうけど、それだけじゃないと思いたい。

何が言いたかというと、結局今の状況になっているのは過去の自分がどれだけ行動してきたかの結果なんだと思う。
過去にこの日を見据えて動いていたかというとそうでもないけれど、いつかこんな日が来ることを願っていつも動いてきた。
誰かに会えるかもしれないと期待してイベントに出かけたり、繋がりたいと思った人や場所のイベントに顔を出したり、初めての出会いを求めて出かけたり、個人の方のお店に行ったりといろんなところに可能性は転がっていた。
　

ぼくにはそこにいく時間と心の余裕があって、そこで繋がってまた繋がってって今の人間関係が形成されていったのだろうって、だから今僕はいろんな人の目に触れて、なおと＝カメラマンの認識がしっかりとされてるのかなって思っている

化け物じみた行動力と、コミュニケーションスキルが僕の最大の武器でこれしか持たない僕に唯一できることが、これなんだ。

人間なんて、みんなちょっとおかしい。
僕はそのおかしいの部分が人よりすこしだけおかしい。
それだけのこと。

人に関わり続ける仕事だから、人がいないと成り立たない仕事だから。
これからも僕は人に会い続けて、関わり続けていくんだろう。
　
その行動力だけがきっと今の僕の価値をつくり出す。
これだけはやめないでいたい。これしかできないから。

あのレンズから見る世界も、デジタルが映す自分の表現も僕はその世界が大好き。シャッター切るたびに心が震えて、季節を重ねるたびに僕はまた何かを見つける。