今日の目黒川 2018.10.16

今日の中目黒駅近くの目黒川には、
カルガモさんたちがいた。
野鳥はオスが鮮やかな色のイメージがあるものの、
カルガモってどっちもおんなじ色だったっけ。
あのコはなんとなくはっきりくっきり見えるからオスかななんて思う。

そのカルガモさんたちに出会うほんの数分前、
性差による色について
自分の中の認識に驚く出来事があった。



今日も小学生たちは集団登校する。
以前はいろんな色のランドセルがあって、
でもそれが男のコのだとか女のコのだとかは
意識していなかった。

けれど今日はキャメルのランドセルを背負った女のコばかりが目についた。
ダークブラウンのコもいる。

茶色のランドセルっておしゃれ!
お母さんが選んだのかな?
お兄ちゃんのお下がりかな?
男女どっちでも使えるように茶色にしたのかな?


待て待て待て。
茶色のランドセルは女のコなら普通選ばないって思い込んでるよね、私。
茶色のランドセルは男のコが選ぶものって思い込んでるよね、私。



もう大反省です。
自分の中の男女の色のイメージがあって、
それに囚われていたことに気づいていなかった。
女のコが茶色のランドセルだって全く問題ないのに。
まだ黒と赤のランドセル時代のまま、
男性的な色、女性的な色、の頭だった。

私だって赤やピンクよりブルー系の色の方が似合う。
いや、そもそも赤やピンクよりって言ってることが 女性は赤 という観念に囚われている。

いやはや、どうしたものか。

大反省。
衝撃だ。


先日幼稚園児か小学生になりたてくらいの女のコの集団がいて、
みんなパステルカラーのピンクや紫を基調とした傘やリュックを持っていた。
今のこの年代の女のコはこういう色が好きなんだな、
みんながみんなこの色ってすごいな、
この配色で商品を作れば売れるという共通認識で商品開発してるんだろうな
と思った。

この年代の女のコはピンク系のパステルカラーがすき。
でも本当にそうだったのか。
メーカーとしては大体数が好むであろう色で商品を作らなければ売り上げが伸びないので
その選択は間違ってはいない。

けれど、個人個人では本当にパステルカラーが好きなのか。




ブルーやグリーン、
あるいはブラックが大好きな女のコは、いる。


何色が好きかはその人次第。
知らない誰かのために作るのに
何色がいいかなんて考えてもわからない。
誰が何色を選んだっていい。

だからやっぱり私は私が好きなものを作ろう。
少なくても私自身という1人はそれを気にいるはずだから。

ときには鮮やかなピンクを。
ときには爽やかな青を。
ときには吸い込まれるような黒を。
ときにはまっさらな白を。


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