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【読書】短歌の本 2冊

こんにちは 那珂です。

今日は大雨。

来週から、中学校体育連盟総合大会の地区大会が始まります。

みんなそわそわしている週末です。

今週は、ウイークデイに全く記事が更新できませんでしたが

なんとか3冊、読み終わりました。

今回は、その中の2冊、短歌の本をご紹介します。

1.『のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌』 横山未来子著 日本文芸社



数年前から作りはじめた短歌。見よう見まねというか、独学でやってきたのですが、果たしてこれでいいのかどうか・・・・

 迷いながらの創作でしたが、今回読んだ本は 基礎から応用まで学べる良書でした。

 手元に置いて、勉強するのにも良い本です。

 今、中学校3年生の英語で「英語俳句」のトピックを扱っています。自分が短歌を作ったり、学んだりしていることで、教える知識や幅が広がったなと実感しています。

 生徒達にも、気楽に川柳や短歌、俳句を作らせてみて、クラスルームで交流する活動なんかもしています。

 すぐ、面白い作品を作ってくる彼らはすごいな。                (相聞歌(恋の歌)ばっかりだけど笑)


2.『救命』 犬養楓 著  書肆侃侃房


犬養楓さんの3作目作品です。

救命救急医であり、歌集、小説を出版されている犬養さんは、noterさんでもあります。

第一歌集は、こちら。

小説『トリアージ』

 『トリアージ』は、新聞広告が出てから、ずっと気になっていた小説です。読んでみたいと思っているので、近々読んでみたで紹介します。

犬養さんのnoteは、こちら。

 フォローさせていただいています。

 二足のわらじで、書くことを続けているのも、小説も短歌もどちらもできるって本当にスゴいな。

歌集の話に戻ろう。。。

「コロナ禍にあっての医療現場は、過酷なんてものじゃなくて、その何年間かの記録を、短歌で残したかった。」と、犬養さんがあとがきで言っていました。

 学校の現場にいると、激しく同意する!という歌が沢山あって。

 エッセンシャルワーカーという立場が、どれだけ自己犠牲の上に成り立っているのか。

 果たして、私たちの働き方はこれでいいのだろうか?

 読後に自問自動している自分がいました。

 自分の子どもが将来働くであろう医療の現場を垣間見て、それを親の立場になって眺めてみると、とても不安な気持ちになってしまいます。

 でも、志があって、大きな使命感に突き動かされている医師の方々が、こうして患者さんと向き合い、病と闘ってきたからこそ今の生活が成り立っているのです。

 そのことを、忘れてはいけない。

 この数年間、コロナとたたかってきた医療従事者の皆さんが、報われるような社会になって欲しい。厳しい現場で、働こうとしている若い人達が、ちゃんと支えてもらえるような職場環境であって欲しいと強く願います。

 犬養さんの姿が、長女の将来の姿に重なって見えるのです。

 医者と作家の二刀流でがんばる犬養さんを、これからも応援し続けたい。

 教育現場と医療現場。

 どちらも厳しい現実はあるけれど、犬養さんの「ことば」に励まされました。

 どうか、この厳しいコロナ禍をサバイブして、これからも等身大の自分を表現していって欲しいと思っています。

 最後は、ラブレターみたいになってしまいましたね

 歌集って、あまり馴染みがない方も多いかと思いますが、詩集だと思えば、意外ととっつきやすいものなのです。

 このコロナ禍の記録として、

 一人でも多くの方に読んでもらいたいです。

 ではまた、次回!







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