見出し画像

リスキリングは真っ新になる勇気が必要

那珂です。

先日の国会で話題になった
「育休中のリスキリング」について、自分も再考してみました。

これまで自分のやってきたリスキリングって、
今現在の仕事(キャリア)に上乗せしていく感じと捉えていました。

小中高教員免許 ←大学
英語検定2級
中高専修免許← 大学院
図書館司書教諭 ← 1人目育休中
小学校英語指導者資格(もう期限切れ)
ペン習字
TOEIC763  ← 復帰後
(アンガーマネージメント講座)
図書館司書資格 ← 近畿大学
特別支援教育2種免許 ←放送大学
Appleteacher 認定 ← 今ここ。

学び直しというか、
教師+α みたいな感じでやってきたことがわかります。

でも、先日読んだ新聞記事で

「今までの自分を一度ぶっ壊して、アンラーンにするのが、リスキリング」
「スクラップ&ビルドができなければ、新しい自分に変われない」


と書かれてありました。

学生時代、私が大好きだった大江千里さんの本が引き合いに出されていましたが、大江さんは47才で、単身アメリカに渡りました。
日本でのポジションを捨てて、音楽大学に1年から入り直し、
徹底的にジャズを学びました。

80年代~90年代のJ-POPを牽引してきたプライドや、実績は何の役にも立たず、それを捨てるくらいの気持ちが必要とも言われたそうです。

自らの経験や知識をまっさらにし、若い同級生に追いつくため、何度も基本を練習しつづけた後、ようやく「これまでの自分の強み」を出しても良い、と指導教官に言われた。
 そこから、自分自身の新しい音楽、「ポップスからジャズミュージシャンへ」変わることができたのだそう。

私のリスキリングがうまくいかなかったのは、その勇気が無かったからだ。
25年間、なんだかんだしがみついてきた教師という職業を
スクラップすることがとても怖かったのだと思います。

この記事を読んでから、ずっと考えています。

自分のライティング、webデザイン、動画編集など、自己流でやってきたことをもう一度最初から学び直し、これからの自分のキャリアデザインを考え直すときなのではないか。

 自分をゼロ地点からスタートさせるくらいの気持ちがないと、本当の意味の「リスキリング」にならないな、と思うようになりました。

正直、今まで積み重ねたものを壊すのは怖いです。
過去の学びを捨てずにほぐす とはいうものの、
やっぱり最初は壊さなければいけないし。
それを「アンラーン」な状態というのだそうです。

でも、未練たっぷりで解体が不十分だと、
本当の意味での「スクラップ&ビルド」ができず、
次のステージには上がれないような気がしています。

 ばっさりと退職して、さあ考えよう!はリスクがありすぎる。

 でも、「リスキリング」に向かう気持ちとして、
 「まっさらな自分」からスタートしてみたい。

 簡単なことではないかもしれないけれど、
 これからのキャリア人生を自分で納得して生きていくために、
 今、決断し、進んでいかなけれならないと思うのです。

 「怖いけど、わくわく」

 そんな春が もうすぐスタートします。



この記事が参加している募集

#仕事について話そう

109,959件

サポートありがとうございます。頂いたサポートは、地元の小さな本屋さんや、そこを応援する地元のお店をサポートするために、活用させていただきます!