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「フリーライター」としてこれだけは大切にしたいこと

私は、いわゆるSNSで言われるような「バズる」記事を意識して記事をつくるのが好きではない。もちろん、たくさんの方に読まれてこそのWEB記事だということはこの仕事をしていて身に沁みている。


でも、あえてアクセス数を意識しすぎて書いた記事にはみずみずしさも、楽しさも、何より大切な「ワクワク」もない、と思ってる。


ではどんなことがフリーライターにとって大切なのか

私はこう考える。


仕事柄たくさんの方に読まれるために必要なリサーチや構成、ライティングなど、SEOをはじめとする数多くのテクニックに触れてきた。でもいつでも私は少しそこから距離をおいて、「感覚」を大切にしてきた。

※必要なことは取り入れ、完全無視はしない。やはりこれらのテクニックに含まれる「型」には意味があることも理解している。それらをたたきこんできたからこそ、「少し距離を置く」術も知ったのだ。


読み手に伝えたい、という気持ち。
伝わるにはどうしたら…という寄り添う気持ち。
暮らしに役立てたらいいな、と誰かのしあわせを願う素直な気持ち。

それを大切にして。


きれいごとのように聞こえるかも知れないけれど、やっぱり自分の信じるやり方で仕事をしたい、と最近すごく思います。


いつでも学びたいし、取り入れていく柔軟性は大切にして、でもSEOとか読まれるためのさまざまなテクニックに寄りすぎない、心地よい記事を書いていく。なぜなら、テクニックは普遍的でないことを実感してきたから。

意識せずに書いても「バズることもある」という事実


リンクした記事は、本当に素朴で暮らしに密着したテーマ。暮らしの何気ないお悩みを取り上げました。

モノが多くても整って見える。すっきりとした玄関インテリアをつくる4つのポイント


でも、私がシェアージュで書いてきた記事のなかで、この記事が最も短期間、そして一番アクセスが駆け上がった。正直意外だった。


もちろんこの記事も「役立つように」と気持ちをこめて読みやすく…を意識して書いている。

でも私がもっともっと力をこめた、思い入れのある記事はほかにも山ほどあるのだ。

でも、この記事はそれらの記事よりも早くアクセスを集め長らくランキング1位になっています。

もちろん記事だけの力ではなく、もしかすると自分が知らないところで「ピックアップ記事」のようなカタチで取り上げていただいたのかもしれない。さまざまな要素が結実したのだと思う。

でも、読者に求められるテーマ、内容だったことは確か。読者の心に寄り添えたのだろう。

いつも「寄り添う」気持ちを大切に


この記事だけでなく、ほかのテーマやサイトなどでもこういう経験を何度も繰り返していくと、なんだか肩のチカラが抜けるし、だから何が「バズる」かわからないんだなぁと、この仕事の楽しさも感じます。


誰かに求められるには、「しかける」ような気持ちじゃなくて、「寄り添う」気持ちが大切なんだ。

これはライターとしてはもちろんですが、どんな仕事にも通ずる想い。これだけは大切にしたいと思うことです。

今日は心のままに、書いてみました。「ですます調」と「だ・である調」の混在や口語体や文語体の混在はご容赦くださいね。


■執筆者の詳しいプロフィールはこちら→Naomi.Spring HP
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