女性の働き方は「変化」がキーワードに

はじめまして！福岡を拠点に活動しているフリーランスライターのnaomi.springです。子育てしながらの「フリーランスライター（在宅ライター）の仕事」について、さまざまな視点から書いています。在宅ワークをこれから始めたいと思っている方や、興味のある方のお役に立てば嬉しいです。

女性の働き方は実に多彩。外で働くことだけでなく主婦業も含めて、ライフスタイルの変化により働き方が変わることが多くあります。今回は、私がフリーランスライターとして本格的に活動し始めるまでのお話をします。働き方の変化に揺らぐこと、ありますよね。でも「変化」するからこそ面白い！その経験が持ち味！そんな気持ちを、少し後押しできたら嬉しいです。

在宅ワークに物足りなさを感じて

フリーランスでライターのお仕事をしていると、基本、在宅ワークになります。

家庭があり子育てをしている私にとって、何かと身動きのとりやすい、自宅で仕事ができることは本当に理想的。反面、独身時代に出張などで飛び回り、アクティブに仕事をすることに慣れていた自分にとって物足りなさを感じていたのも事実です。きっと、仕事の人間関係が「インターネット上のみ」ということに味気なさを感じたていたのでしょう。コミュニケーションツールがメールのみで仕事が進んでいくことにも、少し味気なさを感じていたのでした。

Wワークへの挑戦

そんな時ふと思い立ち、あるお気に入りのカフェで働くことになりました。

初めてのWワークです。

出産し子育てが始まって以来、外で働くのは初めてのこと。子どもが小さいこともあり、シフトのこと勤務時間帯のことなど不安もありました。でも子育て世代の方もいて癒される雰囲気のカフェだったので、ここでならフリーランスをしながらでも無理なく楽しくお仕事ができるのでは……と思ったのです。

長らく在宅で仕事をしていた私にとって、久しぶりに「リアルに人と関わる仕事」でした。お客様、スタッフさんとの関わり。年代も環境も違う方たちとのやり取りが毎回刺激になりました。そして、その時間があるからこそ、またPCに向かいライターとして活動できることの喜びや楽しさを実感できたのです。

働き方を見つめ直しフリーランスへ

しばらく続けたWワークも、ライターの仕事が思った以上に忙しくなり、カフェを退職することになりました。しだいに、2つの仕事に加え主婦業との両立を難しく感じるようになったのです。子どもが熱を出した時、どうしても外せない用事が入ってしまった時など、シフト変更が難しく他のスタッフさんに迷惑を掛けてしまうことも心苦しくなって……。

決められた時間制で働くことは、思った以上に制約があること、それが今の自分にとってはプラスにならないことを痛感しました。

仕事内容ではなく、この部分がネックとなったのです。しかし、このWワーク時代があったからこその収穫も。自分が本当は何をしたいのか、フリーランスとして、これからの働き方をどうしていきたいのかしっかりと見つめ直す機会にもなりました。

この後すぐに、個人事業主として開業。

やはり、フリーランスでやっていきたい。それがこれからの私の働き方として出した答えでした。

今は、あの頃に感じていたような、在宅ワークへの「物足りなさ」は薄れています。それは取材や編集部とのやり取りなど、「リアル」を絡めながら働くフリーランスライターの仕事に楽しさを感じているから。これからもっと、リアルの世界と関わる姿勢で仕事を続けていきたいという思いも新たにしました。

経験こそが糧！「変化」するから面白い！

多彩な働き方を経験するからこそ、さまざまな立場で働く人の考えやライフスタイルに触れることができる。

独身時代、専業主婦時代、正社員・派遣・アルバイト・在宅ワークやWワーク、子育てしながらの仕事、いろんな働き方を経験して感じるのは、女性の働き方ってライフステージによって本当に変化するということ。

それをキャリアアップのマイナスとしてとらえるのではなく、さまざまな経験こそが糧！だからこそ面白い！と思えるのが今です。そしてその経験が、さまざまなジャンルの記事をご依頼いただけている所以にもなっています。

要は、どんなことも「自分の持ち味」に変えていけるかどうかなのです。働き方の変化を「キャリア不足」と捉えるのか、多彩な働き方を経験したことが「人間力向上」に繋がったと捉えるか。それは、あなたが仕事へどう反映させるか次第だと思うのです。

その時その時、焦らずにできることを一生懸命。

その日々の中で、気負わずとも自分らしい働き方が見えてきます。もし今、自分らしい働き方を模索しているなら、自分とは違う働き方をしている人と話してみたり、ブログを読んでみたりと「疑似体験」してみるのも良いかもしれません。

これまでの経験を自分の持ち味に変えていける、そんな働き方をあなたも探してみてはいかがでしょうか。

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