見出し画像

とりあえずはじめる・言い出しっぺになる


社会派ブロガー・ちきりんさん。
ご存知の方も多いでしょう。
SNSや"インフルエンサー"という言葉が広まる前、ブログが登場し だんだん流行り始めていた2000年代から、ブロガーとしてコツコツとネット上で書いて発信することを続けてこられた方。そして書籍を何冊も出してらっしゃる方です。

ここ1年ほどはブログ以上に、音声配信プラットフォーム・Voicyで発信されています。情報量が多いだけでなく、肉声でお話が聴けるのも魅力で、ブログや書籍以上にご本人を身近に感じられて楽しいです(もちろん聴いてます&超絶お薦め)。


つい先月、最後にして渾身のご著書『自分の意見で生きていこう』が発売されました。

4部作、全て良いです。しかも全く古びない内容。
未読の方はこの機会にぜひ。


なんで突然、ちきりんさんの話を?と言いますのも、わたしは4部作の1作目『自分のアタマで考えよう』を20代で読んでから、ちきりんさんを勝手にメンターだと思ってきました。

ちきりんさんのブログは、いつも金言だらけなのですが、中でもとりわけ、自分にとっての北極星のように、ずっと大切にしている記事があります。

まさに今、それを改めて思い出しつつ、自らの原動力にして、言い出しっぺになっていこう!と動き始めたことがあります。今回はそのお話です。


「起点になろう。できるだけ早く」

そう、大切にしているのは、この記事です。

ぜひブログで全文をお読みいただきたいのですが、ほんの少しだけ、抜粋してご紹介します。

みんな知ってるけど、あからさまには言われてないことを教えてあげる。
自分が起点になれる人ってのは、それができない人と、つながりたい、話したいとは思ってない。

わかるかな。
起点になる人は、自分も起点になる人だけとつながってる。
もし自分もその輪に入りたいと思うなら、
あなた自身が起点になる必要がある。

結果として起点になれる人は、起点になれる人だけに囲まれて人生を送ってる。
反対に起点になれない人は、起点になれない人ばかりに囲まれて生きてくことになる。

(中略)

今とはまったく違う世界がみたいなら、
どんな小さなことでもいい。自分が一番、興味のあることで、
とにかくまずは「起点」になろう。

できるだけ早く、
そうしたほうがいい。

https://chikirin.hatenablog.com/entries/2018/07/01


「起点」は何でも良いんじゃないか、と思います。
大切なことは、とにかく自分から始める、言い出しっぺになること。

こうだったらいいな。これをやったら楽しそうだな。
どこでも、誰でも、何でも、そうです。ぼんやりと考えることってあると思います。

が、実際に始める人って、実はそう多くないですよね。
わたしも日々あれこれ妄想するものの、いろんな都合から、実現できたことは本当に氷山の一角。
そしてそれを、細々とでも続けるってなると、またさらにハードルが上がってしまうかと。


自分で始めたから、変わったことがある


何事も最初は本当に、スモールステップでいいと思います。始める前から自分で自分のハードルを上げないの、超大事。

例えばこのnoteも、実はアカウントを作ってはフェードアウトを繰り返すこと3度目w。
2019年10月に今のアカウントをはじめて、本当に続けられるペースで細々と書き続け、今日に至ります。


そもそも、2019年春に通信制の大学で学び始めたことも、自分から始めたこと、と言えるひとつかと。

現在では、大学全体でも通信で学んでいる学友さんが、当時より格段に増え、本当に嬉しい限りです。そして4月からの新年度もきっとたくさん増えることでしょう!

この方もまさかの入学宣言。大学の広報の方も初耳で驚いたそうですw
書画コースは2022年度に新設されるんですよ~


また、今となってはとても面白がられるようになりましたが、まぁまぁジョブホップを重ねた20~30代を振り返ると、転身のきっかけも自ら作ってきています。

昨年から始めた、私設図書館の本棚オーナーもまさにそう。

この1年で本当にじわじわ広がり、話題になりつつあることも実感します。



ということで、わたしはどちらかと言えば、自分で始めたがり・変えたがり、なんだと思います。とりあえずやってみて考えるタイプ、です。


ただ、自分が「起点」になっていたか、というと・・・
どうも、ゼロからイチをつくれるタイプでないこともあり、「起点」にのっかっているだけだなぁ、と、どこかでずっと思っていました。

20~30代はそれでもまぁ、良かったのかもしれません。
でもどこかで、いつまでそれを続けるんだろう、と、ここ数年、もやもやし始めていたのは事実でした。


自分が本当に「起点」になりたいことは?


じゃあ、自分が「起点」になりたいこと、言い出しっぺになって始めたいことって何だろう。
この1年、改めて考え続けていたテーマでした。そして、気づきました。

フリーランスでお仕事するようになったこと、つまり、わたしの個人的な活動や興味関心とお仕事とが、より一層シームレスになったことで、畑を耕すように少しずつ、「起点」としての自分の"土台づくり"が進んでいっていたように思います。

自分でも意識しないうちに過ごしていた、"土台づくり"の時間。今思うと、機が熟すのに必要なものでした。
年が明けて、2022年1月。
いろんな占いや、思いがけない転機に背中を押され(笑)、本当に半歩程度のささいな行動を起こしてみたんです。


まず自分が動く、話す。すると 物事は動きだす


自分の中で、こうだったら楽しそうだな、と熟成し続けていた妄想の中から、とある一つを取り出し、とあるところで、とある人に話してみたのです。

ふわっふわの綿菓子のように、何も現実的じゃないし決まってない状態のまま、「こんなことがやりたいなぁと思ってて、具体的に何かツテがあるってわけじゃないんですけど」と。


ちなみに、その、とあるところのとある人、とのご縁は、2018年にあったものの、当時は本当に名刺交換した程度、単にあしあとを残していっただけでした。
そのまま何もせずに時間が経ってしまったのですが、そんなあしあと程度でも、何もしないよりは良かったんだな、と、心底思いました。


はじめまして、お話を伺います、と話しかけられ、「あれ、もしや初めましてじゃない、かも?」なんて返答したら、あれ?もしや??と、とある人が思い出してくださり、とても話が弾んだんです。

そこからの展開が、本当に不思議でした。

とある人が、とある人にわたしを紹介しつなげてくれたことで、たった数日で、驚くほどとんとん拍子に、人と人のご縁がつながりました。
ご縁はどんどん派生し、ふわっふわの妄想でしかなかった話が、あっという間に現実味を帯びてきたんです。ありがたい限りです。

4月から大学に復学し、卒業を目指してギアチェンジしよう! と思っていた矢先で、少々まさかの展開だったのですが・・・w
これもできる範囲・できるペースで、少しずつでも続け、進展させていければなぁ、と考えています。
もう少し具体的にご紹介できるときが来たら、再びこのnoteに書きます!



で、つまるところは、これですね。

人生に 無駄なことは ないし、自分が好きなこと・楽しいと思うことは 誰に言われなくても勝手に始めてる。

そしてきっと、気づいたら自分が「起点」になってるんでしょう。


まとめ

たった数日の不思議な展開を振り返って、思ったことを2つほど。

やってみたいことを誰かに話しておくって大切、という言葉、よく聞きますよね。
誰に話すか、という人選も少なからず大切ですし、話すからには伝わるようにベストを尽くすことも大切。
ですが、それ以前に、自分の頭の中だけであれこれ妄想してるだけではダメで、まずは誰かに伝えてみなければ何も始まらないな、という至極当たり前のことを実感しました。

また、話せる状態になる前段階からでも、さらにもっと前段階の、何をしたいかすら見えてないふわっふわの状態でも、少しずつ少しずつ、そのときできる範囲で、何かしらの"種をまいておく"ことも大切だと思います。

今取り組んでいる芸大での学びもそうですが、何かにすぐ役立つ・使える、とか、わかりやすく即効性があるわけじゃないこと、そもそも何になるかもわからないようなこと、いわばちょっとムダとも言えるようなことでも、何もしないよりは何かしておいた方がいいんだな、と。

ということで、立春も過ぎました。
なんでもいいのです、ぜひ自分が「起点」になって始めてみませんか。
きっと毎日がちょっと楽しくなると思いますよ。


ふむふむ、へーそうなのかー!って思っていただけたら、下の方にある♥マークをポチっていただけるととても嬉しいです。noteアカウントがなくてもポチれたり、ツイート&シェアできます。


この記事が参加している募集

振り返りnote

記事を読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは書籍購入などに使わせていただきます。何よりそんな広く優しい心をお持ちの方には きっといいことがあるはず✨メッセージも合わせて書いていただけたら必ずお返事いたします✏︎