「はじめての金読本」のコンテンツを見直し、金(ゴールド)の基本や付き合い方をおさらいします。専門的な用語は使いません。マーケットの動きについても必要な場合を除いて触れません。そも…
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#金読本
出直し金読本010 10年は保有
短期の利益を追うのか、資産の保全を考えるのか。どちらを求めるかによって、金との付き合い方には大きな違いが生まれてきます。
あくまでも短期の利益を追いたいというのであれば、わざわざ金地金や金貨といった現物を売り買いするのはヤボというもので、金先物=将来の金価格を売り買いすればよいことです。それなら投資資金の何倍もの取引ができますから、予測が当たれば儲けはドンと大きくなります。ただし予想が外れれば
出直し金読本008 国際価格と国内価格
金は、太陽の動きを追いかけるかのように、世界のどこかの市場で取引が行われています。シドニー、東京、香港、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークという具合に、時差を追って取引は受け継がれていきます。インターネット上の取引が主流になった現在では、「NYグローベックス」という電子取引システムがほぼ24時間稼働しており、金価格は、休日を除いて、ほとんど眠ることなく動いています。 ところで、一般に金価格と云
もっとみる出直し金読本001 はじめに
日本に住む私たちが買い物をして、お勘定をする(決済する)手段は、いま大きな変化を遂げつつあります。ほんの10数年前まで、現金かクレジット・カードを使うのが一般的でしたが、今ではスイカに代表されるICカードも決済手段の一つに加わっています。 進んだ店舗では仮想通貨(欧米では暗号通貨ないしは暗号資産と呼ばれています)にも対応していますが、まだ先行きが見えにくいところがあります。その代わりに登場すれば
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