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妊婦生活 十月十日の記録 【妊娠後期編】

妊娠生活を記録するために始めた「十月十日の記録」。今回はいよいよ妊娠後期編です。今年の2月に書き始めた妊婦の記録もこれで最後。

(バックナンバーはこちらからどうぞ)

【8ヶ月】里帰りスタート!ベビー用品の準備を本格化

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【Week 28】

8ヶ月に入ってすぐ、里帰り出産に向けて帰省しました。実家での生活は、家事の負担が減り、体力面ですごく助かりました。一方で、かれこれ10年以上親元を離れていたので、少し気詰まりしてしまう場面も…😂
とはいえ、やっぱり実家は居心地が良いし、日に日に大きくなるお腹を見て両親は喜んでくれるし、最強の味方が出産前後をサポートしてくれることに感謝しました。

帰省したら楽しみにしていたことナンバーワン!それは出産準備です。すぐさま買い出しに出かけたくなる気持ちをグッと抑え、まずは購入品リストを作成しました。これはやっておいてよかったです。私が参考にしたのはアカチャンホンポの出産準備リスト。

このリストと、自分が欲しいものを合わせてSpreadsheetに書き出し、商品名の横に、①購入したか ②今後購入する予定があるか ③メモ を追記。このリストのおかげで、購入漏れや、不要なものまで買ってしまうということを避けることができました。また、Spreadsheetは共有した相手と共同編集ができるので、離れて生活している旦那さんとの認識のズレを避けることができ、後々大活躍でした。

準備品リストも準備できたし、いよいよベビー用品を買いに!まずはベビー服から。今回が初ベビーの私たちには、「短肌着」「コンビ肌着」「バギーオール」などの用語はチンプンカンプン。ネットやお店のポップを参考に一緒に勉強しながらお買い物を楽しみました。

買い出しの翌日、初めてベビー服の水通しをしました。「世界一幸せな洗濯」なんて言われるそうですが、本当ですね…😇

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その後もお風呂関連やおむつ関連など、何回かに分けて買い出しをしましたが、全て同行してもらいました。出産準備品の買い出しは、これから何が必要になるのか知ってもらういい機会になります。できるだけパートナーに同行してもらうことをお勧めします👍

2週間の隔離期間を経て、分娩を予約していた産院を初めて受診しました。分娩の予約をしたのはもう何ヶ月も前。里帰り出産なのでネットの情報しか頼りにできず、実際に受診するまでは不安がありました。
実際に受診してみて、なんとか想定していた範囲内で一安心。

ちなみに私が産院を決める指針にしたのは ①食事の美味しさ ②口コミ ③病院の内装・清潔感 ④HPの綺麗さ(これは完全に職業病😂)でした。

8ヶ月終わりに近付くと、こむらがえりが多発。しかも数日後を引くやつ…痛い。すると従姉妹から、夜中トイレに行った後も水を飲む様にとアドバイスをもらいました。これを実践したら嘘みたいにこむらがえりが激減!一種の脱水症状のようなものだったみたいです。同じお悩みを持っている妊婦さんは、夜中も意識的に水分補給をしてみてください。

余談ですが、帰省してすぐ、父が「美味しそうだったから」と言って、あるノンアルコールビールを買ってきてくれました。それがこちら↓

これが美味いのなんの!それまで飲んだノンアルの中でダントツでした!!本物のビールからアルコールを抜くという製造方法のようで、ノンアル独特の変な後味がまったくと言っていいほどありません。授乳期が終わるまで大好きなビールが飲めないというフラストレーションが一気に解消されました。ビール好きな妊婦さんがいらしたら、ぜひ😁

【Week 28】
顔が見られた…❤️(左)

妊娠8ヶ月 まとめ
・実家暮らしがスタート
・出産準備リストを作成し、ベビー用品の準備を本格化
・予約した産院を初めて受診
パートナーにしてもらって嬉しかったこと
・ベビー用品の買い出しに意欲的になってくれた
(「なんでもいい」は禁句です😂)

【9ヶ月】日記をスタート。そしていよいよ産休に突入!

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【Week 32】

9ヶ月に入ると、明らかに疲れやすくなり、時々動悸がするようになりました。仕事が定時に終わっても、いつもより疲労感がある。ちょっとキッチンに立つだけで息切れ。動悸がすると座っていてもしんどくて、横になる。妊婦あるあるかなとあまり気にしていなかったのですが、妊婦検診で鉄分の数値が下がり続けていると言われ、最近の異常な疲れはそのせいだと気づきました。ようは貧血の症状だったんです。

貧血解消のために、以前から母親に勧められていた鉄分たっぷりのプルーンジュースを飲むようになりました。これでだいぶ症状が和らいだように思います。

気付けば、旦那さんと離れて暮らすようになってから早1ヶ月。定期的にやり取りはしているけど、何時に起きて、何を食べて、何を考えて日々過ごしているかまでは共有することができていませんでした。伝えようとしなければ伝わらない状況に不安を感じ、この頃から日記をつけるようになりました。

私が利用したのはトツキトウカというアプリのダイアリー機能。

これなら旦那さんも読みたいときに読めるし、メッセージを頻繁に送るより、一度にまとめて読めて、相手の負担になりにくそう。実際、旦那さんは毎日読んでくれていて、日記に関連する話題を振ってきてくれます。できれば出産まで、あわよくば産後、東京の家に帰るまで続けられたらいいなと思います。

9ヶ月後半に入り、もうすぐ臨月。いつ何があってもいいように、陣痛・入院バックを準備しました。産院でもらうリストには載っていなかったけど、個人的に必要だと感じて入れたものはこちら↓ 

冷えピタ、ハンディファン(陣痛・分娩時の暑さ対策)
めぐりズム(産後、日中でも睡眠を取れるように)
ミニトート+S字フック(貴重品やセルフケア用品を入れて、ベッドサイドにぶら下げる)
ドライシャンプー、ボディーシート(シャワーOKが出るまでのリフレッシュ用)

【追記】これら、全て持って行ってよかったです!

そして!いよいよ産休に入りました。妊娠が発覚して約半年、無事に仕事をやり切れた自分を褒めつつ、これから負担をかけてしまう上司・後輩に感謝をしながら、お休みに入りました。長時間座っているのがしんどくなりつつあったので、少しホッとしました。

9ヶ月終盤。コロナに感染した妊婦さんの痛ましいニュースが流れてきました。ニュースを聞くたびに本当に苦しく、胸を痛めました。それまで私自身、ワクチン接種を受けるか迷っていましたが、旦那さんも家族も心配していたので、受けることに。

このころから妊婦さんへのワクチン接種が今まで以上に呼びかけられるようになり、地元のワクチン接種会場は住民票の場所に関係なく、妊婦さんへの優先接種を開始しました。予約不要でとてもスムーズに接種することができましたし、幸い、副反応は腕の痛みだけで済みました。とりあえず1回目を終え、一安心。

妊娠9ヶ月 まとめ
・入院バックを準備
・1日を振り返る日記をスタート
・いよいよ産休に突入
・コロナワクチンを接種
パートナーにしてもらって嬉しかったこと
・日記を読んで、反応を見せてくれた

【10ヶ月】ついに臨月!出産への期待と不安

【Week 39】
(出産前日)

いよいよ臨月に突入!長かったようであっという間だった妊婦生活ももうすぐ終わり。待望の瞬間まで1ヶ月を切りました。

体力づくりのために夕方30分の散歩を日課にしようと思い立ちました。しかし、3日坊主の私に続けられるかが不安点。最初の数日、なんの気無しに歩いている様子をインスタのストーリーにアップしていたのですが、ある程度続けると辞めるのがもったいないと言う心理が働いて、気付いたら1週間、2週間…と散歩を続けることができ、習慣化に成功しました。

運動をしているから!と気が抜けたのか、臨月に入ってから1週間ごとに1キロずつ増量!!臨月は体重が急激に増えるとは聞いていましたが、このままでは流石にまずい…

そこで、マタニティ用のトレーニングも習慣に追加。解説動画を見漁り、自分に合いそうなものを毎晩寝る前に行うことを習慣にしました。
ちなみに私のおすすめチャンネルはこちら!論理的な解説、話すスピード、トレーニングの難易度、全てがちょうど良き。

身体的なケアを充実させていく一方で、精神的な変化が。出産に対する恐怖・不安が大きくなり、夜中何度も目が覚めてしまうという状態に。特に出産方法を決める期間、具体的に言うと、自然分娩にするか無痛分娩にするかで迷っていた時期は、眠りも浅く、精神的に少し落ち込んでしまいました。

結果的に私は無痛分娩を選択しましたが、決断してからもしばらくはYouTubeにあがっている無痛分娩の出産レポートを見まくる日々。「自分だけじゃ無い」と、少し安心することができました。出産レポートを出してくれているママたちに感謝です。

そんな不安定な期間を超え、次第にもうすぐ赤ちゃんに会える!という楽しみな気持ちの方が勝るようになりました。そして…

2021年10月5日 02:34
3300gの男の子が誕生

やっと会えた我が子は可愛くて仕方がない!事情があり、結局自然分娩で出産となりましたが、コロナという特殊な状況にある中で、無事に生まれてきてくれて本当に感謝しかありません。

妊娠10ヶ月 まとめ
・散歩やトレーニングを日課に
・出産を間近に控え、精神的不安から寝不足気味に
パートナーにしてもらって嬉しかったこと
・話をたくさん聞いてくれた
・向こうから頻繁に連絡を取ってくれた

まとめ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます😌

十月十日、妊娠が発覚した日から記録をつけてきました。読み返すと、既に懐かしい気持ちになります。数年後読み返したら、もっと得るものが多そうな記事になったのではと思います☺️

自分のためにと始めた記録でしたが、もし誰かのお役に立てたら、なお嬉しいです。


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