見出し画像

【幸せってなんだ】海外大学に行くだけでは幸せにはならなかった

いよいよ2024年に入りました。

こんにちは、お久しぶりです。初めましての方ははじめまして。

Noteを始めたのは約4年前の病み期真っ最中の高校生のとき。

あれから四年経って、いまは何だかんだ海外の大学で一年間を無事終えることができました。

写真からも分かる通り、留学生の場合はDiploma (ディプロマ)1年 + Bachelor (学士号)2年という構成になっています。

タイトルにもある通り、海外大学に通ったところで幸せにはなれないということを大にして言いたい。

※今回の記事は大学をすでに卒業している方向けではないです。これから海外の大学へ進学をしようとしている人に向けて書きました。

目的もなく海外大学に行っても得することはない

英語がまったく話せないところから、英語をひたすら勉強してやっと平均レベルに喋れるようになって、そこそこ世界的に名のしれた大学に在籍している。

でも、いまは現状の立ち位置に不安を感じている。

一つは現状の能力、2つ目は自分の夢をできていないこと。

英語喋れれば差がつくなんて、日本を出る前は考えていたけど、外国で暮らしてると対してレアなスキルでもなんでもないことに気がついた。

第一、日本を出れば英語を喋れる人材なんて腐るほどいる。日本だと英文を理解できても圧倒的に喋れる人が少ないということで、国内市場では優位に立てるけど日本の外だと別にそうでもない。むしろ喋れるのが当たり前という風潮さえある。

だから英語を平均レベルかつそれ以上に喋れたところで対してレア人材になれるわけでもない。

そして2つ目の、僕がやりたいことと今学んでいることがかけ離れていること。かといって親にその話をすると、自分でやりたいことをやるのは自由だけど、オーストラリアの大学は卒業しなさいという返事が返ってくる。

今年から始まるコースも含めて来年末にはこっちの大学を卒業できる。頑張れば、学士号なんてすぐ終わるけど、あと2年オーストラリアで勉強すると思うとちょっとモチベが落ちてる。

ということで日本に帰国してからはヨーロッパへの進学準備をメインに、ヨーロッパに下見旅行に行ったり、欧州の大学に出願をしているのが現状です。

でも語学留学も含めて2022年、2023年、オーストラリアで過ごして大学で学業も一年無事に終えて、メンタルも強くなったし、友達も国関係なくできた。なので決して無駄ではなかったと思う。


【個人的な本音】目的もないまま海外留学する前にしないこと

おそらくこの記事をここまで読んでいる人は海外大学もしくは大学院への進学を考えている10代、20代くらいの学生が多いと思う (たぶん)。そういう人たちに向けて、僕みたいにしくじって大学選びかつ進路選びをしてほしくないと思ってるので、これはやった方がいい、これだけは避けたほうがいいってことを紹介します。

焦って留学先を決めない

まずひとつ目に締め切りが間近だから、このままだと浪人しちゃう…と思って焦って大学とか専攻を決めないこと。人にもよるけど、焦って留学先を決めても、一年以上時間と大金を費やすのだからじっくり考えてから決めたほうがよりリスクが少なくなると思う。

逆に数ヶ月悩んで専攻や大学をなかなか決めれないなら、何かしら勉強以外に解決すべき項目があったりする。無理にここで専攻を焦って決めても僕みたいになるだけなので、じっくり考えた方があとあと得。

逆にリベラル・アーツ (いろんな分野を幅広く学べる)の学部があるアメリカのカレッジに出願するのもアリだと思う。あとは

僕の場合は、語学留学前に3 ~ 4ヶ月、留学先選び、専攻選びと大学選びに時間をかけた。ぼやーっとカナダに行きたいなーなんて考えてて、結局一番出願が簡単だからということでオーストラリアにした。

オーストラリアは行きたい国でもなかったので、時間がないまま選択したことを悔やんだ。

ネット上のキラキラ情報に惑わされず、いちど冷静になる

海外留学前は有名なインフルエンサーの動画を見まくってモチベを高めたり、海外ってこんな感じなのか といったキラキラ情報だけをめちゃくちゃ集めていた。

YouTubeで留学系の動画を見ていると、天気の良い日にレストランでランチしたり、海外で作った友達とワイワイしてるいかにもキラキラした動画が流れてくる。

そもそもそういったキラキラ情報だけ信じて、「海外に行きたい」といったふわふわ思考で海外留学なんてしない方がいい。海外留学は遊ぶのが全てじゃないし、想定以上に勉強も大変。特に世界的に知名度のある大学に行くとさらに大変。

インフルエンサーの発信する情報を真に受けて、海外に対して憧れを持つ前に一回冷静になる。単純にワイワイ目的の語学留学、ワーホリならまだしも、海外の大学、大学院で学んでいる人に遊ぶ時間はほとんどない。

事実ぼくも大学や大学院でのプレゼンやエッセイの課題が非常に多くて、ひたすら作業してたら、夜になってるということが多々ある。

夕食とジムが終わったあと、夜7時ごろ大学図書館に行って、夜11時頃まで課題をやるみたいな毎日だった。

自分の目的と勉強が合致してれば、やる価値はあるけどキラキラした留学だけ求めて大学に入るくらいならやめた方がいいと思う。

それよりも身の周りにいる留学経験者だったり、親戚や家族にいる留学経験者に現地での生活はどんな感じなのか聞いて情報を集めたほうがより現実に近い情報を得れる。

目的もなく学ぶくらいなら、好きなことを追い求めること

世間体気にして名のしれた大学で目的もないまま勉強するよりも、学歴関係なく好きなことに時間とお金を使った方が断然良いと思う。たまーに大した学歴はないけど、スポーツや仕事で成功している人を見るとこっちのほうが幸せじゃないかなんて思うことがある。

それも成功した一面でキラキラしてる部分だから、結局は同じなのかもしれない。でも僕的にはその生き方の方が最終的には長期的に幸せになれると思ってる。


これから30年後の世界なんてどうせ安定してないだろうし、消えてなくなる仕事も多くなると思う。それくらいなら、たとえリスクがあっても自分の好きなことを躊躇せず選んだほうがよっぽど価値があるんじゃないかと感じる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?