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こごみの木の芽和え

借りている畑の片隅に、小さな山椒の木が生えている。
冬の間は枯れ枝のようになってしまうが、
春になると命を吹き返したように、やわらかいおいしそうな葉をたくさんつける。
ちょこっとちぎって指の腹で軽くこすると、山椒のいい香りがどばっと溢れ出てくる。
いまが採りごろと、どっさりつみとった。

たくさんの山椒の葉をすり鉢であたり、ペースト状になったら、白みそと砂糖をあわせる。
この木の芽みそでたけのこを和えれば最高だが、今日はない。
何と和えようかと冷蔵庫を物色。
これまた旬の山菜、こごみがあったので、さっとゆでて和えてみた。

最初はしゃきっとした歯ごたえのこごみは、かんでいくとわずかに粘りがでてくる。その食感と木の芽みそはよくあった。

こごみの木の芽和え

[材料]
こごみ 8本くらい
木の芽(山椒の葉) 片手にふんわり山盛り
白みそ 大さじ3
砂糖 小さじ1弱
みりん 小さじ1弱

[作り方]
1 木の芽をすり鉢でペースト状になるまでする。
2 白みそ、砂糖、みりんを加え、さらにすり混ぜる。
3 さっとゆでたこごみを2のすり鉢に加え、よく和える。

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