人の批判ばかりしていると、身動きとれなくなることもある
こんにちは、クッキー屋クル店主のナオです。
13年間お店をやってきて培った「好きなことを仕事にする」ことを健やかに続けていくためのコツや考え方をお伝えするnoteです。
独立すると、他の同業者がどう行動しているか、ということは気になってしまうものです。
値段はいくらでやってるのか?
SNSではどんな発信をしているのか?
どんな営業をかけているのか?
どのくらい顔出ししているか?笑
などなど。
独立していなくても、会社の同僚でもそうだし、子育ではこの部分が顕著ですよね。
子どもにどんな言葉かけをしているのか?
洋服は何枚着せているのか?
何時に寝てるのか?
お菓子はあげるのか?
おもちゃはどの程度買ってあげるのか?
自分の考えと正反対のやり方をしている人に対して、「あれは間違っている」と怒りにも近い批判の気持ちが湧き上がってくる時があります。
時には、同じような考えの人と集まって、批判をすることもあると思います。
その行動って、結局は自分を正当化したいんだと思います。
自分は間違っていない、私が善で、相手が悪だと。
人と集まって話すことで、多数決でさらに自分の正しさが証明される。そして自分は間違ってないとほっとする。
実は無意識にやっている人は多いのではないでしょうか?
これには、独立して自分の仕事をしている人にはとてつもなく大きなデメリットがある、と経験から感じています。
その大きなデメリットとは、
今と違う状況になったとき、批判していた行動を取れなくなってしまう。
ということです。
例えば私の例ですが、
同じような焼き菓子やさんがあるとして、同じようなクッキーを
私の店では300円で出しているとする。
もう一つの店では500円で出していたとして、
「高すぎ!!あの程度で500円で出せるなんでおかしい」
と思っているとすると、
その時点で「あの程度で500円」という値付けができなくなってしまうのです。そうやって、知らず知らずのうちに自分の可能性に制限をかけてしまうのです。
そんなまさか!と思うかもしれませんが、
この批判の気持ちからくる制限は侮れません。
心が弱ったことで仕事をお休みしている人がいて、
「ちょっと弱っただけで休むなんてありえない!」
と批判していると、いざ自分が限界を超えていても、なかなか休みたいと言えなかったり
SNSで自分の顔出しして宣伝をしている人を見て
「よくあんな恥ずかしいことできるよね」
と言っていると、自分が前に出て事業を大きくすることが難しくなるかもしれない。
「批判している人の姿が、もしかしたら未来の自分の姿になるかもしれない」
私はお店を通して、自分の中の批判的な気持ちを感じながら、そう気づきました。
批判の気持ちが湧き上がることは全然悪いことではなくて、
その裏にあるのは自分の中にある制限なんです。
自分にその行動を許していないから、許していない行動をいとも簡単(そう)にとっている人に感情が動いてしまうのです。
私も、SNSで顔出ししている人(自撮りで、自分の顔がメイン!みたいな投稿)にいまだにものすごく抵抗があります。笑
特に同じようなお店をやっている人だと、「いやいや、商品見せろよ!」と思ってしまいます。
そういった批判を受け取ってまで自分を前に出していくことに恐怖を感じていて、でも、ちょっと思うのはその部分にこそ新しいビジネスチャンスが潜んでいるのかも?と抵抗を感じながらも思っています。
自撮り顔出しにはまだ抵抗していますが、「もっと自分を出していこう!」とモヤモヤしながらもチャレンジしているところです!
いつかこのnoteで自撮り顔出しできたら、お祝いコメントください。笑
話がそれてしまいましたが、批判の気持ち、うまく使っていきましょうね!
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