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他力と環境の力
最近noteにいくつかあれをやります、これをつづけます、お酒やめます、とか書いている。
特に何かを力んだり、意識していたわけではなくてたんなる自分用の記録みたいなものだったが、この「他者へ向けた宣言」っていうものが、思いがけない力を発揮していて
宣言したことがひとつも破られることなく守られている。全部だ。
自炊も、ダイエットも、筋トレも、お酒をやめることも、noteを毎日書くのも、朝早く起きて散歩するのも。
今まで、「こんな生活習慣が続けられたら、なりたい理想の自分になれるんだろうけどなぁー」とか言いながら、ビールを飲みつつNetflixをごろごろ見たり、5時に目覚ましをかけたのに二度寝していたころのわたしとは何かがちがう。
なんで続いているんだろう?しかもそんなにがんばらずに。
続く前と今のちがいは、noteに宣言したことくらいだった。
人に言うと達成できる、と何回も聞いたことがあったけどこれなのか、と思った。
わたしは有言実行に苦手意識を持っていたし、今までなにかやりたいことや目標をあえて人に話したりしたことがなかった。
そんなことしてできなかったらかっこ悪いし、リスクは取らずにそーっと何かを達成していた方がかっこいいと思っていたからだ。
言っても言わなくても達成できるなら、言わないで努力すらしてないフリしてさらっと達成していたほうがかっこよくないか。
でも、よく考えたら「もし達成できなかったら」なんて考えている時点で本当にやりたいことでも、達成したいものでもないのかもしれない。
実は「お酒をやめる」とかは自分だけではぜんぜん守れる自信がなかったので、実験的にわざとnoteに書いた。
書いたら引っ込みがつかないので、かっこつけるのが大好きな自分の性格を逆に利用して、意地でも守るんじゃないかと思ったからだった。笑
自分の意思を最初からあてにしないで、そうせざるをえない環境にしてしまう
そのほうが100億倍簡単だ。
わたしみたいなかっこつけたり、人目が気になるタイプにはてきめんだと思う。
実験の結果、他力と環境の力を利用して、もうひとつはじめたいことと続けたいことができたのでたのしみだ。
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