テレビを捨ててプロジェクター生活にしたらよかった4つのこと
去年の秋にテレビを捨てた。
2020年ごろからコロナ騒動一色のバカバカしい風潮にうんざりして、もともと金曜ロードショーくらいしか観るものがなかったわたしはあっさりとテレビから離脱した。
ケーブルを引っこ抜いて、テレビがたんなるモニターになってからも、エンタメ狂いのわたしはお酒を飲みながら映画を観る至福のひとときがやめられなくて、テレビだけは捨てるのを踏みとどまっていた。
そんなころ、あるnoterさんの「プロジェクター比較記事」を見て脳天に衝撃が走った。
プロジェクター!!!ありだ。
なんで今まで思いつかなかったんだろう。
即座に40インチテレビをメルカリで売って、念願のプロジェクター生活に踏み切った。
半年ほどテレビなしプロジェクター生活をしてみてよかったことを書いてみた。
1.部屋が広くなった
テレビとテレビ台を両方売って、プロジェクターの映像を映すスペースを作ると、壁を一面空けるため部屋がかなり広く感じる。
昼は広い部屋で過ごせて、夜は映画館。
え?最高か?
これは正直副産物的なメリットだったけどいちばんうれしかったかもしれない。
この広くなったスペースに昼はヨガマットを敷いて、筋トレとかヨガとかをしている。
むかしの日本の暮らしみたいに、一つの部屋に昼間はちゃぶ台置いてごはん食べて、夜はちゃぶ台たたんで布団敷くみたいな。
同じ部屋を別の目的で使うという、日本の古き良き生活様式を取り戻した気分(?)
2.部屋が明るくなった
これもとてもある!テレビって黒くてデカくて場所取る箱やん。そんで、電磁波を発している人工的な物質やん。なんかどよーんとするのよね。空間が。
これを部屋から取り除くだけで、日の光がサーっと窓から入って白い壁に反射して、カーテンがふわってなって、とにかく部屋の雰囲気が良い!明るい!軽い!
テレビ台もなんかゴツいウォールナットのものすごいゴツくてデカい箱だったので、色も暗くて重苦しいしこの二つがないだけでとにかく部屋がサワヤカ空間になる。
このすがすがしさは捨てないとわからない。
3.テレビをダラダラみなくなった
これもとてもQOLの爆上げにつながった。
朝から晩までソファに転がってテレビをダラダラみていたときは、エンタメ三昧できて楽しいのだけど、一日中動かずにずーんとした気分でおわっていて、「なんもやることないけどなんとなくテレビつけてYouTube垂れ流しとく」生活が一変した。
昼はプロジェクター映らないからほかのことしよ!と割り切れるので(遮光カーテンは気持ちが落ち込んだ経験があるのであえて買ってない)
料理!おでかけ!そうじ!ヨガ!読書!みたいな感じで夜だけ楽しめるプレミア感もあいまって、一日中テレビを見続けることのない充実習慣に自然と切り替わった。
時間がかなり有意義な過ごし方になったはず。
4.なんといってもおうち映画館
やはりシアターですな
大きい画面って至福さがすごい。没入感がケタ違い。あんなちっさい画面で満足していた自分を呪いたくなる。
ベッドに寝っ転がりながら天井に映像を映す王道の楽しみ方をやってみたら、この世のすべてを手に入れた気分になった。
ちなみにわたしが買ったプロジェクターは1万円台のめっちゃ安いのだが、ゴリゴリにこれで十分だ。(ゴリゴリとは笑)
プロジェクターって何十万もするイメージがあったのに、このコスパでこんな満足度が得られるなんてメリットしかない。レビューをみても意外に敷居が低いので「もっと早く買えばよかった」のコメントで溢れている、だいたい。
安いプロジェクターは音の悪さがよくレビュー欄を荒らしているが、スピーカーを別売りで買って合わせ技をすれば申し分ない。
わたしの買ったスピーカーはコンパクトでお風呂とかにも持っていけるものなので、ソファの近くに置いたり、キッチンのカウンターに置いたりして場所を選ばない。大スクリーンと臨場感のある音を間近で聞きながらキッチンで唐揚げを揚げるのだ。天才。
おかげで最近はキッチンから見る映画の景色が、家の中でいちばん好きな場所になっている。
というわけでざっと思いつくだけでもQOLが爆上がりし、良いことしかなかった。
しいていえば、プロジェクターの位置を決めるのに固定三脚を置いているのだが、毎回セッティングし直すのがめんどいのでセットしっぱなしになっている。
三脚はなにもなければふつうに安定しているけど、地震が来たら倒れるだろうなーと思っている。笑
置く場所は要検討かもしれない。
ここ数年、テレビのようなネガティブ垂れ流し装置を部屋に置いておくのは本当に身体に悪いとつくづく思った。
昨今はわざわざ地上波を映らなくしたテレビが爆売れしたり、視聴率も右肩下がりでテレビがいらなくなる人が増えている。
わたしの会社でもなにげにテレビを見ない人が20代を中心に半分以上になっていて、テレビ世代のミドサー(30代半ば)以上がいちばんショックを受けていた。
みんながおなじ番組を見て、おなじものが流行り、おなじものを共有する時代はとっくにおわっていて、みんなそれぞれの世界をもつ時代なのだ。
そんな時代にテレビは必要なんだろうか?
わたしはいちぬけして、自分の世界に埋没している。
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