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自己紹介と今後のnoteの運用、そして「ご注文はうさぎですか?」への招待

 はじめまして!naoと言います!今年の春から大学生をやっています!
さて、今回は自己紹介記事ということで私が何故noteを始めることになったのか、noteを書くことを通じて何をしたいのかなどについて書いていこうと思います。一応私はTwitterはやっていますがブログというものは完全に初めてなので、拙い点も多いと思いますが暖かい目で見守ってもらえると幸いです。


自己紹介

 さて、とりあえずここまで書いてきたわけですが、まあ多くの人は「いや、お前誰やねん」と思っていることでしょう。というわけでここからはもう少し詳細に私のことについて話していこうと思います。

まずは端的なカタログスペックからいきましょうか。

ハンドルネーム:nao (なお)
性別:男性
年齢:18歳
所属:大学一年生 (理系)
趣味:漫画, ゲーム, ネット (いわゆるオタクです)

個人情報とかも考慮するとあんま書けることないですね。あと、趣味の没個性感が否めません。まあ、一応それについては今後書く予定の記事で深く触れていくつもりです。

やはり、カタログスペックだけじゃ全然だめですね。というわけで、今から自己紹介代わりに私がブログを始めた二つの目的について話していこうと思います。

 さて、先ほど私はオタクだと書きましたが「具体的に何のオタクやねん」と思ってる人もいるでしょう。まあ、一般的なサブカルオタクの性質はだいたい持ち合わせてるとは思いますが、一つ自信をもって言えるのは私は「ごちうさオタク」だということです!

そして、ごちうさの良さを多くの人に知ってもらい、同じごちうさを愛する人達と交流し、理解と愛を深めていく。それがこのブログの一つ目の目的です!


「ご注文はうさぎですか?(ごちうさ)」とは?


© Koi・芳文社

 「ご注文はうさぎですか? (通称ごちうさ)」は、2011年3月から現在まで、まんがタイムきららMAXで連載されているKoi先生による漫画作品です。
2014年にはアニメ化もされており、畑亜紀氏作詞のOPのフレーズ、「こころぴょんぴょん待ち?」が流行ったのもあって、放送当時大変な人気を博しました。その後、二期, 映画, OVA, 三期まで作られて、現在全11巻中の6巻までが映像化されています。少しニッチですが、キャラクターソングが非常に多いことでも有名で、有志によるデータベースサイトによれば約271曲(Inst除く), CD約90枚が制作されています。

上述の通り、比較的有名な作品ですが流行ったのが少し昔なので、ごちうさと聞いて「あー、ごちうさね」となる人もいれば「ごちうさ?何それ?」という人もいると思います。ですが、わかる人でも九割九分ごちうさの神髄を理解できてないと思います。少し失礼な言い方になってしまってすみません。ですが、事実それだけ本当の意味でごちうさを深く理解している人は少ないのです。「じゃあ一体そのごちうさの神髄ってなんなんだよ」と思われると思います。では、語ると長くなるのでかいつまんでですが、それについてお話ししたいと思います。

すごく悩みますが、一言で言うとしたらそれは「想いあいと成長の美しさ」だと思います。或いは、あるネット上で有名な言葉を引用するとこうも言えるかもしれません。「ごちうさは人生」と。

元ネタがどういう意図で言ったものかは知りませんが、私が意図する「人生」という言葉の意味は、ごちうさは私にとっての人生そのものだという意味ではなく、ごちうさがごちうさに登場する少女たちの人生を繊細に描いた作品だということです。そのことを踏まえた上で、ごちうさのあらすじを軽く説明したいと思います。


あらすじ

 物語は「木組みの家と石畳の街」と呼ばれるヨーロッパ然とした街並みの街に、主人公の「ココア (保登 心愛)」が高校進学を機に下宿しに来るところから始まります。ココアは天真爛漫な太陽のような少女で、期待に胸を膨らませてこの街にやってきました。道に迷ったココアは休憩に「ラビットハウス」という喫茶店に足を踏み入れます。そこでココアはマスターの孫娘である「チノ (香風 智乃)」という年下の少女と出会います。彼女はどこか淡々としていて、クールとも、どこか心ここに在らずともとれるような雰囲気の少女でした。そして偶然にもそのお店はココアの下宿先の家で、ココアは高校に通いながら、アルバイトとしてラビットハウスで働きつつチノとひとつ屋根の下で暮らすことになります。そこから、ラビットハウスのもう一人のアルバイトで軍人気質で意外と乙女な「リゼ (天々座 理世)」、ココアのクラスメイトのおっとり大和撫子でユニークな思考の持ち主な甘味処「甘兎庵」の看板娘「千夜 (宇治松 千夜)」、ハーブティー喫茶「フルール・ド・ラパン」のアルバイトであり、リゼの後輩で千夜の幼馴染の素直になれないツンデレ少女「シャロ  (桐間 紗路)」といった人達と出会っていき、それぞれが影響を与え合って絆を深めながら皆少しづつ成長していきます。


ごちうさの魅力とは?

 さて、さらっとあらすじを書いてみましたがどう思いましたか?
ごちうさに対するよく見かける評価として「かわいいだけの作品」「物語の大きな起伏がなく退屈」「頭をからっぽにして見る作品」というものがあります。残念ながら、初見では多くの人がこのような印象を持ってしまいます。恥ずかしながら、かく言う私自身も初見の時はこのように思ってしまっていました。

しかし、実際はそうではないのです。

まず、この作品は確かにかわいいです。実際、Koi先生の今なお進化し続ける画力によって描かれる、非常に繊細で丁寧で美しい絵はごちうさの大きな魅力の一つでもあります。しかし、かわいいだけじゃないのです。先ほどの話にもありましたが、物語の大きな起伏もバトル漫画などと比べると少ないのも確かに否めません。ですが、先述した私の言葉を思い出してください。そう、「ごちうさは人生」なのです。

あなた自身の今までの人生を思い返してみてください。
この世に生を受け、両親からの愛を受けてすくすくと育っていき、幼稚園や学校に入って同年代の友達というものができます。そして、友達と一緒に遊んだり会話を楽しんだり、見知らぬ土地を一緒に探検したかもしれません。しかし、たまに些細なことが原因で喧嘩してしまい、しばらくお互いに複雑な感情を抱えてもやもやした経験もあるでしょう。でも、多くの場合その後仲直りして、前と同等か、もしかしたらそれ以上に絆が深まったのではないでしょうか。
或いは、なかなか友達ができず、寂しい日々を過ごした人もいるかもしれません。でも、そんな現状を変えようと勇気を出して声をかけてみたら意外と仲良くなれたという経験も、多くの場合多かれ少なかれあると思います。
そして、受験という大きな壁にぶち当たり、悩みながらもなんとか乗り越えてきた。そして、その先でまた新たな友達の輪が広がっていく…
社会人の方は筆者である私自身がまだその年齢にまで至っていないので、詳しいことは分かりかねますが、きっと色んな思い出があることでしょう。

みなさんのこれまでの思い出の数々は、他人から見たら些細な出来事の集まりにしか見えないかもしれません。ですが、みなさんひとりひとりにとっては、どれも大切でかけがえのない美しい思い出でしょう。それが「人生」というものです。

そしてごちうさは正にその「人生」そのものなのです。

そう考えれば物語にバトル漫画程の大きな起伏がないのは当然です。人生のほとんどの出来事は他人にとっては些細なものなのですから。ですが、その一つ一つは本人たちにとっては大切でかけがえのない思い出なのです。だから、その本人たちの視点から見る「人生」のドラマ性こそがごちうさの魅力だと私は考えます。

ごちうさの凄さは、登場人物のココア達の尋常じゃないほどの「一人の人間としての作りこみ」です。以前にあった経験や思い出が今の行動につながり、ひとつひとつの些細な思い出が積み重なって成長していく。だから、一挙手一投足にそれぞれの想いがある。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、実際そこまで深く繊細に描かれているのです。
証拠と言っちゃなんですが、ひとつ私がそう思うに至ったきっかけの話をしようと思います。私はごちうさ展に今まで三回行っているのですが、その中の展示品の一つにアニメ制作陣に細かなニュアンスを伝えるための、アニメ一期一話のKoi先生書き下ろしのネームがあります。当のアニメ一期一話には下宿初日にココアさんとチノちゃんが一緒にお風呂に入るシーンがあるんですが、その時にココアさんがしゃべりながら鳴らしていた音が鳴るうさぎのラバーダッグのおもちゃを、そのあとチノちゃんも鳴らすという何気ないワンシーンがあります。今回はそのシーンに着目して書いてるので印象的に聞こえるかもしれませんが、実際に見てみると本当に何気ないです。そして、その誰も気に留めないようなワンシーンに該当するネームには、Koi先生の直筆のメモ書きで「同じ行動をすることによって通じ合おうと努力するイメージです。」と書いてありました。私はこれを見たとき、雷に打たれました。もとから、深くまで考えられているとは思っていたのですが、これを見てごちうさの登場人物の行動は、一挙手一投足にまで意味があると思うようになったのです。

「一挙手一投足まで意味を考えて読むなんて出来ないだろ」と思われるかもしれません。その通りです。しかし、だからこそ何度読んでも読むたびに新しい発見がある。それが私がごちうさという一つの作品を何年も愛し続けられる理由なのです。

 さて、話はそれましたが他にもごちうさには、ヨーロッパ風の街並みの(あくまでも読者にとって)非日常的な世界観, 主要な登場人物たちが皆同じ枠組み(学校,職場,学年等)に収まらないゆえの多様な世界など、魅力的な点はたくさんあります。ですが、語りだしたらほんとにキリがないので今回はこんなところにしておきましょう。少しでもごちうさの本当の魅力が伝わったなら幸いです。

このブログのもう一つの目的について

 さて、ごちうさについて、ちょっとのつもりが熱がこもって余りにも長く語りすぎましたので、これについてはさらっと話そうと思います。

 今から話すのは完全に私個人の話です。私は去年の受験期で自分なりには頑張ったつもりでいたのですが、いざ終わってみるとたくさんの後悔がありました。受験勉強も全然不完全で、正直大学も落ちただろうと思っていました。ですが、奇跡的に合格することができ、その大学に拾ってもらうできました。その大学はもともとの志望校ではありませんでしたが、当時の私の実力から見るとまだ高望みなレベルの大学でしたので、少し悩みましたがこの幸運を無駄にするのは勿体ないと思い、いまその大学に通っています。

何が言いたいかというと、私は後悔が残る道を歩んできたのに運よく損失なしに成功できたのです。その後悔をもとに私はたくさんの考えや教訓を得ました。「何事も楽しむこと」、「あらゆるものから謙虚に学ぶこと」、「人とのつながりを大切にすること」といったように。これらの教訓は今、私の生き方の大きな道しるべとして存在しています。このような教訓は己の後悔を見つめ直すこと、すなわち「内省」から生まれました。だから私はこのnoteを自分自身の内省の場としても使おうと思っています。

私はまだまだ愚かでちっぽけな大学一年生です。だからこそ定期的に自分を見つめ直し、少しづつでも成長していけたらと思っています。

さいごに

 先述した二つの他にも、ブログを書くことで文章力が向上したり、習慣づけの訓練になったり、日記代わりになったりなど、ブログを書くことにはメリットがたくさんあると思います。だから私は今後も定期的にブログを書いていくつもりです。

こんな冗長で稚拙な文章を最後まで読んでくたさった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。これからも頑張ってブログを書き続けていくつもりなので、もし興味がおありでしたらこれからも見守ってていただけると幸いです。


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