毎日アート/ NY

Naoko / 東京〜ロンドンを経て現在はニューヨークでヘアスタイリストとして活動中。…

毎日アート/ NY

Naoko / 東京〜ロンドンを経て現在はニューヨークでヘアスタイリストとして活動中。  ここではニューヨークのアート情報を中心に紹介していきます。

最近の記事

見たことないタイプの絵を描くアフリカ人アーティスト

NYに来たら絶対外せ無いミュージアムの一つ、Whitney Museumに久々に訪れました。毎週木曜の午後(確か1〜5pm)はAdmission freeなので自分の好きな金額だけ払えば入場出来ますよ。 今回も特に目当ての展示があったわけではなく、時間があったので来てみた、という感じで見てきました。一番の目玉はJulie Mehretu(b.1970 エチオピア)の展示。 広いフロアにかなりの作品数、さらに写真からも分かるように一つ一つの作品のサイズが大きい!のでとても見

    • TAIZO KURODA展 @YOSHI GALLERY

      前回Gagosianに行った時に、同じビルの中に入っていたので覗いて見たYoshi Galleryでの展示。Taizo Kuroda White Porcelain WARE-DAIZARA 黒田泰蔵(1946年1月1日ー2021年4月13日)日本の陶芸家。 本当にたまたま見つけて入ったギャラリーでたまたまやっていた日本人アーティストTaizo Kurodaの没後すぐの展示。すごいラッキー。こういう予期せぬ場所や作品との出会いに感謝!! とても小さなギャラリーだったけど

      • Jonas Wood / Four Tennis Courts

        Gagosian galleryにてJonas Woodの展示が開催中。(July 16thまで) たまたま近くに行く用事があったので、初めてアッパーイーストにあるGagosianに行って来ました。Gagosianはチェルシーにもあるので、そっちしか知りませんでした。こちらはビルの中の一室にあって、よっぽど調べてから行かないと見つけられないと思います。なので、私は今の今までこちらの存在は知りませんでした。 ちょっとわざわざ行くにはなぁ・・・という場所ではありますが、この同

        • 続・Carol Bove at THE MET

          引き続き、アメリカ人アーティストCarol Boveの作品をご紹介。 現在、NYC内3箇所で彼女の作品が展示されております。チェルシーにあるDavid Ziwnerギャラリーとアッパーイーストサイド96stにあるDavid Zwinerギャラリー、そしてメトロポリタン美術館、と同時期に違った作品をそれぞれの場所で鑑賞する事が出来ます。 私は事前にDavid Zwiner2箇所を回ってきているので(公開済み)、最後のメトロポリタンへ行って見てきました。中に入らなくても外のエ

        見たことないタイプの絵を描くアフリカ人アーティスト

          COSMIC NATURE: 草間彌生展

          現在NYのボタニカルガーデンで、草間彌生さんのCOSMIC NATURE展が開催されています。(10月まで開催中)世界的に有名な日本人アーティストの展示ということで日本でも話題になっていたようですね。 私は、過去にも何度か草間さんの展示は見たことはあるので、特に物珍しさはありませんでしたが、ちょうどこの時期、NYのボタニカルガーデンは緑がとても鮮やかで綺麗なので、’新緑の中の草間作品’ を遠足がてら見てきました。 こちらのボタニカルガーデン、ニューヨークに住んでいる人なら

          COSMIC NATURE: 草間彌生展

          コラージュスカルプチャー by Carol Bove

          今回はアッパーイーストサイドにあるDavid Zwinerギャラリーに来ました。この間訪れたチェルシーの方のDavid Zwinerでも同じアーティストCarol Boveの巨大なスカルプチャーを紹介しましたが、今回は別のロケーションで展示されているCarolのまた別の作品たちを見てきました。 Carol Bove(b 1971)アメリカのartist。様々な素材、形態の物体を合体させて作るスカルプチャーで有名な人。 チェルシーにあるギャラリーとは打って変わって、こちらの

          コラージュスカルプチャー by Carol Bove

          広大なミュージアムDia Beaconへ

          マンハッタンから電車に揺られること1時間半。アップステイトにある、私の大好きなミュージアム「Dia Beacon」を久々に訪れました。 やはりちょっと遠いので、気軽に来ることはできませんが、遠足気分で訪れるにはちょうど良いです。特に気候も良いこの時期は、ハイキングも出来ますし、Beacon駅からすぐのメインストリート沿いのショップ巡りをするのもオススメです。自然とアートに触れられる素敵な街です。 とにかく広大なスペースがあるので、見応え十分!ここは昔ナビスコ工場だったそう

          広大なミュージアムDia Beaconへ

          David Zwiner in チェルシー

          たまたま入ったギャラリー[David Zwiner]にて,Carol Boveというアメリカ人アーティストの作品「Chimes at Midnight」 この大きな鋼鉄のスカルプチャーは広い部屋の中に7作品展示してあり、一定の間隔で置かれていました。鋼鉄で出来てるとは思えない「もしかしてソフトで軽いもので作られてるのでは?」と思わせるような形に変形してあり、ステンレススチールとは硬くて重いもの、という思い込みを払拭してくれるようなチャレンジングな作品たちでした。 これはこ

          David Zwiner in チェルシー

          リニューアルオープンしたDia Chelsea

          私の大好きなミュージアムの一つが「Dia Beacon」といってマンハッタンから電車で1時間半ほど北に行ったアップステイトにあるミュージアムなのですが、そのチェルシー版「Dia Chelsea」がマンハッタンのチェルシーにReopenしたので行ってきました。 4月のリニューアルオープンとともに展示が始まったのはLucy Ravenというアメリカ人女性アーティストの作品。(上記写真の作品はReady Mix, 2021) このミュージアムの空間はとても素敵で、天井から日差し

          リニューアルオープンしたDia Chelsea

          現代アートって・・・??理解できないこと多いけど、よー分からんで済ませたくない!から見てきた展示

          KAWS: WHAT PARTY in Brooklyn Museum 今、ブルックリンミュージアムで開催しているKAWSの展示を見てきました。(9月5日まで開催) 本当にこの手のアーティストに疎い。こんなに世界的に名の知れたアーティストだとは知らなかった。。。日本のトイブランドや最近ではユニクロともコラボしているKAWSは日本では結構有名なんだろう。今回もこの展示にリサーチせずに行ってきた結果、、、作品のサイズ感に見応え(あと写真映え)は感じたけど、心の中は???でした

          現代アートって・・・??理解できないこと多いけど、よー分からんで済ませたくない!から見てきた展示

          Julius Klingerのポスター展

          マンハッタンにPoster Houseという常にポスターのみの展示を行っている面白いミュージアムがあって、そこで現在Julius Klinger: Posters for a Modern Age 開催中(8/15まで) Julius Klinger (1876-1942) 現代のグラフィックアーティストの先駆者的存在として有名なオーストリア人デザイナー。1900年代初頭から数々の革新的なデザインのコマーシャルポスター、本、マガジンイラストレーション、キャンペーン広告を手掛

          Julius Klingerのポスター展

          メトロポリタン美術館/ Goya展

          5月2日までメトロポリタンでGoyaの展示「Goya's Graphic Imagination」が開催されているので見てきました。 Francisco Goya (1746-1828) スペインの画家、版画家。ロマン主義の画家として有名。 とこんな感じで、この展示は色のないデッサンや版画作品メインでした。 本当に無知の状態で見て来た展示でしたが、(いつもこんな感じで下調べなし)こういった作品を通して、その時代に想いを馳せ、時代背景や政治的背景、そしてその時代に生きた人

          メトロポリタン美術館/ Goya展

          20世紀を代表するアメリカ人アーティスト アリス・ニール

          メトロポリタン美術館で現在開催中のアリスニール展「People Come First」を見てきました。(3月22日から8月1日まで開催中) Alice Neel (1900-1984) アメリカ人ビジュアルアーティストで、友人、家族、恋人、政治家、芸術家、近所の人などの肖像画が多くある。 ​ Self Portrait (1980) 1980年に描かれた唯一のセルフポートレート。この時80歳のニールが描いた裸体のセルフポートレートには年代や性別を超えたアーティストと

          20世紀を代表するアメリカ人アーティスト アリス・ニール

          自己紹介

          はじめまして、Naokoです。本業はヘアスタイリストで、2014年秋からニューヨークに住んでいます。 撮影やサロンワークをメインに活動しています。最近、映画の仕事に携わらせていただいたことをきっかけに、今後は映画業界の方にも活動の幅が広げられたらな、と思ってます。 アートが好きで、休みの日や旅先では必ず美術館やギャラリーに足を運んでいました。日常からのちょっとしたトリップになるし、作り手の思いを探ったり、感じたりするのは私にとってメディテーションになるので。 ミュージア