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現代アートって・・・??理解できないこと多いけど、よー分からんで済ませたくない!から見てきた展示

KAWS: WHAT PARTY in Brooklyn Museum

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今、ブルックリンミュージアムで開催しているKAWSの展示を見てきました。(9月5日まで開催)

本当にこの手のアーティストに疎い。こんなに世界的に名の知れたアーティストだとは知らなかった。。。日本のトイブランドや最近ではユニクロともコラボしているKAWSは日本では結構有名なんだろう。今回もこの展示にリサーチせずに行ってきた結果、、、作品のサイズ感に見応え(あと写真映え)は感じたけど、心の中は???でした。多分初めて村上隆作品を見た時と同じ感じ。

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「コンパニオン」目のバッテンが特徴のキャラクター。ミッキーマウスモチーフ。

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こんな感じで、中々の大きさのスカルプチャーの数々。でも、見入るということもなく、特に興味が湧かなかった私は写真だけ撮って素通りしてました。すごいファンがいるなんてつゆ知らず・・・

KAWS・・・本名ブライアン・ドネリー ブルックリンをベースに活動しているアメリカ人アーティスト、彫刻家、グラフィックデザイナー、トイデザイナー。

ニュージャージー生まれ育ちの彼は子供の頃から絵を描き、90年代初頭にニューヨークに移ってグラフィティ活動を始めた。

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ニューヨークに住んでいると、今でも街角でよく見るグラフィティ。90年代はもっと盛んだったんでしょうね。その当時は『KAWS』という自分の名前を書き残していたそう。グラフィテーでいうならBanksyは好きです個人的に。

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その後、街中にある有名ブランドのポスターをキャンバスにし始める。このころにはすでに知名度が上がっていて、KAWSにより手が加えられたポスターはすぐ盗まれていたそう。確かに有名モデルとポップな落書きの組み合わせは面白い。

その後、日本の会社からのオファーで「コンパニオン」というトイを制作販売。これきっかけに立体作品を作り始める。

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すごいコレクターがいて、かなりの高値で取引されるぐらいKAWSのトイは人気らしい。。。ここも私は素通り。(かろうじて写真だけ撮ってきた)見てわかる通り、有名キャラクターをモチーフにした作品が多い。

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KAWSで調べるとすごい量の情報が出てくることからもわかる通り、現代アーティストとして最も成功しているアーティストの一人。調べてわかったのは、かなりプロモーションがお上手なのかな?ということ。もちろん子供の時から絵が好きで、ストリートをキャンバスに描き続けていた絵の才能溢れる人であったことは間違いないですが、そのあとのブランドポスターへの落書き、有名ブランドとのコラボ、などなど緻密な戦略なのか、若くして世界に名を知られることになるあたり、現代アーティストは作品を作る以外にもビジネス的才能が必要なんだな、と感じさせられた。

同じブルックリンに住んでるというだけで親近感が湧き、今後の活躍も期待したいです。

現代アート=はてな?って時もあるけど、その裏側を知ると面白くなるかも。熱狂する人がいるには訳があると思う。だから苦手なものもとりあえず見て感じるが私のモットー。というわけで、滞在時間最短の展示でしたがそれなりに楽しめました!

ちなみに展示の最後のギャラリーショップで売られていたフィギュア達はもちろんSOLD OUTでした。

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