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続・Carol Bove at THE MET

引き続き、アメリカ人アーティストCarol Boveの作品をご紹介。

現在、NYC内3箇所で彼女の作品が展示されております。チェルシーにあるDavid Ziwnerギャラリーとアッパーイーストサイド96stにあるDavid Zwinerギャラリー、そしてメトロポリタン美術館、と同時期に違った作品をそれぞれの場所で鑑賞する事が出来ます。

私は事前にDavid Zwiner2箇所を回ってきているので(公開済み)、最後のメトロポリタンへ行って見てきました。中に入らなくても外のエントランス脇にドーンと作品が並んでいるので、入場チケットなど買わず、通りがかりにさらっと見る事が出来てしまいます!

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美術館正面の8本の柱の間にドンドンドンドーン、と4つの作品がハマってありました。この感じだと気付かずに入場してしまっている人も多いのでは?と思ってしまいますが、私はこれを見に行ったので、外から自由に見る事が出来てよかったです。

彼女の作品の特徴とも言えるグニャグニャに歪められたスチールチューブに円盤の組み合わせ。ここメトロポリタンではシルバー一色に統一されていて、この立派な建物にもしっくりと馴染んでいました。他2箇所のギャラリーにある作品たちは、カラフルに色付けされていたのに対して、こちらは1色で更に無機質感が増していました。そしてスチールチューブにくっついている円盤は光を反射して、時間帯によって見え方が変わるのも魅力的です。

これで現在公開中の作品を全部見る事が出来て大満足しました。私が住んでいるブルックリンで活動中のこのアーティストCarol Boveさんにこれからも注目したいと思います。


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