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〜2019年_毎日ログ

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考えたことなどを、適当にぽいぽいしてます。不定期更新。
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#考えたこと

「わたしなんか」封印

「わたしなんか」封印

基本的に、自分に自信がないタイプだ。

それ故、油断するとすぐに「わたしなんか」「この程度で」「ここにいるだけで迷惑をおかけして申し訳ない」みたいな、ミジンコマインドに取り憑かれる。けっこう、しょっちゅう。

けど、あんまり外に向かっては言わないようにしている。なぜかって、言われる側からすると、あんまりイイ気持ちがしないからだ。

たぶん、言ってる側はそこまで深く考えていなくて。ちょっとした謙遜だ

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うれしくて、さみしい。

うれしくて、さみしい。

我ながら、育児には向いていない女だと思った。

もともとそれほど子どもが好きだったわけではなかったし、もしかしたら出産すれば「子どもかわいい!天使!!」みたいなテンションがいきなり降ってくるのかなと期待もしていたけれど、そんなことはまったくなかった。 帝王切開で産んだこともあって、長い陣痛を経ての「やっと出てきたー!」みたいなのもなく。

もちろん、生まれてきた赤ちゃんはかわいいと思ったけれど、

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もとはみんな、女の子だった

もとはみんな、女の子だった

思えば、わたしのまわりには「お母さんなんだから」とプレッシャーをかけてくる人はほとんどいなかった。これは、とっても幸せなことだったし、今でも幸せなんだなぁと思う。しみじみと。

夫は、わたしのやること成すことにほとんど興味を示さない人で、それは時に寂しくもあるのだけれど、やっぱり一緒にいてとてもラクなんだ。

「きみがそうしたいなら、好きにしたらいいよ」

それが彼のスタンスだ。わたしに妻らしいこ

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変わらないね、きみは。

変わらないね、きみは。

「10年前と、ちっとも変わらないね、きみは」

そう言った彼の真意はよくわからない。「10年前と変わらずにキレイだね」というお世辞として言ってくれたのか、はたまた「10年経っても進歩がないね」という皮肉だったのか。

女性なら、変わらないね、と言われれば嬉しいのだろうか。わたしは、じつはあんまり嬉しくない。だって、10年前、いや5年前、いやいや3年前と比べたって、明らかにキレイではなくなっている。

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コンプレックスのプラス面

コンプレックスのプラス面

数あるコンプレックスの中に、「子どもっぽい」「物を知らない」というものがある。コンプレックス、というのとは、もしかしたらちょっと違うかもしれないけれど。

わたしは不思議でならない。みんな大人になるにつれて、いろんなことに詳しくなっていく。誰に教わるでもなく、いろんな知識を得ていく。はずなのに、「いや、それ常識でしょ」と言われるようなことを、平気で知らない人間もいる。まぁ、他の誰でもなく、わたしの

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「どうしようかな」はウキウキの魔法

「どうしようかな」はウキウキの魔法

すごく楽しみにしていた旅行に、行けなくなった。

まぁ、それについてはもう、しょうがない。そりゃあ、「行けない」と決まったときは悲しかったけれど、本当はやっぱり行きたかったけれど、そんなことを言ったって仕方がない。

気持ちを切り替えるために、「そうだ。また、旅行の計画を立てよう」と考えた。すると、少しだけ気持ちが軽くなる。ちょっとウキウキすらしてくる。人の心なんて、案外単純なものだ。

旅行にし

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はずかしい泣き虫

はずかしい泣き虫

たぶん昔から、人より少しだけ感じやすい子だった。……かもしれない。

よく泣く子だった。うれしかったり、悲しかったり、悔しかったり、びっくりしたり、不安だったり。感情がたかぶると自然に涙が出てきてしまって、自分でもよく困ったものだ。

小学校低学年だった頃、夏休みのプールが悪天候で中止になった。朝はみんなで集合して、小雨が降るなかで「プール、あるかなぁ」「でも、どうせ濡れるんだし、これくらい平気じ

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ニセモノのゆるふわ

ニセモノのゆるふわ

なぜだか最近、「ゆるふわだよね」と言われることが多い。「ほんわかしてる」「柔らかい雰囲気」というのも、だいたい同じような意味だろう。

言われるのはもっぱらネット上の知り合いからで、リアルで言われることはほとんどない。とまぁ、この事実が、もはや本当にゆるふわなのかどうかを物語っているわけだけど。

ゆるふわ、という言葉の持つイメージはどんなものだろうと考えてみた。表情なら、にこにこ。ひまわりのよう

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離婚のはなし

離婚のはなし

今どき離婚なんて、さほど珍しい話でもないし。「親の離婚がイコール子どもにとって不幸になる」と決めつけるのは強引すぎると思うし、かといって親である限り、自分の欲望だけを考えて突っ走るのもどうなのかなぁと思ったりはする。

実際に口にする、しないは別として、結婚生活を送るうえで、「離婚すべきなのか」という壁にぶち当たる人だって、決して少なくないだろうと思う。中には実際に行動に移す人もいるし、そのままの

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センチメンタル

センチメンタル

前にどこかで「わたしのnoteはチラシの裏だ」と書いた。実際には、こうやってインターネット上に堂々と載っているわけで、どこの誰だって見ることができるわけで、そういう意味では全然チラシでも何でもないのだけれど。幸いなことにnoteはあんまりSEOで引っかからないと聞いたことがあるので、まあいいや、えいっ。という感じで、いまこうして眠い目をこすこすとこすりながらキーボードを叩いてるわけです。

わたし

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働くことは好きだけど、ちょっと苦手

もうそのまんま。タイトルの通りなのだけど。

わたしはわりと、働くことが好きなのだ。初めてそう感じたのは、生まれて初めての労働経験であるアルバイトをし始めた頃。大学生だった。

今でもそう変わらないが、わたしは何をやってもちょっとどんくさくて、器用にできない。だから「働く自分」の姿がちっともイメージできずにいた。そのせいだろう。「結婚したら、絶対に専業主婦になるんだ」と長い間決めていたのだ。

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