恋のお話し②
前回の続きです。
付き合い始めてすぐくらいからご飯代、デート代は全て私が出していました。
「携帯代が払えなくてアシカに連絡できない」
などと、平気で言ってくる。(もちろん仕事はしているし収入も十分にあったと思います)
誕生日や記念日にはケーキとプレゼントを用意して待っていても、結局携帯は繋がらない。(約束をしても毎回ドタキャン)
買い物をするのに出かけても、荷物は私が全て待ち、彼はスタスタと先を行ってしまう。
遊園地に行った時は、お弁当を作って持って行ったのに、弁当よりも喉が渇いたと言って、
N男「コーラ買ってこい」
イケメンでもねぇくせに調子乗んなよΣ(-᷅_-᷄๑)💢
(イケメンでも許されませんが…)
私は一体何をやっているのだろう。ありがとう、の一言も言えないこの人の、どこを私は好きなのだろう。自分の気持ちさえよく分からなくなっていた頃、婦人科系の病気が見つかり……。
卵巣に水が溜まって、すぐに手術をしないといけない状況になったアシカ。
きっと、メールを入れても返事はこないだろう。これを最後にしよう。そう思い、体調が悪いので入院しました。とだけ伝えるメールを、手術日の前日に送りました。(もちろん電話もしましたが繋がらない…)
手術当日、麻酔から目覚めた私の目に写ったのは、私の手を握りしめる……N男、
ではなく、母でした。
私は今まで、自分の家族や友人、私の事を大事に思ってくれる人達を無視して、どんな時も彼を選んできました。
けれど、私が苦しい時、そばにいてくれるのは彼じゃない。この時やっと気付いたんです。愚かでした。
退院して直ぐに、別れ話しをしに彼のもとへ…。
アシカ「私はずっと、どんな時も君を想い、待っていました。でも君は、私を都合良く使うけれど、私が苦しい時はいつも傍にいなかった。今すぐに、別れて下さい。」
彼は何も言わずただ黙ったままでした。
その後共通の友人に聞いた話しですが、離婚していたとゆーのは嘘だったようです。騙されていたんですねずっと。
ただただ、辛い恋愛でしたが、この経験があったから、今、があると思っています。
けれど、正直、ずっと心の中で彼を憎んでいた事は確かです。忘れたと口では言いながら、心の中では怒りがふつふつとこみ上げる。
でも、恋愛において、ひとつ学んだ事があります。それは、お互いの気持ちがいつも同じでなければならないとゆう事。片方だけが、気持ちが大きいとバランスが崩れてしまう。自分が10コの気持ちをあげたら、必ず相手からも10コの気持ちを貰う。あげてばかりいても、貰うばかりでもダメなんです。
私は今幸せなので、彼への憎しみも、もう消えました。なので、とりあえず今彼が、孫正義さんの元で働いていてくれる事を願います🤲
最後まで読んで下さりありがとうございます(╹◡╹)