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【育児】保育園に個室を持つ息子#6

こんにちは、もももと申します。

前回に引き続き、発達の歩幅が周りのお友達と少し違う息子が、療育を続けていく過程でどのように変化していったのか、についてのお話を書いていきたいと思います(*^^*)


▼今までの経緯についてはこちらのマガジンをご覧ください☆


▼2回目療育時の息子の状況(2歳11ヶ月)

・「〇〇くん」と自分の名前を言えるようになる
・「わんわん、可愛い」など2語文が出始めた
 (3語文は全く出ない)
・お友達を押したり、噛みつきが起こる
・遊びに偏りが見られる
 (お絵描きやダンスなどに参加できない)
・電車を寝そべって横から見ることが多い
・ひとつの場所に留まって遊ぶことが出来ない
・順番を待つことが苦手、待てない
・食への関心が薄く、自分では全く食べない
・自分の想定していたことと違うことが起こると
 気持ちの切り替えが出来ない
 (急に雨で外あそびが出来なくなったなど)


2回目の療育では、初回よりほんの少しだけ参加出来る遊びが出てきたものの、療育中の約8割くらいは癇癪を起こして泣いていた息子。


こんな小さなうちから沢山嫌な思いをさせて、息子の心が壊れてしまったりしないかな・・・?

ここまで泣かせながら、療育で息子の行動を矯正することに本当に意味があるのだろうか・・・?


療育中に息子があまりに泣き叫ぶので、母親としてものすごく葛藤しましたね(^^;)


療育を受けていく過程でこの経験が息子にとっての嫌な記憶となり、息子の性格が変わってしまったりしたらどうしよう。息子には今のまま息子らしく成長してほしい。


もう少し続けてみて、息子があまりに嫌がるようなら辞めようかな。そんなことを思いつつ、受けた3回目のグループ療育です。


発達支援の先生は2回しか会ったことのない息子のことをきちんと観察していて、なんと色々と対策を考えてくれていましたΣ( ˙꒳​˙ )


前回、リュックに入れていたトミカが気になって席に座れなかった息子のために、机にバスの絵を貼ってくれて、席に着くたびにバスの窓に車のシールを貼れるように準備してくれていました。


朝のお集まりの時に席に座れたらバスにシールを1枚ペタッ。

テーマあそびの後に席に座れたらもう1枚シールをペタッ。


たとえ一瞬しか座っていられなくても、〇〇あそびが終わったら席に座る。座ったら沢山褒めてもらえてバスにシールが貼れる。


息子にとってはほんの少しですが、確実な前進でした( ;∀;)


紙芝居やお唄あそびは相変わらず興味が無ければ参加できずに教室内をうろちょろしていましたが、先生たちも息子への対応方法が見えてきたようで、なんと3回目はほぼ泣くことなくグループ療育へ参加することができました!


私自身も2回目療育時は他の親子さんに気を使って息子をなだめたり、非常に気疲れを感じていましたが、療育中のスタンスに少しずつ慣れ、息子が教室をうろうろしても先生に任せてみようと思えるように気持ちが変化していきました。


その後4回目、5回目と続いたグループ療育ですが、息子は回を重ねるごとに少しずつ成長を見せてくれるようになりました(*^^*)


4回目ではテーマあそびや自由遊びに楽しく参加することが出来たし、5回目では帰りのお集まりの前まで席に座って過ごすことが出来ました。


そして、この頃からほんの少しですが、お友達との関わりも見られるようになってきました。

(「かして~」などが言えるようになりました!)


6回目の2歳児クラス最後のグループ療育では、最後のお集まりまで席に座って、通しで参加することが出来るようになりました(*^^*)

(もちろん多少教室内をうろちょろすることはありますけどね!)


2歳クラス最後のグループ療育(6回目)は息子が3歳4ヶ月の時でした。


地獄絵図だった初回療育から約10ヶ月ほどかかりましたが、ただ1時間泣きわめくだけだった息子が、1時間通してお友達と同じ空間で遊ぶことが出来るようになったのです。


母親である私だけでなく、発達支援の先生も「お母さん、私すごく泣きそうです」と、息子の成長を本当に心から喜んでくれましたね( ;∀;)


約10ヶ月、療育へ通ってみて感じたこと。



『療育は子どもの発達を集団生活向きに矯正するものではなく、その子がどうやったら集団の中で過ごしやすくなるかを一緒に考えるための場所』



合計6回の療育を通して私は、「療育を受ける」ということはそういうことなのではないかな、と感じました。


毎月1回(1時間)しかないため、正直発達に対する効果が絶大かというと、決してそのようなことはないと思います(^^;)


どちらかというと、家庭を除いて息子の成長を直接的に促してくれたのは、保育園での先生との関りや、お友達との関りで日々学んでいることだと思います。


でもその保育園の先生は、療育センターと繋がっていることで、保育に対する疑問や不安を連携して解決することが出来るし、私自身も療育へ通うことで息子の成長を実感することが出来ました。


4歳クラスになった今でも、外来療育が年に5回しかないため頻度は減ってしまいましたが、グループ療育には継続して参加しています。


いつも息子の成長を一緒に喜んでくれたり、成長面での相談に乗ってくれる発達支援の先生方。


あんなに最初は警戒していた「療育センター」だったのに、今では子育ての上で確実に心の支えの一部となってくれています(*^^*)


先生方にもう一度言わせてください・・・。



発達面談の時はとっても失礼な態度をとってしまい、大変申し訳ございませんでした!!( ;∀;)



お子さんの発達に不安を抱えている親御さん、私のように周りの方から発達の遅れを指摘されて悩んでいる親御さん。


もちろん地域の療育センターやお子さんによって状況は違うと思いますが、少しでもそういった方の参考になれば幸いです(*^^*)


とても長くなりましたが、次回からは保育園との関りという視点で、息子の成長過程を書いていきたいと思っています。


初回療育を受けていた頃、一方保育園では・・・のような感じです(*^^*)


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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