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ドイツ日記 6日目🇩🇪

自然と朝に目が覚める。
こんなに健康的な日々を日本では送ったことがない。

朝から朝食を食べていとこと通話をした。

しかし賃貸を借りる条件の書類のことを思いながら私は頭を抱えていた。
いとこの話が全く入ってこない。
残高証明ができない。
ドイツでの口座を私は持っていない。
もしできたとしても一週間以上かかる。
この家を出るまでには絶対に間に合わない。

そんなことが頭を巡る中、いとこは日本で夕食をとると言って解散。

楽しく話ができなくて申し訳なかったなと思いながら、絶望的になっていた。

ホルモンのバランスだと分かっているのに
この先の不安と恐怖と絶望に包まれて行く。

全身が震えて涙が止まらない。
もう何もかもおしまいだと膝から崩れ落ちそうになる。

そんな時に珍しく窓の外から太陽の光が私を照らした。

そうだ、外に出よう。
一度でいい、外に出よう。

そう思って泣きながらメイクをする。
そして公園に行っても止まらなかった涙が帰路に着く頃ようやく止まっていた。

前向きな気持ちに徐々にシフトしてるのが分かる。
夜の内見に備えて夕食を作る。
無理なら仕方ない。でも一度聞いてみよう。
どうにかできるかもしれない。
契約できるかもしれない。

結果、残高証明ができなくても
契約後パスポートと3ヶ月の家賃とデポジットを払えば住めるということになった。

諦めずによかったと心の底から思う。

しかしまた落とし穴である。
振り込む場合は登録や確認に数日かかるのだ。
そしてWiseは多額の送金をする場合、収入源などを確認できる追加書類が必要となる場合があるのだ。

こうなったら私は何も証明できるものがないので詰んでしまう。

そしてこのサイトを見つけて、SBIレミットで母に送金してもらおうかと思っています。
他にいい方法があるなら是非教えてほしい。
お頼み申します。

3月からの契約でそれまでは手続きが終わるまでAirbnbに頼ろうと思う。

もしもうダメだ、何もできないと絶望をしているなら君に言いたい。
大丈夫。
面倒だと逃げないなら、泣いても少しづつ進んで調べて考えて動けば、
きっと大丈夫になる。
願うのもいい。
鬱になりそうなら泣きながらでも自然のあるところに行って。
ラジオ体操を3分14秒少ししてみて。
嘆いていい、一歩でいい、
生きることを選んだならどうか。
どうかほんの少しだけ勇気を出してみて。

未来の私が、そして未来の君が
今ある努力と涙で報われますように。
こんなこともあったと、笑ってくれていますように。

ラジオ体操第二までもしできたなら、
君はきっと天才だから。

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