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梅干しはすっぱい…けど!酸性と思いきやアルカリ性!

おにぎりの具、お弁当の具でもメジャーな梅干し。日本人なら誰しもが味を知っていると言っても過言ではない食材です。

梅干しはとても酸っぱいものの代名詞になっています。食べた瞬間、顔をしかめるほどだと言えばみなさんもイメージできるでしょう。

ただこの梅干し、酸っぱいからと言って酸性というわけではありません。じつは真逆のアルカリ性の食材なのです。

えっ!? 酸っぱいのになんで? と思う人も多いでしょう。それには理由があります。
そもそもアルカリ性とは……。

アルカリ性食品とは

アルカリ性食品とは、ナトリウムやカリウムなど、アルカリ性を示す金属イオンを多く含んでいる食品のことを指します。この定義によると、どんなに酸っぱくても酸性ではなくアルカリ性食品になるのです。

それに対し、硫黄や塩素などを多く含んでいると酸性食品になります。

では、アルカリ性と酸性の違いはなんでしょうか。
それは、pH値で測れます。

食品のpH値を測るには、空気中で燃焼させた際に、燃え残った灰を基準に考えます。つまり、酸っぱいかどうか、苦いか否かという味は、あまり関係ないのです。

つまり、梅干しがいくら酸っぱくても、燃焼後の灰にナトリウムやカリウムが多く含まれているためにアルカリ性食品になるということです。
      

Ⓒオモシロなんでも雑学編集部


今日も小ネタでホントにすいません、、、飲み会だったんです。コロナ怖いのに、、、ほぼ毎日更新を続けていきますゆえ!末永きお付き合いを…

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