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南方無難 / Minakata Bunan
2018年6月19日 00:02
映画『レディ・バード』を観た。青春というより、思春期の、または17歳の映画だった。あの時期特有の、自分から遠いものほど信じたくなるあの現象は、きっとアイデンティティ形成の裏返しなのだろう。自分の差別化をしたいがために、親を否定し、それまでの友達と別れ、地元から離れようとする。そうして自分の構成要素をつぶさに評価して、やがて自分を信じられるようになる。劇中では、クリスティンがレディ・バー
2020年8月15日 03:45
ティーンムービーの最高傑作だと思いました。咲坂美緒さん原作の映画の中で一番好きだし、三木孝浩監督作品の中でも『ソラニン』『僕は明日、昨日の君とデートする』を超えて一番好きになった。よかったなと思ったところを、観終わった直後の興奮のままに羅列しておきます。関係性の描写由奈(福本莉子) → 理央(北村匠海) → 朱里(浜辺美波) → 和臣(赤楚衛二)の”全員、片思い”の状態からスタート。基