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読んだ:月刊ふみふみ第35号「ルーツ」【後編】

99円の本なのに文字ばかり書いてあって、記事を2回に分けました。前編はこちら。

月刊ふみふみ第35号「ルーツ」が発売

なんとこの本、99円でもワンコインで安いと思ってるんだけど10月8日17:00から16日の16:59まで無料キャンペーンを行うみたいなんだよね!

なので、夕方までは待ってた方がお得なのは言うまでもなく。かなり長い無料キャンペーンなんだけど、いつでもいいわ!と思っているとキャンペーンが終わってた…みたいなこともあるんで、気にしている時に(0円で)購入しとくべきだと思いますよ。

じゃ、後編書いていきます。

テーマ小説「ルーツ」

・親ゆずり(市田垣 れい)
・梨(金峯 蓮華)
・地球0×0地点(又吉 檸檬)
・不連続不殺人事件(トリ琴 理人)
・終着点(和泉 音)
・輪廻転生(平野 流)
・侵入ルート(すずき 愛)

連載画報 村政の「辻斬り画報」

〜前世もルーツになるのか〜

旅エッセイ

・父の帰郷(森山 佐和子)

勝手に読書感想文

・親ゆずり(市田垣 れい)

改めて思うと自分の家が1番なのに、寂しさとか辛さとか憎しみとか、あと何があるかな?何か理由をつけて、ぶつけることはあるよね!親もまた性格によるんだけど反撃してきたり、逆にぐっと堪えてたり。いろんな家族がいるからすべてがハッピーエンドにならないのもこの歳になるとわかるけど、それでも皆がハッピーエンドになれるといいよね。

・梨(金峯 蓮華)

昔では考えられなかったが、今ではインターネットを通じて繋がることができてんだよな。このnoteもそうだ。多い少ないは別にして、どこかの誰かに読まれている。そう思うと不思議であり、縁だとも思う。いろいろな偶然がもたらす奇跡に近いんだろうね。

・地球0×0地点(又吉 檸檬)

都会の喧噪は性に合わない。やったことはないけれど島暮らしであるとか、山暮らしであるとかテレビでやっているポツンと一軒家に出てくる暮らしの方が性に合っている。「生きているということは、自分で選択していけるということ」…生きていれさえすれば、なんとでもなるのかな?と思いつつ、なんともならない毎日を過ごしている僕は。

・不連続不殺人事件(トリ琴 理人)

僕も他の誰かから見ればクズだし、僕がクズじゃなと思った人でも他の誰かから見ればクズじゃなかったり。生まれ持って極悪人はいないというが、誰が見ても極悪人は存在する。ネットでは誰かが誰かを言葉で蔑んで傷付け、存在をも殺していく。学校のいじめっ子と同じ論理だ。無邪気に、そして平気で人を殺してる。誰だ、おまえ?

・終着点(和泉 音)

面白味のない人生が不幸せということではない。平凡な毎日が過ごせているってことが何より幸せなんだと、昨日ガスが止められた僕なんかはつとに思う。波瀾万丈は見ている側は楽しいかと知れないが、当人は絶対にそう思ってはいない。嘯いてる時は鼓舞しなきゃ、押し潰されてしまいそうになってるからだと。

・輪廻転生(平野 流)

誰もが死後の世界を知らないのと同じく、誰もが自分の生まれ変わった前の記憶がないんで言葉としては理解してるが、納得してるかと言われれば微妙なんだ。ただ間違っているとか、正解は…みたいな話ではなく観念論みたいなもんであると思ってる。僕が生きていく意味はなんなんだ?答えはまだないんだけど。

・侵入ルート(すずき 愛)

知っていることで幸せになったのか?知らなかったことで日常は保てたのか?事象は一緒でも結末は人それぞれ。ただ今までの経緯がより複雑な気持ちにさせる。知ってしまうと容認できない。だからこの侵入ルートは破壊しなければと思ってしまう。

・連載画報 村政の「辻斬り画報」

株でもギャンブルでもそうだが、止め時で大きく変化する。それはこの一場面のことなのか?一日単位の収支のことなのか?何カ月かのスパンなのか?結果、いい所で止めればウホウホなのである。ただ最初から見せ場もなく、負け続けるってこともあるわけで。その時、僕からどうするか?

・父の帰郷(森山 佐和子)

故郷に戻るというのは懐かしくもあり、悲しくもあるんだと思う。それは故郷を出た理由にもよるんだが。また、一人で戻るのか?他の誰かと戻るのか?で、話は全然違ってくる。誰かと共有した時間は膨らみ、そして思い出に変わるからだ。家族ってええなあ…

あとがき

当たり前だけど、全作品読ませていただきました。一言…

長いwww(読むのに時間がかかります)

普通、少額のKindle本ってショートショートが6-10本くらいだよね?って感覚でいたんですが、思った以上に多かったです。ニトリの広告ではないけれど、

お値段以上…ですw

そんな月刊ふみふみ第35号「ルーツ」なんだけど、8日17:00から16日16:59まで無料キャンペーンをするみたいなんで。まだ読んだことのない人はこれを機会に読んでみてもいいんじゃないかなって思います。(無料ですしねw)

( ´-`).。oO(個人的には99円でもお買い得だと思うんですけどね…)

前編と後編に分けたのは読むのに時間がかかるってのもあったし、1記事5,000字とかって(僕なら)読むのに疲れてしまうんでwww

次号もこうやって紹介できるのか?は些か不安ではあるんですけどね。(昨日ガスが止められた僕ですし…)

ま、noteくらいならお店のWi-Fiをお借りして書き上げることは可能だと思うし。(今まではセキュリティの問題で無料Wi-Fiは止めとけ!って言ってたんだけどね。背に腹はかえられないって奴になってるかも知れません)

また皆さんの本を読んだあとには「それってあなたの感想ですよね?」とひろゆき張りに言われてるかも知れませんが…僕の感想だけで読んだ気分になるんじゃなく、自ら読んで自分の身に落とし込んでみてください。 

ではでは。


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