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雨の夜に。ひとそれぞれの幸せ。

雨の音が聞こえる。ひとりの夜。

こうやって静かに雨の音を聞いていると、なんだかセンチメンタルな気持ちになる。私はこれからも独身で暮らしていくのだろうか。

今日の朝、桜を見た。

満開に咲いているのを見ているだけで幸せな気持ちになれた。桜の美しさにこころが満たされるようだったけど、誰かと「きれいだね」と言い合える幸せを想った時間でもあった。

結婚して、子どもがいて。家庭を持って幸せに暮らす。私の周りの世界にはあふれている幸せ。

私もまだ間に合うかもしれない。

でも、1人で生きていきていくことはそんなにつらいことなのだろうか。

今は気持ちがザラザラしていて、つらい気持ちだけが先行しているけれど、人それぞれ幸せのかたちは違うはず。

それなら、どうやって見極めればいいのだろう。

大切なものを大切にする

幸せを見つけるためには、大切なものを大切にする。シンプルだけど難しいこと。

大切なものが近くにあると見えなくなってしまうし、大切なことを大切と言うのをためらってしまうかもしれない。

大切なものに早く気がついて守っていくべきなんだと思う。

私の大切なものは何だろう。常に探せるように意識していたい。

大切じゃないものの判断なんて難しすぎるけど、自分が大切にしたいことを、大切にしてあげられる自分でいたい。

幸せな時間を考える

1番幸せな時間っていつだろう。

好きな人と過ごせて、どこかへ出かけるとき。一緒にいるふとした瞬間。

他にも仕事をしていて、うれしい言葉をもらったり、誰かの助けになったり。「やりがい」という言葉にはおさまらないほどの、あたたかい気持ちになる。

家族との時間もそう。実家に帰ったときに家族と過ごす時間はまぎれもなく幸せだ。

友人と長い時間話しながら、ビールを飲んでいるときも幸せを感じる。

1番なんか決められないけれど、順位をつけるなら全部が必要で全部が1番だと思える。

腕の中に持てる量の幸せ

私にとって今幸せだと感じる時間を思い返すと、全て腕の中におさまるくらいの幸せなのかもしれない。

だったら持っていられるだけ持っていて、何かの拍子に落としてしまった物は拾って、もう戻らなくなってしまった物はあきらめて、新しい幸せを持てる余白を残しておいたらいい。

また大切な物を見つけながら歩いていく。

その大切な物によって、私の幸せの形は変わるし、わざわざ見極めようと思わなくてもいいのかもしれない。

人それぞれの幸せがある。

私の幸せを探すだけなんだ。


ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!