ellyの黄昏泣き

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とみえ語録『10円節約すること考えるなら、10円稼ぐことを考えなさい。』

「とみえ」というのは、なくなった祖母です。 わたしは本当におばあちゃん子だったので、 おばあちゃんのことが大好きだったのですが、 名言をいろいろ残しているので、時々書いていこうと思います。 ****************** 『10円節約すること考えるんなら、10円稼ぐことを考えなさい。』 祖母は、自宅でオーダーメイドで服を作る仕事をしていました。 お客さんがうちに来て、大体こういう感じで、っていう相談を受けて 服のデザインを書いて、採寸して、服を作るのです。 私

    • 終わりの始まり

      関係の、終わりの始まりは 『疑い』と『あきらめ』だ。 浮気しているんじゃないかとか 自分のこと好きじゃないんじゃないかとか 疑いが生まれたときに 終わりが始まっている。 一度、疑いが生まれた心を また真っ白に戻すのは 簡単なことじゃない。 疑いを持ったまま、その人を見つめるのは とても苦しい。 ああ、この人は変わらないんだな。というあきらめも この人のために、変わろうと思わない。というあきらめも 生まれた瞬間から、終わりが始まっている。 終わりが始まっているのに

      • 笑う鬼

        こないだ久しぶりに『さくらん』を見て 久しぶりにムキーっっ(怒)てなった。 ムキーーっってなるなら見なけりゃいいのに。 主人公で花魁のきよ葉が、好きな人に会いにいくシーンがある。 その人は、お客さんで きよ葉は本当にその人のことを好きになり、 二人は愛し合っていた。 だけど、その相手は、いつしかきよ葉に会いにこなくなり、 きよ葉は思い切って、その人に会いに行きます。 花魁が誰かに会いにいくってよっぽどのことだと思うのですが、 その時に、その相手は、自分に会いにきたき

        • 夢にでてくる

          母親から、電話がかかってきた。 斎藤工が、夢にでてきたそうだ。 夢の中で、斎藤工は私の恋人で 母と、私と、息子とみんなで旅をしてたそうだ。 幸せそうだ。 話している母が。 母の夢には、ちょいちょい斎藤工が出てくる。 たぶん、理由はこれ。 私の元彼が斎藤工にそっくりだったから。 その彼は8歳年下で、 私が31歳の時に付き合ってた。 私も彼も音楽をしていたから、 よくライブにも来ていて、そこに母も来ていて 付き合った人の中では 一番親に会わせた人だった。 可愛い人だ

        とみえ語録『10円節約すること考えるなら、10円稼ぐことを考えなさい。』

          さよなら

          悲しくて 相手の存在を自分の中から消したいと思う でもそれって不可能だから 自分の存在を相手の世界から消したいと思う その方が簡単 情けないわずかな期待とか 約束したくせにとか そういうのも手放して 届かないとわかっている言葉を書く 聞こえないとわかっている歌をうたう あの人の寂しさを埋めるためだけに 私の孤独よ、光っていてほしい

          二代目のボン。

          今までお付き合いした人の数はそんなに多くないけれど 不思議なことに、今まで付き合った人のほとんどが二代目です。 二代目は、どこか上品です。 そして、のんびりしています。 私が出会ったボンたちが、 お金の苦労をしたことがないからかもしれません。 それか、人生に振り落とされる恐怖がないからかもしれません。 当たり前だけど 二代目たちのお父さんは、一代目です。 だから「わしがやり遂げた」という自負が強い。 そしてキャラも強い人が多い。 (一見穏やかそうに見えても、蓋を開けると

          二代目のボン。

          希望ちゃんと希死念慮ちゃん

          どっちも『希』という字がつくんだな。 『死にたくない』という気持ちは『生きたい』にならないが 生きなければいけない理由は『死にたくない』になり得る。 と思っている。 命を綺麗なものとして捉えすぎてしんどい人だっている。 死にたい死にたいと思っていた頃がある。 死にたいと思う時、 人間は怒っているのだそうだ。 悲しいのも、寂しいのも絶望しているのも その下には怒りがあるらしい。 このクソみたいな世界に。 この世に自分を産み落とした存在に。 ただ生きながらえている

          希望ちゃんと希死念慮ちゃん

          今年一番嬉しかったことは彼氏が洗い物をしてくれたことだったかもしれない。

          大晦日にもなって この年末の気忙しい日にもなって 洗いものをしながら 「彼が洗い物してくれたの、嬉しかったなぁ。」としみじみ思った。 ワンオペというのはめんどくさいの集合体みたいな顔をしていて、 そして私は洗い物と洗濯と掃除が苦手だ。 最悪だ。わたしとワンオペの相性が悪すぎる。 お風呂掃除も嫌い。 何なら食べたり眠ったりするのも面倒くさい。 毎日毎日365日、同じ時間に同じものを食べて暮らしたいし、 毎日眠る時の死んでいく感じが本当に怖い。 「もし子供を産んでいなかっ

          今年一番嬉しかったことは彼氏が洗い物をしてくれたことだったかもしれない。

          寂しいと泣く時、あの人もまた寂しいと泣いている。

          波動は共鳴する。 類は友を呼ぶし、風邪はうつる。 感情も共鳴する。 全部、自分。 全部、原因があって結果がある。 「なんでわかってくれないの。」って泣く時 その相手もまた、同じように 「なんでわかってくれないの。」って思ったことがある。 だから『理解』という扉を閉じた。ということ。 「ねえ、あなたも、わたしに”わかってもらえない”って感じたことある?」って聞いたことはある? 子供が何も話してくれないと怒る時 その前にもう、 「お母さん、何もかまってくれない」と子供の方

          寂しいと泣く時、あの人もまた寂しいと泣いている。

          心配事

          亡くなったうちの祖母も まだ元気なうちの母も 寝ている時に 「ぷすー」と言う。 いびきの子分だと思うんだけど 吐く息の何回かに一回 「ぷすー」と言う。 母は私が小さい頃は、言ってなかったように思うんだけど こないだたまたま母が昼寝をしてるとこに同席してて気がついた。 「ぷすー。」 (ぷすーって言った!!!!!) (おばあちゃんとおんなじや。。。) おばあちゃん→おかあさん ときたら →私。じゃないか。 えーやだー。 なんか、他のどんなことは似てもいいけど こ

          憧れられたい。

          「母ちゃん、かっこええ。。。」という視線を、 息子にもらったことが、一度だけある。 近所のうどん屋さんに行った時に、 以前働いていたドラッグストアによく来てくれていたご夫婦に会った時。 このご夫婦は、お二人とも耳が聞こえない。 私は登録販売者で、手話が使えるので このお二人がいらした時は、手話でお薬の相談にのっていた。 時々は、(本当はダメかもしれないけど) 携帯会社に代わりに電話をかけたり、というようなこともしていた。 仕事を辞めて数年経つのに、覚えてくれていて、

          憧れられたい。

          人生の分量と容量

          家族や、兄弟や、恋人や 結婚した相手が 自分のことをわかってくれないっていう人を見ると ああ、この人は 他人と関わる分量が多い人なんだなって思う。 人生には容量みたいなものがあって それぞれの成分の量が 生まれてきた時から決まっている。 すごく働く人生。 そうじゃない人生。 病気ばかりする人生。 そうじゃない人生。 いつも他人がいる人生。 そうじゃない人生。 私はいつも他人がいない人生、だと思っている。 「わかってもらえないと泣いた。」 みたいな経験が、あまりな

          人生の分量と容量

          嬉しかったこと

          今日はとってもいいことがあった。 いい感じのコートが欲しくて 服屋さんを物色していた時のこと。 あるコートが目についた。 ちょっと長めのステンカラーのコート。 色は真っ黒でカジュアルにもキレイめにもいけそうな。 手に取ってみる。 (重い。) コートで重たいのはだめだ。 可愛いさで買ってもきっと着なくなる。。。 ”おしゃれは我慢”は、25までだ。 と、自分に言い聞かせながら、かけてあったところに戻すと、 同じコートを見ていたショートカットの白髪のご婦人が 「あら、こ

          嬉しかったこと

          見た目コンプレックスの着地点はどこにあるんだろう。

          携帯の写真フォルダーを開いたら、 この記事の画像の写真がなぜかでてきた。 2年ほど前の私だ。 だから、見た目のコンプレックスのことを書こうと思った。 生まれてこの方、自分のことを綺麗だの可愛だのと思えたことがない。 本当に、ない。 どうしてなんだろうと思う。 特に”顔”。 もう50歳を前にして、受け口の矯正をしているのだってそう。 『ここさえよくなれば』的な考えって、 ちょっと危ない。 ってこともわかっているけれど。 口を開けて笑っている写真は、 記憶の限り、1枚

          見た目コンプレックスの着地点はどこにあるんだろう。

          いつのまにか、追い越されていた。

          昨日のことです。 近所のドラッグストアに行ったら、 ”あつまれどうぶつの森”のポケットティッシュが割引になっていた。 「いいんじゃない。」と反射的に買い物カゴに入れそうになって やめた。 子供が小さい頃、 ティッシュや、歯磨きコップや、学校のものも キャラクターがついたものを選んでいた。 喜ぶだろうなって思って買っていた。 でも最近うちの子は、 キャラクターじゃなくてもいいらしい。 何なら、キャラクターは嫌らしい。 ハンカチも無印のハンカチタオルだし、ティッシュ

          いつのまにか、追い越されていた。

          なぜなの。

          なぜ、 『元銀座ホステス』の響きは上品で、 なにかやってくれそうな凄みがあるのに、 『元風俗嬢』の響きはそうはなれないんだろう。 ってちょっと思った。 私の中だけで、かもしれないけど。