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ろくに化粧をしていない時に限って誰かに会う現象に名前をつけたい

ひるまなかった。

ということに、後で気がついて嬉しかった。

元彼の友達にばったりあった。
12年ぶり?13年ぶりとか。そのくらい。

元彼とその友達はとても仲が良かったので、
一緒にいるとこに私が入ることもよくあった。

今日ものすごく久しぶりに会って、
後になって、ひるまなかったなって思ったのは、

あの頃私は、いつも誰に対しても
下から見上げていたなって気がついたから。

どう思われるだろうとか
嫌われないかとか
いつも気にして、どこにいても誰といても
楽しいのに疲れ果てていた。

と、今日わかった。遅すぎである。

きっとそれなりに
一瞬楽しいことや、自分を好きになることもあったと思う。

でも、今日その彼と会って
自分がすごく胸を張っているなって感じた。

心地よかった。

時間が経っていて、良かった。
いろんなことがあって、良かった。


問題は、私がろくに化粧をしてなかったこと。

ろくに化粧をしていない時とか、
気の抜けたちっともおしゃれじゃない格好
(自分の持っている服の中で、一番か二番を争うダサい格好)の時に
誰かに会うのはなぜなんだろう。

ああ。

本当に。

そして、なんで元彼じゃなくて
元彼の友達なんだろう。

元彼は元気なんだろうか。
知らんけど。
32歳の時に付き合った23歳の男の子だった。
だからもう40歳のいい大人になっているはず。

斎藤工にそっくりで、
いまだにうちの母は、斎藤工をみては
「〇〇くん元気かな」とか言う。

そうかな。
本当に似てたのかな。
思い出って何割も美しいから
きっと本当は
微妙な斎藤工だったんだと思う。


まぁ。
本当にどうでもいいことだ。

今度から、出かけるときは
きゅうりを市場に持っていくだけの時でも
きちんとしようと思う。



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