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笑う鬼

こないだ久しぶりに『さくらん』を見て
久しぶりにムキーっっ(怒)てなった。

ムキーーっってなるなら見なけりゃいいのに。


主人公で花魁のきよ葉が、好きな人に会いにいくシーンがある。

その人は、お客さんで
きよ葉は本当にその人のことを好きになり、
二人は愛し合っていた。

だけど、その相手は、いつしかきよ葉に会いにこなくなり、
きよ葉は思い切って、その人に会いに行きます。

花魁が誰かに会いにいくってよっぽどのことだと思うのですが、
その時に、その相手は、自分に会いにきたきよ葉を見て、優しく笑うんですね。
それを見てきよ葉は全てを理解し、
そして「笑う鬼だ。」と心で呟くシーン。

腹立つよねぇ。。。
この相手は、結局、遊びだったというのが、映画のストーリーですが、

最初から遊びだったわけじゃなくても
こういう人はいます。優男。ってやつ。

ちゃんとふらない男。
きよ葉のように、全部わかって忘れる決心ができたらいいけど、
いつか彼が真剣に向き合ってくれると信じて
何年も思い続けている人って結構いる。


付き合いもしない。
でもちゃんとふりもしない。
誘ったら寝る。
女の子に気持ちがあるのをわかってて、
だけどそれには答えない。という男のことを、
私は『鬼』だと思ってる。

優しいけど
本当に欲しいものをくれない人。

でもまぁ、鬼はすごく、色気があるんだけどね。

こっちが太刀打ちできるほどの恋愛スキルがないなら、
相手にしないほうがいい。




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